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ヤマハの前2輪駆動電動3輪の特許。超小型モビリティっぽい。

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ヤマハの前2輪駆動電動3輪の特許。超小型モビリティっぽい。

LMWの4輪とか3輪もやってますけど、リーンしない電動3輪もやってるみたい。手広いね。

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ヤマハの電動3輪の特許

三輪車両の軽量化を図ることができる三輪車両を提供することである。

2019年12月出願の特許です。

後輪懸架装置は、左右方向に延びる上揺動軸線を中心にアッパーリアアームが揺動できるように、車体フレームに支持されているアッパーリアアームと、左右方向に延びる下揺動軸線を中心にロアリアアームが揺動できるように、車体フレームに支持されているロアリアアームと、アッパーリアアーム及びロアリアアームにより支持されている後輪支持部材であって、後輪が後輪アクスルを中心に回転できるように、後輪を支持する後輪支持部材と、を含む。後輪アクスルは、上下方向において、アッパーリアアームが後輪支持部材を支持している部分とロアリアアームが後輪支持部材を支持している部分との間に位置している。

3輪車向けの特許です。

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前2輪駆動の電動車両

(11)の三輪車両は、(10)の三輪車両であって、前記後輪は、駆動輪ではない。

左前駆動操舵輪16Lは、電気モータが出力するトルクにより回転する駆動輪である。また、左前駆動操舵輪16Lは、左右方向に操舵される操舵輪である。

右前駆動操舵輪16Rは、電気モータが出力するトルクにより回転する駆動輪である。また、右前駆動操舵輪16Rは、左右方向に操舵される操舵輪である。

電動3輪車ですが、後輪駆動ではなく前二輪駆動です。特許見る限りインホイールではないよ。

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LMWでもない

三輪車両10は、リーンしない車両である。そのため、車体フレーム12は、三輪車両10が左方向に旋回するときに左方向にリーンせず、三輪車両10が右方向に旋回するときに右方向にリーンしない。

前輪操舵機構20は、オペレータの操作により、左前駆動操舵輪16L及び右前駆動操舵輪16Rを操舵する。前輪操舵機構20は、ステアリングホイール、ステアリングシャフト、ステアリングギアボックス及び2本のタイロッドを含んでいる。オペレータが反時計回り方向にステアリングホイールを回転させると、下方向に見たときに、左前駆動操舵輪16L及び右前駆動操舵輪16Rが反時計回り方向に回転する。すなわち、左前駆動操舵輪16L及び右前駆動操舵輪16Rが左方向に操舵される。

リーンしないで前輪が左右に動いてカーブするタイプですし、ステアリングホイール回して操舵するタイプなので、バイクというより自動車ですね。

ちなみに後輪も左右に動く案もある

別案も載ってまして…

以下に、本発明の第3の実施形態に係る三輪車両10bの全体構成について図面を参照しながら説明する

こちらは後輪の操舵アクチュエーター60付近の断面図真後ろから見た図ですね。

第2後輪支持部材36bは、後輪18を支持し、かつ、第1後輪支持部材36aに後輪18と共に操舵可能に支持されている。

三輪車両10bは、後輪操舵アクチュエータ60を更に備えている。後輪操舵アクチュエータ60は、後輪18を操舵する。

前輪だけではなく、後輪も左右に動く案もあるよ。

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どちらかというと自転車に近い?

以下に、本発明の第2の実施形態に係る三輪車両10aの全体構成について図面を参照しながら説明する。図2は、三輪車両10aの右側面図及び上面図である。図3は、後輪18の断面構造図である。図2では、リアフェンダー50を省略した。

三輪車両10aは、電気エネルギーによりトルクを発生する電動車両である。三輪車両10aは、人力と電気エネルギーによりトルクを発生する電動アシスト自転車ではない。従って、三輪車両10aは、人力が入力されるペダルを備えていない。また、三輪車両10aは、ドアを備えていない。三輪車両10aは、図2に示すように、車体フレーム12、左前懸架装置14L、右前懸架装置14R、サイドバイサイドシート15、左前駆動操舵輪16L、右前駆動操舵輪16R、後輪18、前輪操舵機構20、バッテリ22、電気モータ24、動力伝達機構26、EV(Electric Vehicle)ユニット27及び後輪懸架装置30を備えている。

電動アシスト自転車じゃないよってわざわざ注釈してあります。ドアもないとかわざわざ書いてある。となると電動アシスト自転車に近いサイズとか用途って事なんですかね?

でもミニカーなら二人乗りむりじゃん。

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カワサキのノスリスよりちょっとゴツいタイプ?

こちらはカワサキのノスリスちゃんです。電動アシストタイプとフル電動タイプがあるよ。

道路交通法においては、「定格出力0.25kWを超え0.6kW以下の原動機を有する普通自動車」、道路運送車両法においては「原動機付自転車」として扱われる車両で、通称「ミニカー」(水色ナンバー)となります。

Makuake|重さ20kg積んでも快適走行!Kawasaki設計のラクラク電動3輪|ノスリス|マクアケ - アタラシイものや体験の応援購入サービス

ノスリスはミニカー扱いです。なので一応ヘルメットは必須ではない。

ノスリスは自転車と原付の間ぐらいな印象ですけど、今回のヤマハの特許の車両は二人乗りですし車体も結構ごつそう。操舵もステアリングホイールですし。

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超小型モビリティでは

トヨタは4輪も3輪も出してる

こちらはトヨタのc+podちゃんです。電動の超小型モビリティだよ。4輪で二人乗り。法人向けですが市販車です。

こちらもトヨタのi-ROADです。こちらは電動で前2輪の3輪ですね。

ヤマハはトヨタと超小型モビリティの共同開発してるってお話もありますし。

認定車相当?

自動車:超小型モビリティについて - 国土交通省

超小型モビリティにはカテゴリがあるんですが、特許の車両は恐らくはこの認定車って部類になるのでは?

000169011.pdf

認定車両は結構自由度高そうですし。

ただまぁ今回の特許の車両が公道走行関係ない乗り物って可能性もあるし、とりあえず出願系って可能性もある。電動サイドバイサイドって可能性も多少はありそう。

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ヤマハは他にもやってる

ヤマハが4輪のLMWやってるって噂がありますし、それの特許も出願されています。こっちは既にテストとかやってるみたい。

ヤマハはバイクでも超小型モビリティでもいろんなものを模索してるっぽいです。EV、LMW、3輪、4輪とか色々やってるみたいですし。

なので今回の特許の物も市販モデルは関係ない特許って可能性も普通にありそう。

大体そんな感じです。

ヤマハは新しいモビリティに関して積極的みたいですね。

今は市販されていませんが、そう遠くないうちに色々と出す予定なんでしょうか?気になる。

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