ホンダもやるでしょと思ってたらやってました。新型PCX向けでしょうね。楽しみですな。
ホンダのCVT関連の特許
電動無段変速装置のアクチュエータを効率よく配置する。
2024年3月出願の特許です。
駆動プーリー46と、従動プーリー48と、伝動ベルト49と、伝動ケース15aと、伝動ケース15aに取り付けられて駆動プーリー46の溝幅を変化させるアクチュエータ50と、を備える電動無段変速装置において、アクチュエータ50は、回転動力を生成するモーター56と、モーター56の回転動力を駆動プーリー46の軸方向の動力に変換する送りネジ機構73と、を備え、送りネジ機構73は、両プーリー46,48と軸方向を平行にして配置されるとともに、両プーリー46,48の軸方向から見た側面視で、駆動プーリー46の外径46aの外側に配置され、アクチュエータ50のモーター56は、軸方向(車幅方向)で伝動ケース15aの外側に配置され、かつ前記側面視で駆動プーリー46の外径46aの内側に配置されている。
あー電子制御CVTの特許ですね。ヤマハのYECVTの仲間ですね。うれしー
電子制御CVTです
電子制御CVTです
50がアクチュエーターです。配置位置もYECVTと似た感じなのかな?
50がアクチュエーターで、56がモーターですね。
あ、結構位置違いますね。YECVTは結構外って感じの位置ですが、ホンダのは結構中って感じの場所ですね。
そもYECVTって何?って人もいると思いますが、これです。ヤマハのNMAX155に採用されてる奴です。
なんで電子制御CVT?
自動二輪車等の鞍乗り型車両で採用されるベルト式無断変速機では、遠心ウエイトを利用して回転数に応じて変速比を変化させるが、さらなる燃費向上を図るには、回転数のみに応じた変速ではなく、より多くの条件を加味した変速制御を行うことが好ましい。
だそうです。エンジンウェイトはウェイトローラーのことですね。
より繊細な変速比の変更や、擬似的なシフトダウンとか出来るようになりますね。ライディングモードもありますね。
新型PCX向けっぽい
車両の図がPCX
車両の図はこちら。あ、デザインは昔のPCXですね。初代かな。
フレームに関しては2018年モデルのPCXに見えます。一世代前ですね。
特許の図はカモフラージュというかてきとうな事が結構ありますが、PCX系のモデル向けの特許と見て良さそう。
エンジンの図もPCX
エンジンはこちら。
こちら現行PCXのエンジンです。
大体似た感じです。現行ベースのエンジンですね。へー
新型PCX向けと見て良さそう
2025年モデルの現行PCXはデザインの変更や排ガス規制の適合ぐらいのマイナーチェンジでした。上位グレードにはフルカラー液晶メーターとかありますけども。
ライバルのNMAX155はYECVTなる電子制御CVTを実装してきました。全画面ナビも採用してますね。
長年ライバル関係のPCXとNMAXですが、装備の面ではNMAXが先に電子制御CVTを採用しました。
ちなみにFORZAとXMAXもライバル関係でして、装備面でもはりあってますね。
なのでNMAXがやったことはPCXもやるでしょと思ってたのですが、今回特許が出願されていることがわかりました。
次の新型PCXに実際に採用されるであろう特許だと思います。エンジンの図とかもしっかり描いてあるタイプですし。実際に物がありそうですよね。
大体そんな感じです。
何年後になるのかはわかりませんが、PCXにも電子制御CVTが採用される可能性が高いですね。ホンダならやると思います。
NMAXみたいに150クラスだけの採用になるのか、125にも採用するのかは謎ですが…125にも採用してくれると嬉しいんですけどね。