2026年モデルの新型GSX-R1000Rが発表されました。現行ベースのモデルチェンジです。
→新旧装備やスペックの比較を追加しました。
2026年モデルの新型GSX-R1000Rのリリース
公式ページこちら。英語。
皆さん、この40年記念のバイクでサーキットを走ってくれ!
だそうです。熱すぎ♥
【新商品情報:GSX-R1000R】
「GSX-R1000R」を
2026年から世界各国で発売を開始することを
発表しました✨それに伴い、
GSX-R 40周年記念サイト(国内版)も更新‼https://t.co/vSoYvcjulrさらに明日8月1日(金)から3日間開催される
鈴鹿8時間耐久では実車を世界初展示します☝#スズキ #GSXR pic.twitter.com/ug6gzhmUGE— スズキ株式会社・ 国内二輪公式アカウント (@suzukicojpmotor) July 31, 2025
2026年モデルの新型GSX-R1000Rの画像
2026年モデルの新型GSX-R1000Rのカラーラインアップ
パールビガーブルー/パールテックホワイト
キャンディダーリングレッド/パールテックホワイト
パールイグナイトイエロー/マットステラブルーメタリック
2026年モデルの新型GSX-R1000のカラーラインアップ
パールビガーブルー/パールテックホワイト
パールイグナイトイエロー/マットステラブルーメタリック
モチーフ
- ブルー:初代GSX-R750
- レッド:ラッキーストライク
- イエロー:コロナビール
2026年モデルの新型GSX-R1000Rの画像
オレ達の黄金時代が還ってきました。幻想じゃありませんよ。真実です。
デザインは現行ベースですね。私この形のGSX-R1000R大好きなので嬉しい。せっかくなので下の方で新旧比較しますね。
2026年モデルの新型GSX-R1000Rのスペック
全長:2,075mm
全幅:705mm
全高:1,145mm
ホイールベース:1,420mm
シート高:825mm
重量:203kg
燃料タンク:16.0L
最低地上高:130mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:999.8cc
ボア×ストローク:76.0mm×55.1mm
圧縮比:13.8
ミッション:6速
馬力:143.5kW(195PS)/13,200rpm
トルク:110Nm/11,000rpm
燃費:14.7km/L
排ガス規制:euro5+
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:mm
キャスター:23°20'
トレール:95mm
フロントブレーキ:320mm/4pot
リアブレーキ:220mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:190/55ZR17
2026年モデルの新型GSX-R1000Rの装備
GSX-R1000Rのエンジン
- エンジン改良:下の方に追記しました。
- 可変バルブタイミング機構:SR-VVT
- アシスト&スリッパークラッチ
- チタンマフラー
GSX-R1000Rが出た時はマフラーデカすぎと思いましたけど、最近はマフラーデカすぎバイクが増えたのであんまり違和感はないですね。
あと新型も長くてでかいですけど、デザインが良いと思いました。
GSX-R1000Rの電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:3
- コーナリングABS
- ローンチコントロール
- コーナリングトラクションコントロール:10/オフ
- リフトリミッター
- ロールトルクコントロール
- 上下クイックシフター
- スロープディペンデントコントロール
- スズキイージースタート
- ローRPMアシスト
GSX-R1000Rの車体
- アルミフレーム
- アルミスイングアーム
- タイヤ:ブリヂストンRS11
- ブレンボキャリパー
- カーボンウイングレット(オプション):中空ドライカーボン
- SHOWA BFF
- SHOWA BFRC lite
- 電子制御ステアリングダンパー
車体は現行から踏襲
ドライカーボンのウイングレットです。
グローバルページにも、日本向けの特設ページにもオプションが記載とありますので、どの国でもオプション扱いっぽい?
→日本とグローバルとイタリアだとオプションって記載ありますね。イギリスは恐らく標準装備。
オプションだと初期投資が安くてすむのでありがたいと思う。なんかスズキらしくていいよね。
GSX-R1000Rの電子機器
- リチウムイオンバッテリー:エリーパワー製
- モノクロ液晶メーター
- LED灯火器類
- 6軸IMU
エリーパワーのリチウムイオンバッテリー
メーターはモノクロのままです。
ヘッドライト等も変わらず。この顔好き。
2026年モデルの新型GSX-R1000Rと旧型の比較・変更点まとめ
新旧GSX-R1000Rのスペックの比較
- 圧縮比:13.8 / 13.2
- 馬力:143.5kW(195PS)/13,200rpm / 145kW(197PS)/13,200rpm
- トルク:110Nm/11,000rpm / 117Nm/10,800rpm
- 燃費:14.7km/L / 16.6km/L
- 排ガス規制:euro5+ / euro4
ヨーロッパ新型と日本最終のスペックの比較です。
馬力は-2PS、トルクは-7Nm、燃費は-1.9km/Lです。
まぁEURO4からEURO5+なので、仕方が無いことだと思います。重量が変わらないのは嬉しいですね。
新旧GSX-R1000Rのエンジン・排気系の比較
- スロットルボディ拡大:46mm→48mm
- インジェクター:10穴→8穴
- シリンダーヘッド改良
- 吸気ポート改良
- 排気ポート改良
- ヘッドガスケット形状見直し:耐久性向上
- ピストンヘッド形状変更:圧縮比が13.2→13.8
- ピストンのサークリップの素材変更:耐久性向上
- 新型カムチェーン:現行より幅広
- #1と#4の吸気ファンネル変更:ダブルステージ→シングルステージ
- 新設計クランクシャフト:クランクジャーナルを厚くした
- クランクケース再設計
- バルブリフトカーブ最適化:オーバラップ時間を短縮
- カムシャフト潤滑方式:intermittent lubrication scheme
- 排気バルブ径:24mm→25mm
- マフラー変更:ショットブラスト加工のチタンマフラー
intermittent lubrication schemeが何なのか謎です。知ってる方がいれば教えて下さい。
黄色い部分が変更点だそうです。へー
新旧GSX-R1000Rの装備の比較
- ABSユニット変更:日立Astemoの最新モデル。51g軽量化
- 燃料タンクキャップのOリング改良
- タンデムステップ形状変更
- ナンバー灯の形状変更
- バッテリー:鉛→リチウムイオンバッテリー
新旧GSX-R1000Rの電子制御の比較
- リフトリミッター:あり / 無し
- ロールトルクコントロール:あり / 無し
- スロープディペンデントコントロール:あり / 無し
新旧GSX-R1000Rのデザインの比較
- リアフェンダー
- マフラー
- アンダーカウル
見た目の変更点はこれぐらいでしょうか?
2026年モデルの新型GSX-R1000Rの発売日
ヨーロッパでは2026年春です。
日本も同じぐらいか多少遅れるかでしょうか。スズキは日本は比較的早めなんですけど、DR-Z4系はかなり遅れてますね。なのでGSX-R1000Rがどうなるかは謎。
大体そんな感じです。
そういう感じで新型GSX-R1000Rでした。やったぜ。今日はハーゲンダッツを食べます。
個人的にはデザインが変わらなかったのが嬉しいですね。普通は変わったほうが嬉しんでしょうけど、私はこの形のGSX-R1000Rが好きなので。
EURO5+適合してますし、日本でも確実に発売するでしょうね。
日本での発売も2026年春頃とかでしょうから、気になる方はお近くの販売店さんなりで早めに相談しておいたほうが良いと思います。
にしてもスズキってGSX-8TもGSX-R1000Rも発表しましたけど、EICMAでも何かしら隠し玉があるんでしょうね。なんだろう?