2025年モデルのXSR900が発表されました。マイナーチェンジです。あと日本限定色おる。
2025年モデルのXSR900のリリース
ヤマハ発動機販売株式会社は、"クロスプレーン・コンセプト*¹"に基づく直列3気筒888cm³エンジンを軽量アルミフレームに搭載したスポーツヘリテージモデル「XSR900 ABS」の装備を充実し、2025年モデルとして4月14日に発売します*²。
主な変更点は、1)スマホと"つながる"機能を備え、画面上でナビゲーション機能の使用も可能な5インチTFTディスプレイ*³、2)出力特性・各種電子デバイスの介入度を選択できる「YRC(ヤマハライドコントロール)」、便利な機能を備えたフラッシャーなど、走行支援テクノロジーの搭載、3)KYB製フルアジャスタブルリアサスペンション採用とフロントサスペンションの最適化、4)ハンドル形状の最適化、クッション硬度を変更した新シート、新作ハンドルスイッチ、アジャスター機構付クラッチレバーの採用など快適性・利便性向上です。
スポーツヘリテージ「XSR900 ABS」2025年モデル発売~ナビゲーション機能が使用できるTFTディスプレイ*³採用など、各機能や装備を充実~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
XSR900のカラーラインアップ
2024年モデルのXSR900のカラーラインアップ
【継続】シルキーホワイト
【一応継続】ブラックメタリックX
2025年モデルのXSR900のカラーラインアップ
【継続】シルキーホワイト
【一部変更】ブラックメタリックX
【新色】セラミックアイボリー
2025年モデルのXSR900のスペック
全長:2,155mm
全幅:790mm
全高:1,160mm
ホイールベース:1,495mm
シート高:815mm
重量:196kg
燃料タンク:14L
最低地上高:140mm
エンジン:DOHC水冷3気筒4バルブ
排気量:888cc
ボア×ストローク:78.0mm×62.0mm
圧縮比:11.5
ミッション:6速
馬力:88kW(120PS)/10,000rpm
トルク:93Nm/7,000rpm
燃費:20.9km/L
フロントサスペンション:41mm倒立
フロントトラベル:130mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:137mm
キャスター:25°
トレール:108mm
フロントブレーキ:298mm/4pot
リアブレーキ:245mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:180/55ZR17
2025年モデルのXSR900の装備
XSR900のエンジン
- CP3エンジン
- アシスト&スリッパークラッチ
特に記載無いけど排気系にセンサー追加されてるし、ヨーロッパ仕様は適合してるので、日本国内モデルもEURO5+適合してると思うよ。
XSR900の電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:スポーツ/ストリート/レイン/カスタム×2
- パワーデリバリー:4モード
- コーナリングトラクションコントロール:3モード/オフ
- スライドコントロール:3モード/オフ
- リフトコントロール:3モード/オフ
- ブレーキコントロール:コーナリングABS/普通ABS
- バックスリップレギュレーター:オン/オフ
- クルーズコントロール
- YVSL:スピードリミッター
- エマージェンシーストップシグナル
- クイックシフター:第3世代
トレーサー9GTと一部電子制御違うんスね。へー知らんかった。
XSR900の車体
- アルミダイキャストフレーム
- ハンドル変更
- スピンフォージドホイール
- フルアジャスタブルフロントフォーク
- フルアジャスタブルリアサスペンション:伸/高速圧/低速圧/プリロード
- 位置調整可能なブレーキ、クラッチレバー
- 新型シート:ウレタン柔らかく、座面拡大
- シート表皮:起毛
- タイヤ:ハイパースポーツS23
クラッチレバーにアジャスターついたり
シートが変更されたり
ステップにラバーついたり、前後サスが変更されたり。変更点結構多いよ。その辺は下の方に書くね。
XSR900の電子機器
- 5インチフルカラー液晶メーター
- スマートフォン連携:ナビ対応(全画面というか半分ぐらい)
- 多機能ハンドルスイッチボックス
- USB C電源:メーター横
5インチフルカラー液晶メーターになりました。うれしー
ナビ対応です。一応全画面ナビですかね。ちゃんと地図表示されてますし。
多機能ハンドルスイッチボックスです。これかっけーよね。
2025年モデルのXSR900の価格
2025年モデルのXSR900の価格
- 2023:125万4,000円
- 2024:125万4,000円
- 2025:132万円 / 135万3,000円
税込6万6,000円の値上げです。EURO5+適合しててのこれなら良い方だと思う。変更点多いし。
特別色のアイボリーは通常モデルより3万3,000円高いです。
2025年モデルのXSR900の販売計画台数
- 2022:1,500台
- 2023:未発表
- 2024:1,300台
- 2025:600台
えらく減りました。半分以下です。へー
あ、XSR900GPがいるからか…
2025年モデルのXSR900の発売日
- 2024:2024年4月19日発表、2024年5月20日発売
- 2025:2025年3月13日発表、2025年4月14日発売
大体1年です。
2025年モデルの新型XSR900と旧型の比較・変更点まとめ
新旧XSR900のスペックの比較
- 全高:1,160mm / 1,155mm
- シート高:815mm / 810mm
- 重量:196kg / 193kg
- 燃費:20.9km/L / 20.4km/L
サスとかシートが変わってますので、全高とかシート高変わってるんだと思う。
3kgの重量増はEURO5+関連かな?
新旧XSR900の電子制御の比較
- ライディングモード:3モード/USER×2 / 4モード
- バックスリップレギュレーター:あり / 無し
- スピードリミッター(YVSL):あり / 無し
- クイックシフター:第3世代 / 第2世代
- エマージェンシーストップシグナル:あり / 無し
新旧XSR900の車体の比較
- フロントフォーク:セッティング改訂
- リアサスペンション:低速圧/高速圧/伸/プリロード / 伸/プリロード
- リアリンク変更
- シート変更
- ハンドルバー変更
- ステップ:ラバー付いてる / ついてない
- シフトペダル変更
- クラッチレバー:14段階位置調整可能 / 調整不可
- タイヤ:S23 / S22
新旧XSR900の電子機器の比較
- メーター:5インチ / 3.5インチ
- スマートフォン連携:ナビ対応 / 無し
- ハンドルスイッチボックス変更
- 電源:USB C / 無し
上記の通りに変更点が多いです。あと装備のアップグレードが多い。良いね。
XSR900のデザインの比較・変更点まとめ
新旧XSR900のデザインの比較
- メーター
- メーターステー
- ハンドルスイッチボックス
- シート
- タイヤ
- ステップ
- シフトペダル
- クラッチレバー
- 排気系
- リアサスペンション
- リアリンク
- ハンドル
通常カラーとアイボリーの比較
- シート表皮:ブラック→ブラウン
- フロントフォーク:ゴールド→ブロンズ
- シートステッチ:レッド→ゴールド
このブラウン系のフロントフォークですが、カシマコートです。だから3万3,000円高いんだ。へー納得。
受注期間限定カラーでして、2025年9月30日までです。半年ぐらいある。しかも日本限定カラーです。あら優しい。
大体そんな感じです。
最近のヤマハは価格設定が比較的優しめになってきた感じありますね。ちょっと前まではカラー変更とか、何も変更もなく値上げって感じでしたけども。今までで十分上げてきたから、もう上げなくて良くなったフェーズってことかな?
MT-09系のモデルはスペックや装備の割にお買い得感ありますね。電子制御や電子機器盛々が好きな方には良い選択だと思う。いろんなタイプいるし。AMTすらいるし。