2023年モデルの新型MT-03が発表されましたので、旧型と比較しました。
2023年モデルの新型MT-03のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、ロードスポーツ「MT-03 ABS」をマイナーチェンジし、2月24日に発売します。
エンジン性能を維持しながら、平成32年排出ガス規制に適合させました。加えて、機敏で滑らかなシフトアップ操作を支援するクイックシフターを「MT-03」として初めてアクセサリー設定しています。
ロードスポーツ「MT-03 ABS」をマイナーチェンジして発売~エンジン性能を維持しながら平成32年排出ガス規制に適合~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
MT-03のカラーラインアップ
2021年モデルのMT-03のカラーラインアップ
【一応継続】パステルダークグレー
【一応継続】ディープパープリッシュブルメータリックC
【継続】マットダークグレーメタリック8
2023年モデルのMT-03のカラーラインアップ
【一応継続】パステルダークグレー
【一応継続】ディープパープリッシュブルメータリックC
【継続】マットダークグレーメタリック8
2023年モデルの新型MT-03のスペック
全長:2,090mm
全幅:755mm
全高:1,070mm
ホイールベース:1,380mm
シート高:780mm
重量:167kg
燃料タンク:14L
最低地上高:160mm
エンジン:DOHC水冷2気筒4バルブ
排気量:320cc
ボア×ストローク:68.0mm×44.1mm
圧縮比:11.2
ミッション:6速
馬力:31kW(42PS)/10,750rpm
トルク:30Nm/9,000rpm
燃費:25.4km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:37mm倒立
リアサスペンション:モノショック
キャスター:25°
トレール:95mm
フロントブレーキ:2pot
リアブレーキ:1pot
フロントタイヤ:110/70R17M/C(54H)
リアタイヤ:140/70R17M/C(66H)
2023年モデルの新型MT-03の価格
- 2021:65万4,500円
- 2023:68万7,500円
税込3万3,000円の値上げです。平成32年規制に適合しましたので、そんなもんだと思います。最近だと普通。
販売計画台数
- 2021:2,300台(MT-25とMT-03合計)
- 2023:1,500台
販売計画台数は1,500台です。
ちなみに2021年モデルはMT-25とMT-03の合計で2,300台です。MT-25の現行モデル(2022)は2,000台です。
となるとMT-03も増えてると見て良さげですね。へーすごい。
2023年モデルの新型MT-03と旧型の比較
新型/旧型
新旧MT-03のスペックの比較
- 重量:167kg / 169kg
- トルク:30Nm/9,000rpm / 29Nm/9,000rpm
- 燃費:25.4km/L / 27.6km/L
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
馬力は回転数もそのままで、トルクは1Nm増えてます。すげー
重量は2kg軽くなっています。これもすごいね。ふしぎ。
燃費は2.2km/L悪くなっていますが、パワーと重量のほうが大事なので気にならないような。
新旧MT-03の装備の比較
- クイックシフター:オプションで対応 / 無し
アップのみのクイックシフターに対応しました。
税込2万2,000円です。取付工数は0.5hです。比較的かんたん。
新旧MT-03のデザインの比較
- アンダーカウル変更
- 触媒カバー変更
- エキパイ変更
2kgの軽量化ですが、恐らくはアンダーカウルや触媒カバーによるものかと思います。コンパクトになってますからね。
大体そんな感じです。
3万3,000円の値上げなので結構な額ですが、2kg軽くなって、トルクも1Nm上がってます。であれば新型の方がいいじゃんって思う方もいるでしょうね。
排ガス規制適合って基本的にはユーザーから見ればデメリットの方が多いですが、こういうメリットがあると値上げがあっても買うーって気持ちになれますね。