2026年モデルの新型Z900RSが正式発表されましたので、スペックや装備等まとめました。
2026年モデルのZ900RSのカラーラインアップ
2026年モデルのZ900RS
キャンディトーンレッド
2026年モデルのZ900RS Black Ball Edition
エボニー
2026年モデルのZ900RS SE
メタリックスパークブラック
ついでに日本国内仕様の2026年モデルのZ900RSのカラーラインアップ
Z900RS CAFE
メタリックスパークブラック
Z900RS Black Ball Edition
エボニー
Z900RS SE
メタリックスパークブラック
海外だとCAFEがいないみたい。かわりに無印がいる。無印好き。あと海外仕様のSEはドライブレコーダーついてないよ。
2026年モデルのZ900RSのスペック
2026年モデルのZ900RSのスペック
全長:2,100mm
全幅:865mm
全高:1,150mm
ホイールベース:1,465mm
シート高:835mm(810mm)
重量:216kg
燃料タンク:17L
最低地上高:135mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:948cc
ボア×ストローク:73.4mm×56.0mm
圧縮比:11.8
ミッション:6速
馬力:85.0kW(116PS)/9,300rpm
トルク:98.0Nm/7,700rpm
燃費:20km/L
排ガス規制:euro5+
フロントサスペンション:41mm倒立
フロントトラベル:120mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:140mm
キャスター:°
トレール:98mm
フロントブレーキ:300mm/4pot
リアブレーキ:250mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:180/55ZR17
皆さんスペックは同じみたい。
こちら海外仕様なのでシート高や全高が高いですね。日本国内仕様はローシートでローハンドルです。
2026年モデルのZ900RS SEのスペック
- シート高:845mm(820mm)
- 最低地上高:140mm
シート高と最低地上高がSEは高いです。リアサスの分ですかね。
日本国内仕様のZ900RSのシート高
タックロール部分にウレタンを盛り込んだことでクッション性を向上。その代わりローシート(日本仕様)で従来のシート高800mmから新型では810mmになっているが、クッションストロークが大きめに取ってあることから足着き性に大きな変化はないという(ジャパンモビリティショーの現場で説明スタッフが言及)。
ヤングマシンさんにメディア向けっぽい公式画像が載っているのですが、それによると日本国内仕様のZ900RSのシート高は810mmです。SEは820mmですね。
2026年モデルのZ900RSの装備
Z900RSのエンジン
- Z900系エンジン:低中回転域でのコントロール性向上、高回転域のパワーアップ
- アシスト&スリッパークラッチ
- 排気系変更:伸びてる
- 恐らく吸気系変更
- ECUセッティング変更
- カムプロファイル変更:Z900がそうなので
新型Z900はカムプロファイルが変更されていますので、Z900RSに関しても同様でしょうね。同系エンジンなので。
Z900系エンジンですが、多少エンジンスペックが変更されています。Z900は124PS/9,500rpmです。トルクは同じ。吸排気系やECUのセッティングの違いかなと思います。
こちらブラックボールの排気系。部分的に耐熱ブラックになっています。他はヘアライン仕上げで、SEはバフ仕上げです。3種類あるね。
Z900RSの電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:【3モード/ユーザー】
- トラクションコントロール:3レベル/オフ
- ABS:コーナリング
- クイックシフター:上下
- クルーズコントロール
- 【パワーモード:2レベル】
【】はZ900の値を入れています。他はZ900RSの値です。
クイックシフターは標準装備のようです。恐らくは日本国内仕様も。
電子制御の謎
海外公式ページにパワーモードの記載がありませんので、採用されていない可能性があります。Z900には採用されています。
他の海外公式ページだと、Z900とZ900RSの両方ともパワーモードの記載がありません(実際はZ900には採用されている)ので、よくわからないですね。
個人的にはわざわざ分けるほうがコストかかりそうだと思いますし、オミットする意味があんまりないと思いますので、Z900RSにもパワーモードは採用されていると思いますが…
あーでもメーターの表示的にはライディングモードやパワーモードがオミットされている可能性もありそうですね。パワーモードないならライディングモードもないでしょうし。
たぶんパワーモードとライディングモードないのかも。メーターに載せるところ無いし。
→日本と海外の公式ページ見た感じは採用されてないと個人的には判断しました。
Z900RSの車体
- トレリスフレーム:たぶん現行と同じ
- フロントフォーク:伸/圧/プリロード
- リアサスペンション:伸/プリロード
- フロントキャリパー:ラジアルマウント4POT
- 新型シート
- ナローハンドル、ローシート(日本国内仕様)
こちらは海外仕様のハンドルかなと思います。
車体は基本的に現行と同じですね。
Z900RSの電子機器
- LED灯火器類
- アナログメーター
- スマートフォン連携
- ETC2.0(日本国内仕様)
こちら新型のメーターです。レッドゾーンが1,000rpm上になってますね。
こちらは旧型のメーター。
液晶部分は見た感じ同じに見えますけど、どこかしらに表示が追加されてるんだと思います。モードとかそういうの。→そもそもモードとかなさげ?
