各社リッターSSはEURO5適合してますけど、スズキはいつ頃するんでしょうかね。
GSX-R1000R向けっぽいリアフレームの特許
自動二輪車用シートレール構造において、シートレールの意匠性の低下を防ぎ、シートレールの強度を効率的に向上させ、バッテリ、ケーブル等の電装部品等を配置するためのシートレールの内部空間を十分に確保する。
2019年11月出願の特許です。
本発明のシートレール構造は、自動二輪車の車体のシートレールが、その車体幅方向の側方に位置する側方壁を有し、側方壁が、その車体前方かつ車体上方に位置する前方上側領域に形成される膨出部を有し、膨出部が、その周囲に位置する周辺部に対して車体幅方向の外方に膨出しており、シートレールが、側方壁の上端に位置し、かつ膨出部の上端から車体幅方向の内方に突出する前方フランジを有している。
シートレールの強度向上や、シートレール内部の空間を効率的に拡大しようって感じの特許です。
GSX-R1000R向けっぽい
なんとなく見たことある感じのテール
車両の図。あ、普通にGSX-R1000ですね。
こちらはGSX-R1000です。シートレールに関しても大体同じですね。
現行GSX-R1000のシートレールをベースに書いたのかな?または次期GSX-R1000のシートレールは見た目的には現行とほぼ同じなのかも。
GSX-R1000R向けっぽい排気系の特許
エンジンの下方に十分な容積の消音室を確保しながら、エンジンオイルを安定して供給する。
2019年11月出願の特許です。
排気装置(30)は、鞍乗型車両のエンジン(20)から排出された排気ガスを通過させる排気管(31)と、エンジンのオイルパン(23)の下方で排気管に接続されたチャンバ(40)とを備えている。オイルパンの底壁(27)からエンジンオイルの貯留室(49)を下方に広げる突出部(26)が突出している。チャンバの内部には排気音を減少させる消音室(41)が形成され、チャンバの外部には突出部を収容する収容空間(42)が形成されている。
お弁当箱とかそのへんの特許です。
ドーナツ型お弁当箱的な
オイルパン23には、エンジン20の傾斜時のエア噛みを防止するために、エンジンオイルの貯留室49を下方に拡張するように突出部26(図3参照)が形成されている。
この49ですけど、オイルパンの一部です。
これ車両の下側から見た図なんすけど、49はエンジンオイルの貯留室です。36は触媒です。
これを見るとわかりやすいんですけど…
お弁当箱(触媒ケース)の中央付近がドーナツ状になってて、そこにオイルパンの一部(49)が入ってる。
そういわれれば触媒ケースって部分的には穴が相手も問題なさそうですよね。左右のエキパイの集合部とかであれば。
車両の図はGSX-R1000です
車両の図はGSX-R1000っぽいですね。
うん、GSX-R1000ベースで描かれてますね。
こちら車両下からの図
こちらはGSX-R1000の下からの画像
比較画像。
類似点がありますが、大きさとか位置関係が違う。でもたぶんこの図に関してもGSX-R1000を参考に描いているとは思う。
しかしながらアバウトな図ですので、まんまこの形で市販モデルに採用される特許ではなさそう。
図が細かいタイプの場合はそのまま市販モデルに採用される事もあるんだけども、今回のはそうでもないので。
ちなみにスズキはGSX-R1000向けっぽい排気系の特許を他にも出願してます。今回とは形が違うよ。
なので色々模索しているのか、またはGSX-R1000向けではなく、とりあえずとった系の特許かですね。
いつ頃…?EURO6あたり?
各社リッターSSをEURO5適合させていますが、スズキはまだです。
以前にスズキはGSX-R1000系をEURO5適合させないって噂もありましたので、もしそれが本当であればこちらEURO6モデル向けって事でしょうか。そうなれば2023年発表の2024年モデルになりそうです。
2021年発表の2022年モデルになった場合は2022年と2023年の2年間しか売れなくなりますしね…
EURO6を見越してEURO5モデルを出したとしても、そうなるとスペック的には他社のEURO5モデルに劣ることになりそうですし。
大体そんな感じです。
次期GSX-R1000が今回の特許の通りになるのであれば、エンジンに関してもある程度の変更がありそうですね。オイルパンの形とか変わってるし。
スズキはいつ頃次期GSX-R1000出すんですかねぇ。特に噂とか情報も無いですし。うーん。