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ホンダの謎の4気筒モデルの特許。フロントフレームっぽい。

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ホンダの謎の4気筒モデルの特許。フロントフレームっぽい。

ホンダの謎の4気筒モデルの特許が出願されています。すごく変なお方です。

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ホンダのステップの特許

ステップの取り付け工数を削減することのできるステップ取付構造を提供する。

2020年3月出願の特許です。

車体フレーム(18)から突出するフレーム側ボス(40)と、フレーム側ボス(40)の上下方向で重なるように取付けられるステップブラケット(50)と、を備え、ステップブラケット(50)は、乗員が脚部を乗せるステップ(54)が取付けられるステップ取付部(51)と、ステップ取付部(51)から上下方向に2つに延びるアーム部(52)と、を備え、ステップブラケット(50)は、アーム部(52)の先端部がフレーム側ボス(40)の上下方向に重なる位置で取付部材(57)により固定される。

フレームに直でステップつけるみたいな。

  • 18:フレーム
  • 40:フレーム側ボス

この40部分にステップつけます。

こういう感じで。ボス部分にステップつっこんで、上からボルトで締めてます。フレームにダメージいきそうでちょっと怖いね。

ちなみに変形例で高さ調整部材つけてステップの高さとか調整できるようにする案もあるよ。

なんだかコンセプトモデルっぽさがありますね。

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ホンダのミラーの特許

ミラー装置において、ミラー本体の位置を変更可能にする機構への水の侵入を抑制できるようにする。

2020年3月出願の特許です。

車体から延出するミラーステー40と、ミラーステー40に支持されるミラー本体41とを備え、ミラーステー40に対しミラー本体41の位置を変更可能なミラー装置において、ミラー本体41は、ミラーステー40に対しスライド可能に支持され、ミラー本体41は、ミラー43と、ミラー43を収容するミラーハウジング45とを備え、ミラーステー40に対するミラー本体41のスライドを規制及び規制解除するスライド規制機構58が、ミラーハウジング45内に設けられる。

ミラー部分がステー上をスライドして位置調整できるって感じの特許です。

カウルマウントミラーです。42aと42bはウィンカーだよ。

上述の構成において、前記ミラー本体(41)にカメラ(70)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記カメラ(70)の映像を表示するモニターであっても良い。

ミラーじゃなくてカメラ&モニターでも良いよって記載があります。

さらに、上述の構成において、車両(1)のテールランプ(36)に後部カメラ(71)が設けられ、前記ミラー(43)は、前記後部カメラ(71)の映像を表示するモニターであっても良い。

テールランプにカメラつけてその映像も映してもいいよって記載もある。

これまたコンセプトモデルっぽいですね。

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テールライトの特許

鞍乗り型車両において、車両の斜め後方からのテールライトの視認性を向上する。

2020年3月出願特許です。

車体の後部に取り付けられるテールライト36を備える鞍乗り型車両において、テールライト36に上方から重なる化粧部材141が設けられ、上面視で、テールライト36の発光面360は、化粧部材141に対し車幅方向外側に突出する突出発光面363を備える。

視認性が良いテールライトにするぞーって特許です。

横からの図。複雑なタイプですね。

360がテールライトの光る部分です。

テールライト36を上方から覆う化粧部材141が後側シート14bによって構成される。

ちなみに化粧部材141ですが、リアシートの一部の様です。化粧部材=かっこいいパーツって事ですかね。

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エアクリーナーの特許

車両の停止時や走行時での安定した吸気が可能な鞍乗り型車両のエアクリーナ構造を提供する。

2020年3月出願の特許です。

ヘッドパイプ15から後方にメインフレーム16が延び、メインフレーム16の内部のエレメントスペース16jによりエアクリーナ62が形成された自動二輪車1のエアクリーナ構造において、メインフレーム16の後部に後方に延びるサブフレーム17が接続され、エアクリーナ62の吸気口62aは、メインフレーム16の上面16cに配置され、上方からサブフレーム17で覆われている。

メインフレームとサブフレームにエアクリーナーが覆われてる…?

メインフレームとサブフレームの間に吸気口があって、そこから吸気してるみたい。ダウンドラフト吸気ですかね。

ルックス的にはタンクに吸気口が付いてるって感じに見えそう。

なんだかフレーム自体変な感じですね。

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ホンダのフレームの特許

軽量化を図ることが可能な鞍乗り型車両の車体フレームを提供する。

2020年3月出願の特許です。

ヘッドパイプ15と、ヘッドパイプ15から後方に延びるメインフレーム16と、メインフレーム16の下方に位置するエンジン11と、後輪3をスイングアーム13を介して支持するセンターフレーム18とを備える自動二輪車1の車体フレーム10において、メインフレーム16とセンターフレーム18とは、別体に構成されて前後方向に離間され、シート14を支持するサブフレーム17は、メインフレーム16から後方に延びている。

…誰君??