ちなみに文字盤にクルーズコントロールの表示が追加されてますね。
ハンドルスイッチ類が変更されました。
Z900RS SEの装備
- USB C電源:ハンドルについてるいつもの奴
- ドライブレコーダー(日本国内仕様):GPSタイプ
- ブレンボブレーキ類:ディスク、キャリパー、メッシュホース
- リアオーリンスS46
- エンジン一部外観
- サイドカバーのエンブレム
- バフ仕上げの排気系
ドライブレコーダーは日本国内仕様専用装備です。
旧型と同じく、ブレーキ類とリアサスが変更されています。
SEのみサイレンサーとヒートガードがバフ仕上げになっています。
2026年モデルのZ900RSの日本国内仕様の価格
2026年モデルのZ900RSの価格
- Z900RS SE:183万7,000円
- Z900RS Black Ball Edition:152万9,000円
- Z900RS CAFE:154万円
おー価格控えめですね。かなり頑張ってくれたんだと思います。CB1000Fいますしね…
ちなみに現行Z900は148万5,000円なので、価格差は4万4,000円しかありません。
ちなみに現行モデルの価格
- Z900RS SE:170万5,000円
- Z900RS:148万5,000円
- Z900RS CAFE:151万8,000円
新旧Z900RSの価格差
- Z900RS SE:+13万2,000円
- Z900RS Black Ball Edition:+4万4,000円
- Z900RS CAFE:+2万2,000円
SEはドライブレコーダーやUSB C電源とかあるので、結構値上げしてますね。
ちなみにZ900(2024)から新型Z900(2026)になったときには20万9,000円の値上げでした。
そういう感じなので、Z900RSはかなり控えめな価格設定になっていると思われます。Z900と比べてもわかりますよね。
ちなみにCB1000Fは139万7,000円ですので、Z900RSとの価格差は13万2,000円です。Z900RSはカワサキケア込ですけどね。
2026年モデルのZ900RSの発売日
2026年2月です。
詳細な日程は記載ありませんが。
2026年モデルの新型Z900RSと旧型の比較・変更点まとめ
新旧Z900RSのスペックの比較
- ホイールベース:1,465mm / 1,470mm
- 重量:216kg / 215kg
- 最低地上高:135mm / 130mm
- 圧縮比:11.8 / 10.8
- 馬力:85.0kW(116PS)/9,300rpm / 82.0kW(111PS)/8,500rpm
- トルク:98.0Nm/7,700rpm / 98.5Nm/6,500rpm
- 燃費:20km/L / 19.2km/L
- 排ガス規制:euro5+ / euro5
海外仕様のスペックの比較です。日本国内仕様は全高とシート高が変わると思います。他は基本的に同じでしょうね。
馬力が5PS上がっています。トルクは0.5Nm下がってる。燃費は0.8km/L良くなってる。
ホイールベースや最低地上高の違いはよくわかりませんね。サスセッティングが変更されているのでしょうか?
新旧Z900RSのギア比・変速比の比較
- 2.600 / 2.917
- 1.950 / 2.059
- 1.600 / 1.650
- 1.389 / 1.409
- 1.217 / 1.222
- 1.069 / 0.967
ギア比はすべて変更されています。
- 二次減速比:15/43 / 15/42
リアスプロケットも変更されていますね。へー
新旧Z900RSの電子制御の比較
- スロットル:電子制御 / 機械式
- トラクションコントロール:3レベル/オフ / 2レベル/オフ
- ABS:コーナリング / 普通
- クイックシフター:上下 / 無し
- クルーズコントロール:あり / 無し
- ライディングモード:【3モード/ユーザー】 / 無し
- パワーモード:【2レベル】 / 無し
モード数等は現状不明なので仮(Z900のもの)ですが、機能自体は大体同じですので。
旧型はABSとトラクションコントロールだけでしたが、新型はIMU採用で電子制御が盛られています。
ライディングモードとパワーモードに関しては現状不明なので、Z900の値をのまま入れています。わかり次第修正しますね。
新旧Z900RSの装備の比較
- メーター改訂
- スマートフォン連携:あり / 無し
- 排気系変更
- 恐らく吸気系変更
- カムプロファイル変更
- ECUセッティング変更
- 6軸IMU:あり / 無し
- シート変更
- ハンドル(日本国内仕様):ナローハンドル(シートに合わせてる) / 普通
- 鍵:防犯性高いやつ / 普通
- ドライブレコーダー(日本SE):あり / 無し
- 恐らくサスペンションセッティング変更
物理的な装備は大きな変更はないですね。たぶん吸気も変わってると思う。
シートがいい感じになってる事と、ハンドルがローシートに合わせた低い奴になってますね。流石売れてるモデルは違いますね。
新旧Z900RSのデザインの比較
新旧Z900RSのデザインの比較
- ハンドルスイッチボックス変更
- 排気系変更
- シート変更
- ラジエーター変更
- タンクのグラフィック地味に変更
- リアアクスルシャフトにピンついてる
サスペンションのストロークは前後変更無いのですが、見た感じはセッティング変わってそう?どうなんでしょうね。
ほとんど見た目変わりませんが、ラジエーターの大きさと、サイレンサー部分の長さで判断できそう。
日本国内仕様と海外仕様の比較
- ローシート
- ナローハンドル
日本国内仕様のSEと黒玉はシートがローシートですが、ハンドルも上記の通りにナローになっています。
シートだけ低いとポジション変な感じになりますもんね。ハンドルをシートに合わせて低いもの用意してくれたんだと思います。
私は乗ってるバイクはあんこちょっと盛って、ちょっとアップなハンドルにしましたが、それでちょうど良くなりました。ハンドルとシートとステップの関係ってなんか難しいよね。
大体そんな感じです。
装備もスペックいい感じで、デザインはそのまま、価格は明らかに頑張ってくれています。
新型もいい感じですね。やっぱり間違いない選択だと思います。
CB1000Fとは方向性が微妙に違いますので、棲み分け出来ている印象ですが、いい感じに競い合ってくれそうですね。おかげでどちらも価格が比較的安価に設定されている様ですし。
たぶんどちらも初年度のバーゲンプライスで、毎年地味に値上げしていくパターンだと思います。なので欲しい色が出てる人は早めに買ったほうが良いと思う。
そういえば無印って日本でアナウンスされていませんが、日本では出ないんですかね?不思議ですね。
































