新型Z900とZ900SEが正式発表されました。スロットルバイワイヤになりましたし、IMU搭載です。
2025年モデルのZ900/Z900 SEのリリース
公式PV
日本のリリース
株式会社カワサキモータースジャパンでは、日本時間2024年10月31日に海外で発表されたニューモデル「Z900」について、ただ今国内導入の準備を行っております。国内導入する仕様については現在調整中です。発売時期や販売価格、諸元等詳細な情報については決定次第改めてご案内させていただきますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
基本的に詳細は決まって無いみたい。
【ヨーロッパ】2025年モデルのZ900/Z900 SEのカラーラインアップ
Z900のカラーラインアップ
メタリックスパークブラック×メタリックカーボングレー×エボニー
メタリックカーボングレー×メタリックファントムシルバー×キャンディパーシモンレッド
メタリックムーンダストグレー×メタリックスパークブラック×キャンディライムグリーン
Z900 SEのカラーラインアップ
メタリックマットグラファイトグレー×エボニー×メタリックグラファイトグレー
【アメリカ】2025年モデルのZ900/Z900 SEのカラーラインアップ
Z900のカラーラインアップ
メタリックスパークブラック×メタリックカーボングレー×エボニー
ギャラクシーシルバー×メタリックスパークブラック×ファントムブルー
Z900 SEのカラーラインアップ
メタリックマットグラファイトグレー×エボニー×メタリックグラファイトグレー
2025年モデルのZ900/Z900 SEの画像
2025年モデルのZ900の画像
一つ前のZ900っぽさありますね。キープコンセプトって感じでしょうか。結構角度によって見え方変わってくるタイプですね。
2025年モデルのZ900 SEの画像
やっぱり一つ前のZ900に顔とか似てる気がする。現行よりちょっと丸っこくなりましたね。
2025年モデルのZ900/Z900 SEのスペック
Z900のスペック
全長:2,065mm
全幅:830mm
全高:1,075mm
ホイールベース:1,450mm
シート高:830mm
重量:213kg
燃料タンク:17L
最低地上高:145mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:948cc
ボア×ストローク:73.4mm×56mm
圧縮比:11.8
ミッション:6速
馬力:91.0kW(124PS)/9,500rpm
トルク:97.4Nm/7,700rpm
燃費:20.8km/L
排ガス規制:euro5+
フロントサスペンション:41mm倒立
フロントトラベル:120mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:140mm
トレール:110mm
フロントブレーキ:300mm/4pot
リアブレーキ:250mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:180/55ZR17
Z900 SEのスペック
- 重量:214kg
 
特に記載はありませんがEURO5+適合してると思います。じゃないと来年から売れないので。
2025年モデルのZ900の装備
Z900のエンジン・吸排気系
- アシスト&スリッパークラッチ
 - サウンドチューニング
 - カムシャフト変更:カムプロファイル変更。低回転でのトルク増加
 - ECUセッティング変更:16%の燃費向上
 
Z900の電子制御
- スロットルバイワイヤ
 - ライディングモード:スポーツ/ロード/レイン/ユーザー
 - パワーモード:ロー/フル
 - KCMF
 - コーナリングABS
 - コーナリングトラクションコントロール:3モード
 - クルーズコントロール
 - 上下クイックシフター:1,500rpmから作動する
 
6軸IMUついてるタイプの電子制御です。Ninja 1100SX系と似た感じでしょうか。
Z900の電子機器
- 新型5インチフルカラー液晶メーター:IPS液晶
 - スマートフォン連携:簡易ナビ対応。音声制御可能。
 - LED灯火器類
 - 新型LEDテールランプ
 - 6軸IMU
 
新型メーターです。見た目がなんかシュッとしてるし
簡易ナビも対応しています。
表示がとてもかっこいい。気分上がるね。
Z500と同じヘッドライトですかね。
新型のテールランプです。
テールランプで中央部分が光るのかな?
ストップランプでサイドも光るのかな?
一応Zな形って言って良いのかな?
6軸IMUです。
Z900の車体
- ラジアルマウント4POTキャリパー:NISSIN
 - タイヤ:ダンロップスポーツマックスQ5A
 - アルミサイドシュラウド
 - シート改訂:厚めのウレタン採用
 - アルミファットテーパーハンドルバー
 - サスペンションセッティング変更
 - 41mm倒立フォーク:プリロード/伸
 - モノショック:プリロード/伸
 - 調整可能なクラッチ/ブレーキレバー:5段階
 - 新型ブレーキディスク
 - プレーキパッド材質改訂
 
NISSINのラジアルマウントキャリパーです。
新しいアルミテーパーハンドルです。
SEじゃない方にもアルミのパーツついてる。
新型のシートです。ノーマルの方にもアルミのプレート付いてる。
レバー類は5段階調整です。クラッチもブレーキも。いいね。
2025年モデルのZ900 SEの装備
- USB C電源
 - メッシュブレーキホース
 - ブレンボM4.32ラジアルマウントモノブロックキャリパー
 - Nissinラジアルマスター
 - 41mm倒立フロントフォーク:圧/伸/プリロード
 - オーリンズS46:伸/プリロード
 - シート:2種類のウレタンと高品質なシート表皮、ステッチ
 