鞍乗り型車両の車体フレームは、メインフレームとセンターフレームとは、別体に構成されて前後方向に離間され、シートを支持するサブフレームは、メインフレームから後方に延びているので、メインフレームとセンターフレームが別体に構成されて前後方向に離間されているため、メインフレームとセンターフレームとの間に材料が不要となり、車体フレームの軽量化を図ることができる。

フレームを分割することによって軽量化だそうで。パニガーレV4のフロントフレームと似た構想ですかね。

メインフレームは、鋳造製であり、内側にエアクリーナが配置されているので、メインフレーム内の空間を有効利用でき、車体のコンパクト化を図ることができる。

メインフレームはエンジンとかマウントしてる部分ですね。

サブフレームは、カーボン樹脂製であり、内側に燃料タンクが配置されているので、サブフレームの強度が高められるとともに、サブフレーム内の空間を有効活用できる。

サブフレームはタンクカバーとかリアフレームを兼ねてますね。

センターフレームは、エンジンのクランクケースに支持され、センターフレームの上方にサブフレームが配置されているので、センターフレームをクランクケースで強固に支持でき、また、センターフレームとサブフレームとの間に空間を形成できる。これにより、意匠性を向上でき、また、新規な印象を与えることができる。

あ、センターフレームって18の小さい部分なんですね。28はスイングアームピボットです。

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メーターの特許

視認方向にコンパクトな出力計を提供する。

2020年3月出願の特許です。

光源71と、光源71の光を導光して発光する導光部材72とを備え、導光部材72の発光によって状態を出力する出力計としてのメーター34において、光源71と導光部材72とは、同一平面上にそれぞれ複数配置されている。

タコメーターに関する特許ですね。

上記構成において、前記光源(71)に対して前記導光部材(72)の反対側に、出力の程度を表す程度表示部(74)が配置され、前記導光部材(72)と前記程度表示部(74)とが前記光源(71)によって発光しても良い。

回転数に応じてバー部分と数字の部分が71(LED)によって光るよ。一応アナログメーターって事ですよね。

1つ前のZX-10Rのメーターと多少にてるような。

車速等をデジタル表示する液晶部50B

タコメーターの右に液晶メーターがついてまして、そっちでスピード等表示するみたい。

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ベース車両は何者

エンジン廻りはCB650Rに似てる

エンジンの図ですけど…

CB650Rとなんとなし似てます。

それからフレームのエンジンを支持する部分ですけど

CB650Rとおそらくは同じ位置です。似てます。後ろの部分はセンターフレームで支持してますし。

4気筒っぽい

排気系ですけどエキパイが4本あるので4気筒ですね。

こちらはCB650Rの裏側です。

うーん、あんまり似てない気がする。

メーターの回転数は同じ

1万4,000回転までです。

CB650Rも1万4,000回転(正確には1万4,500ぐらいですが)までです。

上から見たエンジンの形はCB650Rに似てる

上から見た図ですけど

CB650Rとエンジンに関しては結構似てるかと思います。右側が結構特徴が一致してる。

たぶんCB650R系のエンジンだと思う

そういう感じでCB650R系のエンジンだと思うけど、確定ではないよ。

それからホンダってCB4XやCB4、CB SIX50等、CB650R系のコンセプトモデルを複数出してますので、その一環のモデルかなと思いました。

ちなみにCBR1000RR-Rにも多少似てる

ちなみに排気系に関してはCBR1000R-Rに多少にてます。

それからフロントフォークがCBR1000R-Rと同系のようです。調整機構が同じ。

エンジンに関してはそんなに似てないです。支持する部分も違うし。

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コンセプトモデルだと思うけど…

色々普通じゃないので

  • 油圧クラッチ(記載がある)
  • ブレーキ、クラッチレバーが特殊なタイプ
  • SHOWAのお高いフロントフォーク
  • スイッチ類が汎用タイプではない(MotoGPっぽさある)

ハンドル周りがまず変ですし…

  • 変なフレーム
  • カーボンリアフレーム
  • 高そうのリアサスペンション
  • ぶっといスイングアーム(片持ちっぽくも見える)
  • ミラーが液晶
  • バックカメラ

上記の通りに普通じゃない構成です。市販モデルっぽさないよね。

ちなみに今回の特許の油圧クラッチですけど、過去の特許の謎CBが同じ物装備してました。ブレーキやクラッチレバー類も同じだよ。

でも市販モデルっぽさも微妙にある

上記の通りにちゃんとメーター類ついてますし…

灯火器類も付いてます。ナンバープレートホルダーまであるのは珍しいよね。

ヘッドライトに関しては付いてるかわからないけども。真ん中の三角っぽいやつはなんだろう。

それからテールランプの視認性を気にしてたり、コスト意識が高かったり、錆びないように気をつけてたり、工数減らそうとしてたり…なんだか色々と市販モデルっぽさもあります。

市販モデルにつながるタイプのコンセプトモデルでは

流石にこのまま出る可能性はほぼ無いと個人的には思います。何かしらのショーで発表予定(だった)コンセプトモデルでしょうね。

ホンダはほぼそのまま市販するタイプのコンセプトモデルを発表することがよくありますけど、そのタイプではないと思います。

これとコンセプトが似たもの、たとえばフロントフレームの様なモデルを将来的に出す気はあるのかなーって個人的には感じました。

または社内向けのモデルだけど、せっかくなので特許も出願したってパターンでしょうか。そういうのあるみたいなので。

とりあえずは今年のEICMAでお披露目される可能性もありますので、その辺に期待ですね。

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