日本国内の2021年モデルの新型Dio110が正式発表されました。えらく良い感じになりましたが、価格はほぼかわらず。相変わらず凄いね。
- 2021年1月29日:日本国内モデルが正式発表
- 2020年12月17日:日本国内モデルの情報追記
- 2020年12月16日23時ぐらい:日本国内仕様について追記
- 2020年12月16日:記事書いた
2021年モデルの新型Dio110のリリース
Hondaは、軽快な走りと扱いやすい出力特性を兼ね備えた原付二種スクーター「Dio110」に、新設計のエンジン「eSP」※1や軽量・高剛性フレーム「eSAF」※2、利便性の高いHonda SMART Keyシステムを採用するなどフルモデルチェンジし、2月25日(木)に発売します。
Honda | 原付二種スクーター「Dio110」をフルモデルチェンジし発売
Dio110のカラーラインアップ
2019年モデルのDio110のカラーラインアップ
フォギーブルーメタリック
パールアイスバーグホワイト
ランベントシルバーメタリック
ポセイドンブラックメタリック
マットギャラクシーブラックメタリック
パールジャスミンホワイト(受注期間限定カラー)
2021年モデルのDio110のカラーラインアップ
マットスターリーブルーメタリック
マットギャラクシーブラックメタリック
パールジャスミンホワイト
ディセントシルバーメタリック
ついでに2021年モデルのVision110のカラーラインアップ
パールジャスミンホワイト
ポセイドンブラックメタリック
マットギャラクシーブラックメタリック
キャンディーノーブルレッド
Vision110は大体Dio110です。フロント16インチのヨーロッパ向けモデルです。東南アジアにも居る。
2021年モデルの新型Dio110の価格
- 2019:税抜21万4,000円(マットカラー:21万7,000円)
- 2021:税抜22万円(マットカラー:22万3,000円)
税抜6,000円しか値上がりしてません。恐ろしいね。
2021年モデルの新型Dio110の装備
2021年モデルのDio110の主な装備
- メットイン:17.7L(18L)
- スマートキー
- アナログ+デジタルメーター
- 新型空冷eSPエンジン
- ACGスターター
- アイドリングストップ
- EURO5準拠
- 新型フレーム:eSAF。鋼管フレームからプレスフレームになった
- CBS
旧型からの変更点は下の方でまとめてるよ。画像に関しては主にVisio110ですが、フロントホイール以外は大体Dio110と同じです。
ヘッドライト
ヘッドライトはハロゲンのままですね。
ポジションランプ
こちらもLEDではなくバルブのままっぽいですね。
テールランプ
テールランプもバルブです。灯火機類でLEDな部分はないのかな?
メーター
新型メーターですね。現行はアナログだけでしたので。
スマートキー
スマートキーが採用されました。安価なモデルですけどこの辺はしっかりやるんですね。へぇーすごい。
アイドリングストップ
現行にもついてるよ。
フロントインナーラック
あ、むき出しタイプじゃなくて蓋があるタイプになりました。この辺は好みがわかれそう。
コンビニフック
ひっかけ系。私はカラビナっぽいタイプのほうが落ち着く。心配性なので。
メットイン
17.7Lです。現行は18Lって日本公式ページに書いてあるので多分変わらないか、微減って感じ。
→日本の新型は18Lと記載されてます。ほぼ変わりないと見て良いのでは。
eSPエンジン
空冷eSPエンジンです。+じゃないよ。EURO5準拠
排気系
サイレンサーカバーもおしゃれになりました。
フレームに関して
eSAFってなんじゃいって感じですけど、enhanced Smart Architecture Frameです。
現行Vision(Dio)はパイプフレームですが、eSAFはプレス成型のフレームだよ。最近のホンダってプレスフレーム多いね。
ちなみにこちらインドネシアのGenioって空冷eSPエンジンのモデルなんですけど…
新型フレームeSAFは、ハイテン材の使用や、断面形状の最適化などにより、剛性を高めながら従来の同クラスで採用されてきたフレームに対し8%以上の軽量化を実現。軽快な走りと優れた乗り心地に寄与しています。
Honda | 軽量と高剛性を両立する新型フレームeSAFを搭載したインドネシア生産二輪車「Genio」を発売
フレームがeSAFです。なので多分ですけど新型Vision(Dio)はこれと同じフレームが使われていると思われます。同じ空冷eSPエンジンですし。
→そうだよ。
2021年モデルの新型Dio110のスペック
全長:1,870mm
全幅:685mm
全高:1,100mm
ホイールベース:1,255mm
シート高:760mm
重量:96kg
燃料タンク:4.9L
最低地上高:150mm
エンジン:SOHC空冷単気筒2バルブ
排気量:109cc
ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm
圧縮比:10:1
馬力:6.4kw(8.7PS)/7,500rpm
トルク:9.0Nm/5,750rpm
燃費:54.9km/L
フロントサスペンション:正立31mm
リアサスペンション:ユニットスイング
フロントブレーキ:220mm/1POT
リアブレーキ:130mmドラム
フロントタイヤ:80/90-14M/C 40P
リアタイヤ:90/90-14M/C 46P
あ、またモデルチェンジして軽くなってます。ホンダやべーな…
2021年モデルの新型Dio110(Vision110)と旧型のスペックの比較
新型/旧型
車体スペック
- 全幅:685mm / 690mm
- 全高:1,100mm / 1,085mm
- シート高:760mm / 750mm
- 重量:96kg / 100kg
- 燃料タンク:4.9L / 5.2L
- 最低地上高:150mm / 130mm
エンジンスペック
- 排気量:109cc / 108cc
- ボア×ストローク:47.0mm×63.1mm /50.0mm×55.1mm
- 圧縮比:10:1 / 9.5:1
- 馬力:6.4kw(8.7PS)/7,500rpm / 6.6kw(9.0PS)/7,500rpm
- トルク:9.0Nm/5,750rpm / 9.3Nm/5,500rpm
- 燃費:54.9km/L / 54.0km/L
排ガス規制に関しては日本国内仕様は平成28年規制のままになっていますが、エンジンスペックがヨーロッパモデルのVision110と同じですので、EURO5(平成32年規制)準拠だと思われます。
2021年モデルの新型Dio110と旧型の装備の比較
新旧Dio110の装備の変更点一覧
- 新型エンジン
- フレーム:プレス成型 / パイプ
- 鍵:スマートキー / フツウキー
- メーター:アナログ+デジタル / アナログ
- フロントラック:蓋ある / あきっぱ
メーター
こちら日本の現行Dio110ですがアナログメーターです。
こちらは新型Dio110です。デジタルメーターが追加されました。
フロントラック
こちら日本の現行Dio110です。蓋ないタイプ。
新型Vision110は蓋が付きました。そもそも形状変わりましたね。
2021年モデルのDio110(Vision110)と旧型の見た目の比較
斜めの画像(Dio110)
横の画像(Vision110)
新旧Duo110の見た目の変更点
- 大体全部
変わってない部分
- ブレーキ類
- グリップ
- レバー
- たぶんタイヤ
- たぶんフロントフォーク
灯火機類とかカウルとか現行と似てますけど別物ですね。
全体的に見て現行と似てるけどなんとなくスマートになったというか、高級感増しましたね。アジア感が減ったように見える。落ち着きましたね。
そういう感じでパワーはダウンしましたが、燃費がよくなって軽くなって、装備が充実しました。お値段はたったの税抜6,000円増しです。すごいね…
パワーダウンとタンク容量減が気になる方もいるかも知れませんけど、その他の部分で新型がかなり良い感じなので個人的にはあまりデメリットには感じませんね。