ラグジュアリーなスターベンチャーとバガーなスターイルーダーだよ。
■プレスリリース
”ヤマハ発動機株式会社は、空冷Vツイン1,854cm3エンジン搭載のクルーザーカテゴリーのフラッグシップモデル「Star Venture」を2017年8月から北米で発売します。”
”「Star Venture」は“信頼性と走りの楽しさを備え、より快適に長距離ツーリングを楽しめるモデル”を望む近年の市場の声を反映して開発しました。最新の電子制御技術に加え、大型スクリーンやツアートランクを備えるフルドレス仕様で、スタンダードに加え、より長距離を楽しめる機能を備えたトランスコンチネンタルの2種のパッケージを設定しました。”
”なお、“インフォテイメント”のオーディオシステムは、走行中の音響効果を重点に、ヤマハ株式会社との共同作業にて作り込みを行いました。 ”
引用元:米国二輪車総需要の約半数を占めるクルーザーカテゴリーへの新製品 北米向け新型クルーザーモデル「Star Venture」を発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社
全文はヤマハのプレスリリースでどうぞ。
今のところ日本やヨーロッパでの発売については言及されていませんね。
■価格
・スタンダード:2万4,999ドル(約275万900円)
・トランスコンチネンタルオプションパッケージ:2万6,999ドル(約297万1,000円)
■発売日(アメリカで)
2017年9月(日本のヤマハはアメリカで8月発売って言ってるよ)
■スペック
・トルク:171.0Nm/2,500rpm
インチとかガロンとかなじみが無いので、なじみのある単位に直したよ。
しかしながら項目によって小数点以下を四捨五入してるものもあれば、切り捨ててるものもありますので、地味に違ったりすると思うの。
■装備
・ライドバイワイヤ(YCC-T)
・トラクションコントロール
・ライディングモード(ツーリング、スポーツモード)
・クルーズコントロール
・アシスト&スリッパークラッチ
・トランスコンチネンタルオプションパッケージ(オプション)
GPSナビゲーション、シリウスXMラジオ(衛星、インターネット放送)、追加のスピーカー、ヤマハエクスクルーシブデュアルゾーンオーディオコントロール、スタンダードなLEDフォグライト、追加のオンボードストレージ、セキュリティーアラームを追加で装備。
・新型6速ギアボックス
長距離走行のニーズに合わせて作られており、6速で121km/hの時は2,750rpmで、ウルトラスムーズに走行出来る。
・吸排気系、カムプロフィール、ポート形状等も新設計
・ヤマハシュアパークシステム
電動モーターが装備されており、ハンドルバーのスイッチで前進、後退が出来る。
・予備の電力
引用元:米国二輪車総需要の約半数を占めるクルーザーカテゴリーへの新製品 北米向け新型クルーザーモデル「Star Venture」を発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社
・最先端のインフォティメントシステム
7インチのフルカラーLCD液晶タッチパネルがメーター(横)についており、タッチ、ハンドルバー(スイッチ)コントロール、音声コマンドで制御出来る。
車両の制御やデータの確認、様々な音源、ワイヤレスブルートゥースコミュニケーションオプションにアクセスできるようになっている。
ロックできるカウルストレージ内にはUSB電源およびインターフェイスポート(AUX)が装備されている。
・空気圧監視システム
前後輪に空気圧監視システムが装備されており、メーターに現在の空気圧の情報が表示され、空気圧が低下した場合は警告してくれる。
・色々と調整可能
ブレーキとクラッチレバーは5段階、背もたれは3段階、パッセンジャー用のフロアボードは2段階調整できる
・優れたエアロダイナミクス
・色々暖かい
グリップ、ライダーとパッセンジャーのシートと背もたれが暖かくなるよ
・LEDライト
LEDテールランプ、LEDウィンカー、4連LEDヘッドライトを装備。
・デカいラゲッジシステム
・荷室は電気式ロック
・スマートキー
その他色々あるよ。上記は一部です。
カウルストレージ的な。USB電源とステレオジャックついてますね
パニアケースやトップケース付き。全部で38ガロン以上(143.8L)だとか
スマートキーだよ。
1,854ccのエンジン。レイダー系ですね。
”吸排気系、カムプロフィール、ポート形状などを新設計し優れたトルク特性、吸排気サウンドを実現。”
引用元:米国二輪車総需要の約半数を占めるクルーザーカテゴリーへの新製品 北米向け新型クルーザーモデル「Star Venture」を発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社
ギアボックスも新しい物ですが、その他色々と新しくなってるぞ。
4連LEDヘッドライト。下のはオプションのフォグランプ。さらに補助灯とか追加できるよ(オプション)
ウィンドディフレクター的な
メーター中央の7インチディスプレイはタッチ操作できるタイプ。
■アクセサリー
LED補助灯:459.99ドル
LEDフォグランプ:359.99ドル
ツーリングバックレスト:249.99ドル
トランクラック:249.99ドル
ロアーウィンドディフレクター:249.99ドル
サドルバッグプロテクター:179.99ドル
ミドルウィンドスクリーン:169.99ドル
■動画
公式PV
エンジン解説
装備等解説
快適装備等解説
インフォティメント解説
開場でお披露目された時の動画
大体そんな感じです。
その他詳細や画像は公式ページで確認してね。
勝手にV4だろうなーって思ってましたが、V2でした。
排気量等同じですので、レイダー系エンジンでしょうね。
ゴールドウィングやハーレーのでっかい系の対抗モデルでしょうか。
個人的には見た目が好きですね、ちょっと悪そうでかっこいい。
アメリカで発表されましたが、日本やイギリス等では発表されていません。
日本でも発売されると良いな…私は買えませんけど、一度は見てみたいですね。
■9月7日追記:派生モデルのStar Eluderが発表されました
引用元:2018 Yamaha Star Eluder Transcontinental Touring Motorcycle - Model Home
バガースタイルなStar Eluderが発表されました。派生モデルですね。
公式ページはこちら。
■カラー
こちらはインパクトブルー
レイブン
リキッドシルバー
引用元:2018 Yamaha Star Eluder Transcontinental Touring Motorcycle - Model Home
カラーは上記3色です。
■価格
・スタンダード:2万2,499ドル(約245万9,600円)
・GTオプションパッケージ:2万3,999ドル(約262万3,600円)
GTオプションパッケージにつく物は以下の通り
ちなみにスターベンチャーはスタンダードで2万4,999ドルなので差額は1,500ドル(約16万4,000円)です。
この差の理由ですが、結構装備がオミットされてます。
■スターベンチャーとの装備の変更点
ちなみにいつもの比較GIF画像
変更点ですけど…
・リアボックスなし
・タンデマー用背もたれなし
・リアスピーカーなし
・フォグライトなし
・エンジンがブラック
・マフラーがメッキから艶消しブラック
・ホイールがブラック
・フロントのディフレクターなし
・スクリーン短くなった
・Sure-Parkなし
・スクリーンの電動調整機能なし
・グリップヒーターなし
・空気圧モニターなし
・重量が82lb軽くなった(約37.2kg)
・全長、全幅、全高が小さくなった
大体上記の通りかと思います。
■動画
公式PV
装備がオミットされていますが、省かれたのは便利機能的な部分ですので、そこまで大きな違いはないですね。
こちらのスターイルーダーとスターベンチャーはヨーロッパでも日本でもアナウンスされていませんが、アメリカ専売モデルって感じでしょうか?
恐らくは排ガスの関係で、売れないって感じですかね…
一度は現物見てみたいですね。凄そう。
こんなでかいバイクを自分で運転する自信は無いので、上手な人にタンデムさせてもらいたいゾ