2026年モデルの新型CB125Fが発表されました。以前記事にした新型SP125のヨーロッパ仕様ですね。
2026年モデルのCB125Fのカラーラインアップ
インペリアルレッドメタリック
マットマーベルブルーメタリック
マットアクシスグレーメタリック
2026年モデルのCB125Fの画像
今年1月に発表されたインドのSP125のヨーロッパ仕様ですね。違いはサリーガードとフロントナンバーの有無ぐらいかな?
こういう比較的安価なフルサイズの125ccって日本でも需要ありそうな気がしますけど、実際はそうでもないのでしょうか?日本で売ってないということは需要がないからって事でしょうし。
一時期並行輸入のGN125HとかYBR125とか人気でしたよね。私もGN125Hに乗ってましたけど、価格の割には満足度が高かったです。
恐らくですが並行輸入だから安価なだけで、正規輸入するとそんなに安価にできないんでしょうね。
インド生産の正規輸入モデルって現地価格と比べると結構高価になりがちですよね。日本で求められる品質基準が高く、インド生産って品質に結構ばらつきがあるのかなと思います。
2026年モデルのCB125Fのスペック
全長:2,027mm
全幅:751mm
全高:1,091mm
ホイールベース:1,285mm
シート高:790mm
重量:117kg
燃料タンク:11L
最低地上高:160mm
エンジン:SOHC空冷単気筒2バルブ
排気量:124cc
ボア×ストローク:50mm×63.1mm
圧縮比:10.0
ミッション:5速
馬力:8kW(10.9PS)/7,500rpm
トルク:10.9Nm/6,000rpm
燃費:66.7km/L
排ガス規制:euro5+
0-200m:12.4秒
フロントサスペンション:30mm正立
フロントトラベル:mm
リアサスペンション:ツインショック
リアトラベル:mm
キャスター:26°
トレール:92mm
フロントブレーキ:240mm/1POT
リアブレーキ:130mmドラム
フロントタイヤ:80/100-18
リアタイヤ:100/80-18
2026年モデルのCB125Fの装備
CB125Fのエンジン・電子制御
- 空冷eSPエンジン:ローラーロッカーアーム
- EURO5+適合:O2センサー変更
- ECUセッティング変更
- ACGスターター
- アイドリングストップ:車両の停止時にエンジンを停止、クラッチを離すとエンジンが再始動する。オフ可能
CB125Fの車体
- 鋼管フレーム
- 18インチホイール
- センタースタンド
- リアサスペンション:5段プリロード
- CBS:コンビブレーキ
- チェーン:428サイズ。シールチェーン。インド仕様だとDID製
CB125Fの電子機器
- 4.2インチフルカラー液晶メーター
- スマートフォン連携:Honda RoadSync、簡易ナビ対応。
- USB C電源:メーター左。恐らく5V3A
- 新型LEDヘッドライト
- 新型LEDテールランプ
- バッテリー:4Ahから5Ahになった。実施は6Ahかも。
バッテリーですけど、6Ahとも記載があります。それに旧型は5Ahです。となると5Ahは間違いで実際は6Ahになったのかな?
でも旧型は6Ahとの記載もありまして、何がなんだかわかりません。ヨーロッパはスペックの記載ミスがよくあるので、何が正しいのかわかりません。
ヘッドライトが新しくなりました。なんかサイバー
テールランプもなんか今時です。
4.2インチフルカラー液晶メーターです。125ccの安価なモデルでフルカラー液晶メーター採用ってすごいね。インドで望まれるからかな?
メーター左下にUSB C電源が付いてます。インド仕様は15Wとありますので、5V3Aです。ホンダのUSB C電源は大体そうですし。
2026年モデルの新型CB125Fと旧型の比較・変更点まとめ
新旧CB125Fのスペックの比較
- 全長:2,027mm / 2,020mm
- 全高:1,091mm / 1,103mm
- 重量:117kg / 116kg
- 排ガス規制:euro5+ / euro5
- フロントブレーキ:240mm/1POT / 240mm/2POT
旧型はスペックでは1POTと記載ありますが、写真見る限りは2POTです。よくわからん。
新旧CB125Fの装備の比較
- メーター:フルカラー / モノクロ
- スマートフォン連携:あり / 無し
- アイドリングストップ:あり / 無し
- USB電源:USB C / 無し
- 新型ヘッドライト
- 新型テールランプ
- チェーン:シール / ノンシール?
CB125Fのデザインの比較
- スクリーン変更
- アッパーカウル変更
- ヘッドライト変更
- テールランプ変更
- テールカウル(インナー部分)変更
- リアフェンダー変更
- サイレンサー変更
- サイレンサーヒートガード変更
- エキパイ変更(センサー付いてる)
- フロントフェンダー変更
- フロントキャリパー変更
- プラグケーブル変更(色だけ?)
大体そんな感じです。
現状日本では導入されていないモデルですが、排ガス規制やABS義務化に関してもクリアしてますので、日本で売ろうと思えば売れるタイプのモデルです。
ホンダは125ccのMTモデルは水冷のCB125R、空冷のGROM系のみです。二種類あるので多い方ですね。遠心クラッチのタイカブ系もいますし。
その辺考えるとCB125Fが日本に入ってくる余地はあんまりないかな?
でもCB125Fってヨーロッパでも結構安価(旧型ですけど3,159ポンド)で、GROMは3,999ポンド、CB125Rは4,799ポンドです。その辺考えるとそれなりに需要ありそうな気もするんですけどね。