2023年モデルの新型トリシティ125/155が発表されましたので旧型と比較しました。
2023年モデルの新型トリシティ125/トリシティ155のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、フロント2輪のLMW*¹モデル「TRICITY（トリシティ）125*²」および「TRICITY155 ABS」をモデルチェンジし、2月28日（TRICITY125）、4月14日（TRICITY155 ABS）にそれぞれ発売します。
主な特徴は、1）平成32年排出ガス規制適合の水冷・4ストローク・SOHC・単気筒・4バルブ・124cm³/155cm³新"BLUE CORE*³"エンジン、2）静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」、3)低燃費に貢献する「Stop & Start System」、4）同心円を描き滑らかな旋回を可能とする「LMWアッカーマン・ジオメトリ*⁴」や新フレーム、ロングホイールベース化などによる上質な乗り心地、5）スマートキーシステムの搭載や着信通知/燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリへの対応など、利便性を高める機能の充実です。
フロント2輪の「TRICITY125/155」をモデルチェンジして発売～足回りの変更でより上質な乗り心地を実現、専用アプリで"つながる"機能搭載～ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
海外公式PV
Tricity 125(トリシティ125)のカラーラインアップ
2021年モデルのTricity 125(トリシティ125)のカラーラインアップ
【廃盤】ライトリーフグリーンソリッド6
【一応継続】ホワイトメタリック6
【一応継続】マットグレーメタリック3
2023年モデルのTricity 125(トリシティ125)のカラーラインアップ
【新色】ダークグレーイッシュブルーソリッドB
【一応継続】ホワイトメタリック6
【一応継続】マットグレーメタリック3
ついでに海外カラー
サンドグレー
ぺトロールブルー
マットグレー
マットグレーとマットグレーメタリック3は同じ色ですね。
ペトロールブルーとダークグレーイッシュブルーソリッドBは同じ色かな？
Tricity 155(トリシティ155)のカラーラインアップ
2020年モデルのTricity 155(トリシティ155)のカラーラインアップ
【廃盤】ブルーイッシュグレーソリッド4
【一応継続】ホワイトメタリック6
【一応継続】マットグレーメタリック3
2023年モデルのTricity 155(トリシティ155)のカラーラインアップ
【新色】マットイエローイッシュグレーソリッド1
【一応継続】ホワイトメタリック6
【一応継続】マットグレーメタリック3
2023年モデルの新型トリシティ125/トリシティ155のスペック
Tricity 125(トリシティ125)のスペック
全長：1,995mm
全幅：750mm
全高：1,215mm
ホイールベース：1,410mm
シート高：770mm
重量：168kg
燃料タンク：7.2L
最低地上高：165mm
エンジン：SOHC水冷単気筒4バルブ
排気量：124cc
ボア×ストローク：52.0mm×58.7mm
圧縮比：11.2
馬力：9.0kW(12PS)/8,000rpm
トルク：11Nm/6,000rpm
燃費：44.9km/L
排ガス規制：平成32年規制
フロントサスペンション：正立
フロントトラベル：90mm
リアサスペンション：ツインショック
リアトラベル：90mm
キャスター：20°
トレール：68mm
フロントブレーキ：220mm/1pot
リアブレーキ：230mm/1pot
フロントタイヤ：90/80-14M/C 43P
リアタイヤ：130/70-13M/C 57P
Tricity 155(トリシティ155)のスペック
- 重量：172kg
- 排気量：155cc
- ボア×ストローク：58.0mm×58.7mm
- 圧縮比：11.6
- 馬力：11kW(15PS)/8,000rpm
- トルク：14Nm/6,500rpm
- 燃費：42.1km/L
車体は基本的に同じ様です。
