まさかのモバイルパワーパック2個で航続距離102kmです。えー
2025年モデルのACTIVA e:(アクティバe:)のリリース
公式ページこちら。インド。
2025年モデルのACTIVA e:(アクティバe:)のリリース
ACTIVA e:は、インド市場全体、また、Hondaの二輪車においても最量販モデルで、年間約250万台を販売する「ACTIVA」のボディー・フレームをベースに新規開発し、交換式バッテリーHonda Mobile Power Pack e:を動力源として2個搭載した排気量110cc相当の電動コミューターモデルです。
ACTIVA e:は、インドの主要3都市(ベンガルール、デリー首都圏、ムンバイ)で2025年春に販売する予定です。この3都市においては、Honda Mobile Power Pack e:を用いたバッテリーシェアリングサービスHonda e:Swapを提供することにより、お客様がバッテリー切れの不安や、充電の待ち時間から解放され、より安心な移動体験することができます。
電動⼆輪パーソナルコミューター「ACTIVA e:」「QC1」をインドで発表 | Honda 企業情報サイト
リリースこちら。
2025年モデルのACTIVA e:(アクティバe:)の画像
2025年モデルのACTIVA e:(アクティバe:)のカラーラインアップ
5色です。電動系って何故か青色が多いよね。クリーンなイメージって事かな。
2025年モデルのACTIVA e:(アクティバe:)の画像
電動スクーターっぽさはありますが、いかにも電動です!!って感はなく、内燃機関のスクーターっぽさもありますよね。DUNKっぽさを多少感じた。
シンプルで、変な装飾とかもなく、家電系デザインのスクーターとして個人的に好みっぽい。シュッとしすぎてないし、なんとなくかわいいよね。スニーカーっぽいというか。ナイキとか好きそう。
カウルの構成とか形的にはカウルのコストはあまりかかってないタイプに見えます。洗練されてていいよね。
2025年モデルのACTIVA e:(アクティバe:)のスペック
ACTIVA e:(アクティバe:)のスペック
全長:1,854mm
全幅:700mm
全高:1,125mm
ホイールベース:1,310mm
シートの長さ:675mm
重量:118kg
最低地上高:171mm
定格出力:4.2kW
馬力:6.0kW(8.2PS)
トルク:22Nm
航続距離:102km
最高速:80km/h
0-60km/h:7.3秒
フロントサスペンション:正立
リアサスペンション:片側
フロントブレーキ:160mm/1POT
リアブレーキ:ドラム
フロントタイヤ:90/90-12
リアタイヤ:110/80-12
シート高じゃなくてシート長が載ってるのがインドっぽいね。
ACTIVA e: Honda RoadSync Duoのスペック
- 重量:119kg
馬力やトルクはCUV e:と同じですが、航続距離は21.3km延びてます。えぇ…どうして…
2025年モデルのACTIVA e:(アクティバe:)の装備
ACTIVA e:の装備
- CUV e:系パワートレイン
- ライディングモード:ECON/STANDARD/SPORT
- リバースアシスト:バックギア的な
- モバイルパワーパック2個
- 新規フレーム:ACTIVAベース
- コンビニフック
- フロントポケット
- LED灯火器類
- スマートキー
- USB C電源:40W
- 5インチフルカラー液晶メーター
基本的にCUV e:と同じ装備ですが、車体が別物ですね。
エンジン(パワートレイン)は見た感じ同じに見えますが、多少仕様が違うようです。
ライディングモードもCUV e:と同じ。
モバイルパワーパック2個搭載。後ろにちょっとだけの荷物スペースあります。
LEDヘッドライト、LEDウィンカー。
別体ポジションランプもあるよ。これなんか無機質でいいね。
なんかゴージャスなLEDテールランプ。
USB C電源。40Wって初めてみた。
スマートキー
ホイールやパワートレイン等は同じですが、フレームは別物です。やっぱりシートを長くしたかったんでしょうか。
ACTIVA e: Honda RoadSync Duoの装備
- 7インチフルカラー液晶メーター
- Honda RoadSync Duo:スマートフォン連携。全画面ナビ対応。その他色々機能あるやつ。
- 切削光輝ホイール
上位グレードにはHonda Road Sync Duoが採用されています。
これ。恐らくはホンダのスマートフォン連携で一番ゴージャスな奴。
航続距離の謎
航続距離に差がある
磁気回路と構造の最適化により高効率化を図ることで、日常の使い勝手に十分な航続距離102km※4を実現しています。
だそうです。これで航続距離が21.3km延びてる。馬力やトルクは変わらず、バッテリーも同じ。最高速はCUV e:(インドネシア仕様)が3km/h速い。車両重量はACTIVA e:が1kg重い。
航続距離の値はECONモードでの値だと思われますが、モードの内容自体も変更されているのでしょうか?例えばより加速が緩やかになっていたり、より出力が制限されている等。
そうじゃないとCUV e:の立場が無いような。最高速+3km/hより、航続距離+21.3kmの方にありがたみを感じる人の方が多いでしょうし。
単純に後発だからACTIVA e:の方が優れてるって事?でもCUV e:は2024年10月、ACTIVA e:は2024年11月です。ほぼかわりないよ。
ちなみにヨーロッパ仕様のCUV e:は最高速80km/hと記載されていますので、恐らくはACTIVA e:とCUV e:の最高速は実際は同じなんだと思う。
もしかしてバッテリー?
