アップサイレンサーになってるし、コーナリングライトついてるよ。よさそー
ホンダのプロテクター関連の特許
車両転倒時にマフラープロテクタを利用しながら広範囲の車体カバーを保護できる鞍乗り型車両を提供する。
2022年1月出願の特許です。
鞍乗り型車両は、マフラー(25A)と高さ方向で重なるマフラープロテクタ(53)を備える鞍乗り型車両において、フロントカウル(41)の側方には、フロントサイドプロテクタ(51)が取り付けられ、前記マフラープロテクタ(53)と前記フロントサイドプロテクタ(51)との前後方向の間には、車体カバー(46、47)を備え、前記マフラープロテクタ(53)と前記フロントサイドプロテクタ(51)とは、正面視において高さ方向で重なり、かつ前記車体カバー(46、47)よりも車幅方向外側に位置する。
プロテクター関連の特許です。
金属プロテクターを装備してるよ
金属プロテクター
本実施の形態では、プロテクタ51~53は、ボディサイドカバー46およびリアサイドカバー47よりも強度が高い素材で形成される。すなわち、ボディサイドカバー46およびリアサイドカバー47は樹脂部材であるのに対して、プロテクタ51~53は金属部材であり、簡易に強度を高くし易くできる。
ここで、鞍乗り型車両10が転倒した際には、車幅方向に突出したプロテクタ51~53から地面に接触し易い。プロテクタ51~53は、金属部材であり強度が高いため、破損し難くなっている。よって、鞍乗り型車両10が転倒した際には、プロテクタ51~53が地面に接触して車体を支持し易く、各プロテクタ51~53の近傍のカバーが地面から離間した状態が保持され易くなっており、各プロテクタ51~53の近傍のカバーの損傷が抑制され易くなっている。
また、フロントサイドプロテクタ51とマフラープロテクタ53との下方には、ステッププロテクタ52が配置されている。このため、車両転倒時には、フロントサイドプロテクタ51、マフラープロテクタ53、ステッププロテクタ52により、いわば、三点支持が可能となり、フロントサイドプロテクタ51とマフラープロテクタ53との間のボディサイドカバー46、リアサイドカバー47が保護され易い。
アッパーカウル横の51、ステップ横の52、サイレンサーの53が金属プロテクターだそうです。へー!外装が金属なんすね。珍しいね。
こかした時の事を考えてる
転倒時には、プロテクタ51~53のみが損傷し易い構成であるため、車体カバー全体の交換は不要となり易く、プロテクタ51~53のみの交換で修理を済ませ易くなっている。
上記の通りに三点支持とか転倒した時の事を考えてる構成ですが、プロテクターの交換の事も考えてる構成です。スライダー的な扱いなんですかね。なんか面白いですね。
確かにプロテクター部分の51~53が出っ張ってますね。最初に52が接地して、倒れたら53と51も接地するんでしょうね。
ホンダのコーナリングライトの特許
ヘッドライトおよびコーナリングライトにより、バンク時に、車幅方向で広く照らしつつ地面を明るく照らし易い鞍乗り型車両を提供する。
2022年1月出願の特許です。
鞍乗り型車両は、フロントカウル(41)の下方に取り付けられ、コーナリングライト(64)が一体のヘッドライト(61)を備える鞍乗り型車両において、前記ヘッドライト(61)よりも車幅方向外側下方に前記コーナリングライト(64)を備える。
コーナリングライト関連の特許です。現行モデルはコーナリングライトないよ。
一般に、鞍乗り型車両では、バンク時に、車幅方向で広く照らすことが望ましく、地面を明るく照らすことが望ましい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ヘッドライトおよびコーナリングライトにより、バンク時に、車幅方向で広く照らしつつ地面を明るく照らし易い鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
だそうです。なのでコーナリングライトが結構下の方に付いてるし、横に広がって配置されていますね。
新型X-ADVっぽい
現行X-ADVと比較
- 見た感じは車体はかわらなさそう?
- エンジンも現行ベースっぽい
- ホイールベース延びてるっぽい
- アップサイレンサーになってる
- ハンドル高くなってる
- 車高は多少高くなってる
フレームは変更なさそう
こちら現行X-ADVのフレームの図を反転した奴と特許の図を重ねた比較画像。
上記の通りにフレームは変更が無いみたい。ほぼ一致してるので。エンジンマウント部分の前側が多少違うぐらい?変更があったとしても一部変更とかでしょうね。
現行ベースのマイナーチェンジっぽい
- 外装類の変更
- 金属プロテクター追加
- コーナリングライト追加
- サスペンションの変更もあるかも(ホイールベース延びてそうなので)
- アップサイレンサー
- ヘッドライト変更(DRLが変更されているので)
基本的には現行ベースで、装備のアップグレードって感じですね。
見た感じはレーダー等は採用されていないようです。少なくとも図とか特許にはそういう記載はないよ。
2024年モデルは2023年7月に発表済みですので、恐らくは新型は2025年モデルだと思われます。特許のタイミング的にもそんなもんだと思う。
アップサイレンサーになってたり、金属製のプロテクターついてたり、サス延びてそうなので、結構オフ適性が上がりそうですね。その辺求めてる人にはありがたいモデルチェンジになるのかな。