日本国内仕様の新型バーグマン400が発表されました。スズキ的には2022年モデル扱いの様ですが、2021年モデルが出てないので2021年モデルと書きます。
- 2021年6月18日:日本で発表されました
- 2021年4月1日:ヨーロッパで発表されました
2021年モデルの新型バーグマン400のリリース
【製品リリース情報:バーグマン400 ABS】
さまざまなシーンに映えるスタイリッシュなデザインが、ワンランク上の悦びを与えてくれる。バーグマン400ABSマイナーチェンジして登場。
発売日:2021年7月6日(火)https://t.co/09OdGzFp8d pic.twitter.com/GqinZYU1yM— スズキ株式会社・ 国内二輪公式アカウント (@suzukicojpmotor) June 18, 2021
公式ページこちら。
海外公式PV
バーグマン400のカラーラインアップ
2020年モデルのバーグマン400のカラーラインアップ
【継続】マットブラックメタリックNo.2
【廃盤】パールグレッシャーホワイト
【廃盤】マットステラブルーメタリック
2021年モデルのバーグマン400のカラーラインアップ
【新色】マットソードシルバーメタリック
【新色】ソリッドアイアングレー
【継続】マットブラックメタリックNo.2
2021年モデルの新型バーグマン400の画像
メタリックマットソードシルバー
ソリッドアイアングレー
メタリックマットブラックNo.2
こちら海外仕様ですが、日本国内仕様と変わりないようです。
2021年モデルの新型バーグマン400のスペック
全長:2,235mm
全幅:765mm
全高:1,350mm
ホイールベース:1,580mm
シート高:755mm
重量:218kg
燃料タンク:13L【13.5L】
最低地上高:125mm
エンジン:DOHC水冷単気筒4バルブ
排気量:399cc
ボア×ストローク:81.0mm×77.6mm
圧縮比:10.6:1
馬力:21kw(29PS)/6,300rpm【21.5kw(29PS)/6,300rpm】
トルク:35Nm/4,900rpm【35.2Nm/4,900rpm】
燃費:25.2km/L
フロントサスペンション:41mm正立
リアサスペンション:リンク式モノサス(7段プリロード)
キャスター:25°
トレール:101mm
フロントブレーキ:260mm/2POT
リアブレーキ:210mm/2POT
フロントタイヤ:120/70-15M/C 56S
リアタイヤ:150/70-13M/C 64S
【】は海外仕様の値です。
恐らくは物は同じですので、海外仕様の方が正しい(日本は小数点以下省略したり、四捨五入とかする)値だと思います。
2021年モデルの新型バーグマン400の装備
エンジン
- 平成32年規制(EURO5)適合
- ツインプラグシリンダーヘッド(デュアルスパークテクノロジー)
- 点火タイミング調整
- ピストン更新
- カムのプロファイル改訂
- 10穴のインジェクター(現行は16穴)
- 新型の二次空気導入装置
- 最高速上昇、燃費改善、中低速域のトルクのバランス良くなった(?)
その他
- 触媒が1つ増えて2つになった
- メーター更新
- トラクションコントロール
- 新型ABSユニット(36g軽量化)
- スズキイージースタートシステム
こちら今回変更された部分です。他の装備は現行と同じっぽい。
デュアルスパークテクノロジー
1つの気筒にプラグ2本使う奴ですね。グラディウスがそれ採用してて、現行SV650もそうだよ。
トラクションコントロール
右ハンドルスイッチにトラクションコントロールのボタンがついたよ。もちろんオン、オフ可能です。
メーター改良
トラコンとか付いたのでメーターが更新されました。細かな違いは下の方で比較してるよ。
2021年モデルの新型バーグマン400の価格
- 2020:税抜74万円
- 2021:税抜77万円
税抜3万円の値上げです。エンジンまわりの変更やEURO5適合されましたからね。
2021年モデルの新型バーグマン400と旧型の比較・変更点まとめ
新型(2021)/旧型(2020)
スペックの比較
- 馬力:29PS/6,300rpm / 31PS/6,300rpm
- トルク:35.2Nm/4,900rpm / 36Nm/4,800rpm
- 燃費:25.2km/L / 25.0km/L
- 重量:218kg / 215kg
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
馬力とトルクは下がって、車両重量は重くなりました。
しかしながら燃費は良くなったよ。あと馬力は下がってるけど最高速は上がってるそうで。へぇー
見た目の比較
サイレンサーとエキパイの両方が太くなってますね。
センサーの位置も変わってます。
こちら海外仕様の画像ですが、新旧ブラックの比較。排気系以外は見た目のかわりはなさげ。
メーターの比較
- メーターリング:メッキ→ブラック
- 文字盤変更
- 左メーターにトラコンの表示灯追加
- 右メーターにバッテリー警告灯追加
- 右メーターにマスターウォーニング?追加
- 中央デジタルメーターの表示変更
基本的な見た目はほぼ変わらないよ。ただ警告灯が増えたので便利になりましたね。
大体そんな感じです。
主にEURO5適合のためのマイナーチェンジですが、電子制御追加やエンジン改良等がありましたので値上げされたよ。
トラコンが必要なかったり、プラグは1本が良いとか、車両価格やランニングコストとかパワーを重視するのであれば店頭在庫等の旧型を買うのもありですね。