2023年モデルのYZF-R1 GYTRが発表されました。公認車両のリストに載ってたモデルでしょうね。
2023年モデルのYZF-R1 GYTRのリリース
公式ページこちら。イギリス。
2023年モデルのYZF-R1 GYTRのカラーラインアップ
プライマーホワイト
レース向けなので自分で塗ってねって事ですね。
塗装例もあるよ
塗装例というか、色々とパーツ付けてる車両ですけども。
https://twitter.com/YMUKofficial/status/1567138561274613760
メディア向けお披露目会でのお姿。
2023年モデルのYZF-R1 GYTRのスペック
全長:2,055mm
全幅:690mm
全高:1,165mm
ホイールベース:1,405mm
シート高:855mm
重量:201kg
燃料タンク:17L
最低地上高:130mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:998cc
ボア×ストローク:79.0mm×50.9mm
圧縮比:13.0
ミッション:6速
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:120mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:120mm
キャスター:24°
トレール:102mm
フロントブレーキ:320mm/4pot
リアブレーキ:220mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17M/C (58W)
リアタイヤ:190/55ZR17M/C (75W)
エンジンスペックは未公表です。
その他のスペックは通常モデルと同じです。
2023年モデルのYZF-R1 GYTRの装備
チタン製アクラポビッチエキゾースト
GYTRエレクトロニクスパッケージ
- 軽量なワイヤーハーネス
- プログラム可能なECU:スライド、リフト、エンジンブレーキ等の詳細な設定が出来る
GYTRシャーシパーツ
- レースハンドルバー
- レースリアセット(ステップ類のことだと思う)
- 鍵が無いフューエルキャップ
- ON/OFFスイッチ
- パドックスタンドフック
- GYTRスチールブレーキライン
- GYTRスチールピストンキット
- ブレンボZ04パッド
- OEMキャリパー(ヤマンボって事?)→普通にadvicsっぽいけど。
レースリアセットはコレだと思う。GYTRなステップ類。
キーレスフューエルキャップって書いてあるけど、スマートキーとかじゃなくて、鍵が必要ないタンクキャップです。
GYTRドライブシステム
- 520チェーン
- フロント15T、リア42Tのスプロケット
GYTRボディワーク
- 軽量なグラスファイバーカーボン強化レースカウル
ightweight glass fibre carbon reinforced race cowling
なのでカーボンカウルって事ですかね。FRP系って色々種類あってよくわかんない。
デルタボックスフレーム
フレーム、リアフレーム、ホイール等は通常モデルと同じみたい。
43mmKYBフロントフォーク
画像は明らかにオーリンズサスにブレンボキャリパーですけど…
車両の写真だとKYBにadvicsキャリパーです。なので多分オーリンズやブレンボじゃないと思う。
GYTR PROコンポーネント(アクセサリー)
https://twitter.com/YMUKofficial/status/1567081393921875970
こちらGYTR PROコンポーネント装着車です。大変レーシーです。ここまでいくとなんとなく兵器感ありますね。かっこいい通り越して美しいですね。芸術品の塊。
- カーボンサブフレームキット(シートフレーム)
- スイングアーム&燃料タンクキット
- カーボンカウルセット
- マレリ製エレクトロニクス
- スクリーン
- メーター
等がGYTR PROコンポーネントとして用意してあります。
2023年モデルのYZF-R1 GYTRと通常モデルの見た目の比較
- GBレーシングのエンジンカバーついてる
- ステップ類
- アッパーカウル
- サイドカウル
- アンダーカウル
- テールカウル
- シート
- 排気系
- スクリーン
- 保安部品がない
- レバーガード
- ハンドル
- 一部ケーブルが細くなってる
- ブレーキホース
- チェーン類
地味に色々違います。
日本で売る?たぶん
ヨーロッパではYZF-R6のGYTRとかも売ってますけど、日本では売ってません。そもそもYZF-R6は正規ラインアップされてませんけども。
ちなみに旧型のGYTRは日本に入ってきませんでした。こちらはPRO相当のパーツが最初からついてるスーパーお高級モデルです。
「YZF-R6 レースベース車」を受注生産で発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機
YZF-R6のレースベース車や
「YZF-R1 レースベース車」を受注生産で発売 - 広報発表資料 | ヤマハ発動機
YZF-R1のレースベース車は日本でも受注生産で売ってました。
なので今回のGYTRがこの枠で日本に入ってくる可能性は全然あると思う。レースベース車の代わりになるのでは?
大体そんな感じです。
2023年モデルの新型YZF-R1がFIM公認車両のリストに載ってるってお伝えしましたけど、今回のGYTRの事ですね。
となると2023年モデルでYZF-R1がモデルチェンジする可能性は低いと思います。
ただ2024年からEURO5+がありますので、その前後のタイミングでのモデルチェンジはあるはずだよ。旧型のGYTRもモデル末期で出ましたしね。