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2020年モデルの新型隼(ハヤブサ)向けっぽいリアサスの特許。車高調付き&SHOWAのBFRC lite系?

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2020年モデルの新型隼(ハヤブサ)向けっぽいリアサスの特許。車高調付き&SHOWAのBFRC lite系?

先日は排気系の特許ですが、今度はリアサスだよ。全長調節機能付いてるBFRC liteっぽい奴。
busarisa (6)

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新型ハヤブサのものと思われる排気系の特許は先日公開されてたよ

haya20-(8)
haya20-(6)
こちらその特許の図。詳しくはこちらの記事でどうぞ。
どうやらこちら、新型隼関連の特許っぽいです。エンジンとかフレーム、排気系からして。

ちなみに…

”公開日と出願日の関係性がいまいちわからん…”

って以前の記事で管理人がこういう事書いてたんですけど…

”特許に関してですが、基本的に、出願日から18ヶ月(1年半)経過すると特許庁から公開されます

(特許出願や特許公開は、まだ、特許としての権利が確定しているわけではありません)。
そうでない場合の例としては、公開日前に(早期)審査申請をして、出願日から18ヶ月経過前に特許査定を受け、特許公報として公開される場合などがあります。”

こちら※5さんコメントです、ありがとうございます。

たまに出願日と公開日が近い特許があって不思議だったのですが、早期審査申請とかあるんですね。
教えて頂きありがとうございました。

んで本題に戻りまして…
busarisa (6)

”全長調節範囲を十分に確保しつつ、最短調節時全長を短くする。”

こちらスズキの2017年4月出願の特許です。

図がモロに新型隼の物らしき排気系の特許の図と似ているというか、大体同じですよね。
ですので、コレ、新型隼関連の特許の可能性が高いと思います。

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新型隼のリアサスペンションらしき特許の詳細

”本発明の課題は、全長調節範囲を十分に確保しつつ、最短調節時全長を短くすることができる全長調節機能付きのリヤクッション装置を提供することにある。”

全長調節機能…?これってリアサスの長さを調整できる、いわゆる車高調って事ですよね?
バイクで車高調いじれるサスペンションって珍しいですね。そういうのあるって知らんかった。

リアサスの長さが変わるので、車高調というより足つきとかポジションの変化って感じでしょうか?

busarisa (4)

”鞍乗型車両の車両本体とリヤサスペンションアームとの間に取り付けられるリヤクッション装置21であって、ダンパ23のロッド29の端部には、リヤクッション装置21を車両本体とリヤサスペンションアームとの間に取り付けるためのロッド側取付部36が設けられている。”

”ロッド側取付部36は、円柱状に形成され、ロッド29と同軸となるようにロッド29の軸方向他端側に固定され、外周面にねじが形成された内側部材37と、内側部材37の外周側に取り付けられた外側部材42とを備えている。外側部材42は、筒状に形成され、内側部材37のねじと螺合するねじが内周面に形成された筒状部43と、当該外側部材42を車両本体またはリヤサスペンションアームに連結するための連結部44とを備えている。”

こちら解決手段。なんだか見慣れない謎のでっぱり49がありますね。
busarisa (5)

”リヤクッション装置21は、外側部材42に対して内側部材37をロッド29の軸線を中心に回転させて筒状部43に対する内側部材37のねじ込み量を変えることにより、リヤクッション装置21の全長を調節する機能を有している。調節固定切替機構49はこの機能のオン、オフを切り替える機構である。”

でっぱり49は全長調節機能のオン、オフ切り替えスイッチ的なものでした。
busarisa (3)

”ユーザがレンチ等の工具を用いて締付ボルト56を緩めたとき、筒状部43が変形(縮径)していない状態となり、一対の締付部52、53が互いに離れた状態となる。この状態では、内側部材37が筒状部43に対して回転可能となる。ユーザは、スパナ等の工具を工具係合部40に係合させ、工具により内側部材37を筒状部43に対して回転させることができる。”

調節固定切替機構49の一部の締付ボルト56を緩めると、52と53が離れるので締め付けが弱くなり、37が回転できるようになり、全長調節出来るようになるよーって感じですね。意外とシンプル。
busarisa (2)
全長調節すると、こんな感じで39Aと43Aの間の距離Gが変化するよ。
これによって調整量の容易に確認できるとか。

busarisa (1)
こちら左の(1)が従来の全長調節機能付きリアサスで、右の(2)が今回の特許のリアサスです。
全長調節範囲はどちらも同じaですが、(2)のdの分、全長が短くなってますね。

”内側部材37の筒状部43に対するねじ込み量(b2)を、従来のリヤクッション装置71におけるエンドアイ75の棒状部分77の取付ねじ穴74に対するねじ込み量(b1)と比較して小さくすることができる。これによっても、リヤクッション装置21の最短調節時全長を短くすることができる。”

またb1とb2の差の分、更に全長を短く出来てます。

そういう感じで、全長調節範囲は確保しつつ、サスペンションの全長を短くするって特許でした。

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このサスペンション、なんか似てるぞ

busarisa (7)
んで、今回の特許のサスペンションの全体図なんですけど、なんか見覚えあるよね…

640x480_GSX-R1000_A_RL7_Action_5_1487118573
こちら現行GSX-R1000Rのリアサスペンション。SHOWAのBFRC lite
bff-bfrc-suspension-kits_01
こちらの右側二つはBFRC liteです。

今回の特許の図、モロにBFRC liteをベースに書かれてますよね、形がそっくり。
BFRC liteに全長調節機能の部分足してる感じですよね。

となると、新型隼のリアサスペンションはSHOWAのBFRC liteに全長調節機能が足された新型サスペンションって感じでしょうか?

でも特許にSHOWAとかそういう記載ありませんでした。
なのでリアサスペンションの図として適当だったため、使われただけって可能性もありそうですね。

GSX-R1000RAL9_YWW_R
でもモロにそっくりですし、スズキってBFRC liteを現行GSX-R1000Rで使ってますので、流石に関係はありそうな気がしますね。

大体そんな感じです。
現行隼がシート高805mmと十分な低さですが、もっと下げたり出来るようになるんでしょうか?
この辺気になりますね…

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