USB C電源はハンドルバーマウントではなく、メーターバイザー裏に付いてますね。目立たなくていいね。
旧型SEと同じくブレンボキャリパーです。
リアサスも旧型と同じくオーリンズのS46
ティーザーだとトリプルステッチに見えましたけどダブルステッチですね。すみません。
2025年モデルのZ900/Z900 SEの価格
2025年モデルのZ900/Z900 SEの価格
- Z900:9,999ドル/1万299ドル
 - Z900 SE:1万1,849ドル
 
アメリカ価格だよ。ヨーロッパは未発表。
2025年モデルのZ900/Z900 SEの日本国内価格の予想
- Z900(2024):9,899ドル/1万199ドル
 - Z900 SE(2024):1万1,399ドル
 
アメリカではほぼ値上げありません。100ドルだけ。すげーな。SEに関しては450ドルの値上げ。
Z900に関しては新旧で約1.01倍です。そこから新型の日本国内価格を予想しますと、128万9000円でしょうか。切りよくすると128万7,000円ですかね。
そうなると現行+1万1,000円ですが、日本でそれだけの値上げで収まる可能性は限りなく低いです。
アメリカではほぼ値上げされていませんが、日本では大幅値上げも全然あると思います。たぶんそうなると思う。5万円~10万円ぐらい上がるのでは?根拠ありませんが。
2025年モデルのZ900/Z900 SEの発売日
ヨーロッパでの発売日は2025年3月です。
日本では同じぐらいか、多少遅れるかだと思います。
2025年モデルの新型Z900と旧型の比較・変更点まとめ
新旧Z900のスペックの比較
- 全長:2,065mm / 2.070mm
 - 全幅:830mm / 825mm
 - 全高:1,075mm / 1,080mm
 - ホイールベース:1,450mm / 1,455mm
 - シート高:830mm / 820mm
 - 重量:213kg / 212kg
 - 馬力:91.0kW(124PS)/9,500rpm / 92.2kW(125PS)/9,500rpm
 - トルク:97.4Nm/7,700rpm / 98.6Nm/7,700rpm
 - 燃費:20.8km/L / 17.5km/L
 - 排ガス規制:EURO5+ / EURO5
 
馬力は-1PS、トルクは-1.2Nm、燃費は+3.3km/Lです。パワーは下がってますが、燃費大幅アップは嬉しいですね。航続距離伸びるし。
新旧Z900のエンジン・電子制御の比較
- カムプロファイル変更
 - ECUセッティング変更
 - スロットル:電子制御 / 機械式
 - ABS:コーナリング / 普通
 - トラクションコントロール:コーナリング / 普通
 - クルーズコントロール:あり / 無し
 - クイックシフター:上下 / 上
 - KCMF:あり / 無し
 
新旧Z900の電子機器の比較
- 新型メーター
 - ナビ:簡易ナビ / 無し
 - スマートフォン連携:音声制御 / 普通
 - ヘッドライト変更
 - テールランプ変更
 
新旧Z900の車体の比較
- キャリパー:ラジアルマウント / アキシャルマウント
 - タイヤ:スポーツマックスQ5A / スポーツマックスロードスポーツ2
 - シート変更
 - ハンドル変更
 - サスペンションセッティング変更
 - ブレーキディスク:普通 / ペータル
 - ブレーキパッド変更
 - フレーム一部変更
 
新旧Z900 SEの装備の比較
- USB電源:C / たぶん無し
 - シート:いい奴 / 普通
 
新旧Z900のデザインの比較
新旧Z900のデザインの比較
- フレーム変更
 - リアフェンダー変更
 - テールカウル変更
 - テールランプ変更
 - シート変更
 - タンクカウル変更
 - フレームカバー変更
 - ラジエーターシュラウド変更
 - 顔変更
 - ヘッドライト変更
 - メーター変更
 - ハンドル変更
 - スイッチボックス変更
 - リアディスク変更
 - タイヤ変更
 
フレームはそのままかと思ったのですが、部分的に変更されています。
新旧フレームの比較
- リアフレーム部分変更
 - フロント部分変更
 
リアフレームが多少変更されています。フロントのステアリング近くも部分的に変更されています。新型フレームですね。
とはいえフレームは基本的には新旧似ています。部分的な変更ですね。
大体そんな感じです。
Z900もスロットルバイワイヤになりまして、電子制御もIMUがあるタイプになりました。
ヨーロッパでは人気モデルらしいのですが、価格は結構上がりそうですね。現状ヨーロッパ価格は不明です。
→アメリカではほぼ値上げないので、ヨーロッパでもほぼ値上げ無いのかも。
次年度モデルのZ900RSもこの新型Z900ベースになるんでしょうね。価格結構上がりそう。



























































