サイドスタンドとかその周辺を照らしてくれるライトです。便利そう。
ホンダのタンデムステップライトの特許
既存の構成を活かしつつ足下の照明が可能な鞍乗り型車両の足乗せ構造を提供する。
2020年3月出願の特許です。
乗員の着座するシート41と、前記シート41の下方に設けられて足を乗せることが可能な足乗せ部材100と、を備え、前記足乗せ部材10は、スタンド53及び後輪26の軸53a、26aよりも上方に位置する鞍乗り型車両の足乗せ構造において、前記足乗せ部材100には、足下を照らす灯体112が支持されている。
タンデムステップにライトがついてるよ。車両はCBR250Rかな。
また、上記構成において、前記足乗せ部材(400)は、鞍乗り型車両の車体フレーム(2)に支持されて前記後輪(26)の車幅方向一側を覆うサリーガード(92)を備え、前記灯体(112)は、前記サリーガード(92)に支持されていてもよい。
謎のあみあみついてますけど、こちらインド特有装備のサリーガードです。なのでインドで販売するモデル向けの特許でしょうね。ちなみに以前はCBR250Rはインドで売ってました。
こちらタンデムステップです。110は灯体装置です。光る部分すね。
灯体装置110は、ハウジング111を備える。ハウジング111は、ステー120の前面部120Aに固定されている。ハウジング111の内部には、灯体112が支持されている。灯体112は、例えば、LED(Light Emitting Diode)の直線光源である。
タンデムステップホルダーにLEDライトが付いてるよ。
図3において、灯体装置110は、ECU127で制御される。ECU127には、送受信機128が接続されている。送受信機128は、スマートキー129との間で信号を送受信する。ECU127は、スマートキー129からの信号に基づいて、灯体装置110の灯体112の点灯、消灯を制御する。
こちらタンデムステップを正面から見た図です。どうやって光らせるのかな?って思ってたのですが、スマートキーのボタンで操作するみたい。
ホンダのナンバープレートホルダーライトの特許
既存の構成を活かしつつ足下の照明が可能な鞍乗り型車両のリアフェンダ構造を提供する。
2020年3月出願の特許です。
後輪3を上方から覆うリアフェンダ40を備える鞍乗り型車両のリアフェンダ構造において、前記リアフェンダ40には、スタンド49および後輪3の少なくとも一方を照らす灯体が支持されている。前記灯体の光の照射方向に前記灯体からの光を導いて照射する光学系が支持され、前記光学系は、前記灯体の光源の前側に配置される
車両からしてこっちもインド向けかな?
こちらはナンバープレートホルダーにライトが付いてるタイプです。
90はナンバープレート、70はオプションプレートユニット、42はナンバープレートホルダーです。
ナンバープレートホルダーとナンバープレートの間に板を挟んで、その板に80の灯体装置(LEDライト)をつけてます。なるほど。
大体そんな感じです。
インドのモデル向けの特許っぽいですけど、普通に日本で売るモデルに採用される可能性はあると思うよ。構造的に無理は無さそうですし。
ちなみにBMWのK1600は純正アクセサリーでフロアライトなるサイドスタンド周辺を照らすライトがあるよ。
今回の特許がインド向けなのはインドの路面が荒れまくってるからでしょうけど、こういうツアラーとか重くて大きいモデル向けの装置でもありますよね。
ホンダの大型ツアラーとかアドンベンチャーあたりに採用される可能性もありそうですね。