ACTIVA e:もCUV e:もどちらもモバイルパワーパックe:が採用されています。
なのでバッテリーは同じ物のはずなんですけど…
こちらACTIVA e:のバッテリー。1.5kWhとあります。あら。
モバイルパワーパックe:は1.3kWhです。インドの方が定格電力量が0.2kWh増えてるって事?新型バッテリーって事なのかな?であれば航続距離の差も納得ですが。
でもインドで同時に発表された固定式バッテリーのモデルのバッテリーの定格電力量が1.5kWhですので、もしかしたらインドのACTIVA e:の公式リリースの定格電力量の値が間違ってるって可能性もあると思う。
日本のリリースにも新型バッテリーとかそういう記載はありませんので、バッテリーは同じ物の可能性が高いです。
現状よくわかりませんけど、とにかくはACTIVA e:の方が航続距離が21.3km長いってことは間違いないよ。んで最高速も実際は同じっぽいので、単純にACTIVA e:の方が優れてるってことになりそう。
ACTIVA e:とCUV e:の比較・変更点まとめ
ACTIVA e:とCUV e:のスペックの比較
- 全長:1,854mm / 1,889mm
- 全幅:700mm / 664mm
- 全高:1,125mm / 1,096mm
- 重量:118kg/119kg / 117kg/118kg
- 最低地上高:171mm / 139mm
- 航続距離:102km / 80.7km
- 最高速:80km/h / 83km/h(80km/h)
- フロントタイヤ:90/90-12 / 100/90-12
- リアタイヤ:110/80-12 / 100/90-12
ホイールベースは同じです。へー意外。
ACTIVA e:とCUV e:の装備の比較
- コンビニフック:上閉じる奴 / 上閉じない奴
- フロントポケット:左蓋無い / 左蓋ある
- タイヤサイズ
- リアキャリア:グラブバー / リアキャリア(国による)
- フレーム
- 灯火器類
- スマートリアBOX:恐らく無し / オプション
- USB電源:40W / 15W
- ホイール:切削光輝(上位グレード) / 普通
基本的に装備は似た感じです。フレームが違う点が大きな差ですかね。
ACTIVA e:とCUV e:のデザインの比較
ACTIVA e:はスペックにシート高載ってないのでわからないのですが、CUV e:よりは高そう。
日本で売る?売らない
Hondaは、インドにおいて、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」2個を動⼒⽤電源に採⽤した「ACTIVA e:(アクティバ イー)」、固定式バッテリーを搭載した「QC1(キューシーワン)」の電動⼆輪パーソナルコミューター2機種を発表しました。
ACTIVA e:とQC1は、両モデルともインド国内での生産となり、インド市場で高まる電動モビリティへのニーズに応じて電動コミューターのラインアップを強化していきます。
インド市場の特性やお客様の嗜好を取り入れたHondaならではのインド専用モデル
電動⼆輪パーソナルコミューター「ACTIVA e:」「QC1」をインドで発表 | Honda 企業情報サイト
リリースにインド専用モデルとあります。つまりは日本では売らないって事です。残念。
かわいいし、スペックも良い感じなんですけどね。
ちなみにCUV e:は日本国内市販予定です。スペックなどはこちら。
原付二種の電動スクーターが欲しいって方はCUV e:をどうぞ。