日本国内モデルのWR125Rが正式発表されました。結構早めに来ましたね。
2026年モデルのWR125Rのリリース
ヤマハ発動機販売株式会社は、幅広い路面状況に適応するマルチポテンシャルを備えたオン・オフモデルの新製品「WR125R ABS」を2026年1月30日に発売します。
主な特徴は、1)日常使いからオフロード走行まで、幅広いフィールドでさまざまな乗り方に呼応する水冷・SOHC・4バルブ・VVA(可変バルブ)・FI・124cm³エンジン、2)フルサイズ(250ccクラス)同等のフロント21インチ・リア18インチホイールやオフロードでの高い走破性を発揮する前後サスペンションなどの足回り、3)自由度の高いライディングポジション、4)ヤマハオフロードモデルらしい特色を備えたデザイン、5)着信通知/燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリ「Y-Connect」との連携などです。
原付二種クラスのオン・オフモデル「WR125R」新登場~ヤマハオフロードワールドへ誘う入門モデル~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
2026年モデルのWR125Rのカラーラインアップ
ディープパープリッシュブルーソリッドE
ヤマハブラック
2026年モデルのWR125Rの画像
こちらはヨーロッパ仕様の画像ですが、どうやらWR125Rに関してはヨーロッパ仕様と日本国内仕様は同じものっぽいです。違いはヘルメットホルダーぐらいですかね。
YZF-R125やMT-125はヨーロッパ仕様と日本国内仕様で装備が結構違います。
125ccフルサイズのオフ車です。久々ですね。いつぶりだろう?
結構コスト意識高そうなモデルですね。流用部品多いし、ポジションがバルブだったりしますし。
2026年モデルのWR125Rのスペック
全長:2,160mm
全幅:840mm
全高:1,195mm
ホイールベース:1,430mm
シート高:875mm
重量:138kg
燃料タンク:8.1L
最低地上高:265mm
エンジン:SOHC水冷単気筒4バルブ
排気量:124cc
ボア×ストローク:52.0mm×58.7mm
圧縮比:11.2
ミッション:6速
馬力:11kW(15PS)/10,000rpm
トルク:11Nm/6,500rpm
燃費:44.8km/L
フロントサスペンション:41mm正立
フロントトラベル:215mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:187mm
キャスター:28°20'
トレール:117mm
フロントブレーキ:267mm/2pot
リアブレーキ:220mm/1pot
フロントタイヤ:2.75-21
リアタイヤ:4.10-18
ヨーロッパ仕様とスペックはほぼ同じです。エンジンスペックが地味に違いますが、恐らくは物は同じだと思います。
ヨーロッパ仕様の最低地上高が240mmなのが謎です。日本は265mmですが、見た感じは変更点なさげですし…ヨーロッパ公式の間違いかな?
2026年モデルのWR125Rの装備
2026年モデルの新型WR125Rのエンジン
- YZF-R125系エンジン
- VVA:可変バルブ機構
VVA搭載の方のエンジンになりました。旧型のWR125RはVVA採用されてなかったよ。
アシスト&スリッパークラッチは記載ありませんので、採用されてないと思います。
2026年モデルの新型WR125Rの電子制御
- ABS:フロント1ch
フルサイズでは珍しいフロント1chABSです。オフ車だからあえてでしょうね。
トラクションコントロールに関しても記載がないので採用されていないみたい。オフ車ですしね。
2026年モデルの新型WR125Rの車体
- セミダブルクレードルフレーム
- KYB製フロントフォーク
- リンク式モノショック:恐らくプリロード調整可能。WR155Rがそうなので。特に記載がないけども…
- タイヤ:ダンロップD605
- ヘルメットホルダー
WR155R系フレームですね。昔のWR125Rも同じかな?
ヘルメットホルダーを車体左側に装備しています。ヨーロッパ仕様にはありません。日本独自装備ですね。
リアサスペンションは調整可能とか記載はありませんが、見た感じプリロード調整出来そうなデザインですよね。たぶん出来ると思う。
2026年モデルの新型WR125Rの電子機器
- デジタルメーター
- スマートフォン連携
- LEDヘッドライト
- LEDテールランプ
タコメーターやギアポジションインジケーターも採用されているメーター。
スマートフォン連携も採用されています。ナビはないよ。
LEDヘッドライトはどうもMT-09と同じものっぽいです。似てるので。
テールランプに関してはTenere700と似てます。恐らくは同じものかな?
2026年モデルの新型WR125Rの純正アクセサリー
ローダウンシート WR125R '26~ | ヤマハ発動機グループ ワイズギア
ローダウンシート(1万9,800円)で-30mm、ローダウンリンク(7,700円)で-40mmで合計70mmローダウン出来ます。実質シート高805mmです。すごい。
上記の通りに169cmの方でかかとが浮いてる程度ですので、大体の方は問題ない足つきになるのでは?
2026年モデルのWR125Rの価格
2026年モデルのWR125Rの価格
- WR125R:53万9,000円
- YZF-R125:51万7,000円
- XSR125:50万6,000円
- MT-125:49万5,000円
YZF-R125系のモデルでは一番高価です。あら。
ヨーロッパでは結構昔から存在していましたし、インドネシアではWR155Rが存在していますが、単独の車体だからでしょうか。
2026年モデルのWR125Rの販売計画台数
- WR125R:1,300台
- YZF-R125(2024):1,000台
- MT-125(2024):800台
- XSR125(2024):3,000台
YZF-R125系の初年度の販売計画台数は上記の通りです。
XSR125に続いて2番目ですね。
1,300台です。大体こんなもんでしょうね。
2026年モデルのWR125Rの発売日
- 2026:2025年12月18日発表、2026年1月30日発売
大体そんな感じです。
そういう感じでWR125Rの日本国内モデルが発表されました。
オフロードカスタマイズコンセプトからそれなりに時間がかかりましたが、比較的早めの発売ですね。めでたい。
久々のフルサイズの125ccオフロード車ですのですが、どれぐらい人気が出るのか気になりますね。

