2023年モデルの新型Tricity 125(トリシティ125)の装備
車体
- 新型フレーム
- LMWアッカーマン・ジオメトリ
- 前後サス改訂
- 足元スペースが広くなってる
- UBS(コンビブレーキ)の最適化
- タンデムステップ変更
エンジン
- 新型エンジン
- SMG：ACGスターター的な
- アイドリングストップ
電子機器
- 新型メーター
- スマートフォン連携
- スマートキー
- ヘッドライトリフレクター改訂：照射範囲が広くなってる
トリシティ125の装備
- ABSモデルの廃止
- 12V電源がなくなった
ABSモデルがなくなりましたし、フロントポケットの12V電源がなくなりました。
トリシティ155の装備
12V電源が155には付いてます。125にはついてない。
リアブレーキロックも155の装備です。
メットイン内照明も155のみの装備のようです。
2023年モデルの新型トリシティ125/トリシティ155の価格
トリシティ125の価格
- 2021：42万3,500円
- 2023：49万5,000円
7万1,500円の値上げです。ビッグマイナーチェンジ＆排ガス規制適合＆こういう時勢なので…
トリシティ155の価格
- 2020：48万4,000円
- 2023：56万6,500円
8万2,500円の値上げです。結構きますねぇ。
販売計画台数
- トリシティ125：800台(2021)→1,500台(2023)
- トリシティ155：1,200台(2020)→1,500台(2023)
増えてます。モデルチェンジしてますしね。
2023年モデルの新型トリシティ125/トリシティ155と旧型の比較
新型/旧型
新旧トリシティ125の車体スペックの比較
- 全長：1,995mm / 1,980mm
- 全高：1,215mm / 1,210mm
- ホイールベース：1,410mm / 1,350mm
- シート高：770mm / 765mm
- 重量：168kg / 159kg
- トレール：68mm / 67mm
ホイールベースが60mmも伸びてる。それから重量が9kg重くなってます。このクラスで9kgの重量増は結構ありますね。
新旧トリシティ125のエンジンスペックの比較
- 馬力：9.0kW(12PS)/8,000rpm / 9.0kW(12PS)/7,500rpm
- トルク：11Nm/6,000rpm / 12Nm/7,250rpm
- 燃費：44.9km/L / 43.6km/L
- 排ガス規制：平成32年規制 / 平成28年規制
トルクが1Nm小さくなってますが、回転数は下がってる。
燃費は1.3km/L良くなりました。
新旧トリシティ155の車体スペックの比較
- 全長：1,995mm / 1,980mm
- 全高：1,215mm / 1,210mm
- ホイールベース：1,410mm / 1,350mm
- シート高：770mm / 765mm
- 重量：172kg / 165kg
- トレール：68mm / 67mm
基本的に125と同じ変更点。155は7kg重くなりました。
新旧トリシティ155のエンジンスペックの比較
- 圧縮比：11.6 / 10.5
- トルク：14Nm/6,500rpm / 14Nm/6,000rpm
- 燃費：42.1km/L / 41.7km/L
- 排ガス規制：平成32年規制 / 平成28年規制
燃費が0.4kmL良くなりました。馬力は据え置き、トルクは回転数が500rpm上がってる。
重くはなりましたが、エンジンスペックでのデメリットはあまりない。
2023年モデルの新型トリシティ125と旧型の見た目の比較
新旧トリシティ125の車体
- アッパーカウル：ブラック→ホワイト
- 足元スペース：でっぱりができちゃった
- ホイールベース伸びてる
- ラジエーターカバー変更
- 排気系変更
- リアサス変更
- フロントもなんか変わってるっぽい
- リアフェンダー変更(ナンバー灯が違う)
- 鍵周り変更(スマートキーになったので)
- タンデムステップ変更
見た目は新旧似てますけど、車体は別物の様です。
新旧トリシティ125のメーター
メーターは液晶部分だけ変更されているみたい。表示が増えてるね。
大体そんな感じです。
車体変わってますので乗り心地とか結構変わってるかもしれませんね。ホイールベースかなり伸びてるし。
125と155で発売日が違いますので、その辺も気をつけてね。