MT-09 Y-AMTが正式発表されました。他のY-AMTモデルは未発表です。
→スマートキー、発売日追記
→価格追加
2025年モデルのMT-09 Y-AMTのリリース
公式ページこちら。イギリス。
日本のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、二輪車の発進・変速操作等を高度な制御で自動化する新たな機構「Y-AMT（ワイ・エーエムティ）」を開発し、年内に国内発売予定の新製品「MT-09 Y-AMT」に搭載します。
「Y-AMT」は、クラッチレバーおよびシフトペダルを廃した新開発の自動変速トランスミッションです。シフト操作を手元のレバーに集約することで、より直感的なギアチェンジを可能とするほか、ライダーをクラッチおよびシフトペダルの操作から解放し、意のままに二輪車を操る楽しさや人機一体感の向上に貢献します。
また、ハンドシフトによるMTモードに加え、変速を自動化するATモードを備え、街中、高速道路、ワインディングロードなど異なる道路環境や、ライダーのコンディション、天候の変化等によってモード選択が可能です。MTモード、ATモードともに素早いレスポンスが特長で、スポーティな機能・性能をスポイルすることなく、エキスパートレベルの変速を安定して実現します。
人機一体感を向上する自動変速機構 「Y-AMT」 を開発～クラッチ操作からの解放で、直感的かつ意のままに二輪車を操る楽しさを創出～ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
リリースこちら。
2025年モデルのMT-09 Y-AMTのカラーラインアップ
テックブラック
ミッドナイトシアン
アイコンブルー
2025年モデルのMT-09 Y-AMTのスペック
全長：2,090mm
全幅：820mm
全高：1,145mm
ホイールベース：1,430mm
シート高：825mm
重量：196kg
燃料タンク：14L
最低地上高：140mm
エンジン：DOHC水冷3気筒4バルブ
排気量：890cc
ボア×ストローク：78.0mm×62.1mm
圧縮比：11.5
ミッション：6速
馬力：87.5kW(119.0PS)/10,000rpm
トルク：93.0Nm/7,000rpm
燃費：20km/L
フロントサスペンション：倒立41mm
フロントトラベル：130mm
リアサスペンション：モノショック
リアトラベル：117mm
キャスター：24°40'
トレール：108mm
フロントブレーキ：298mm/4pot
リアブレーキ：245mm/1pot
フロントタイヤ：120/70 ZR17
リアタイヤ：180/55 ZR17
2025年モデルのMT-09 Y-AMTの装備
Y-AMTが採用されました。
MTモードでは左ハンドルスイッチボックスのシーソーレバーで変速出来ます。人差し指のみ、または人差し指と親指で操作出来るよ。
上記の通りにクラッチレバーはありません。シフトペダルもないよ。
MTモードとATモードがあります。
ATモードにはDモードとD+モードがあります。
D+モードはスポーティーなモード(結構上まで引っ張る)で、Dモードは市街地走行や長距離走行に向いてるモード。
ATモードとMTモードは右ハンドルスイッチボックスのトリガーボタンで変更出来ます。直感的でいいね。
5インチフルカラー液晶メーターです。この辺はノーマルと変更ない。
ギアポジションの右にATかMTか、右端にDかD+かが載ってますね。
Y-AMTはライディングモード連動です。
AMTとスロットルバイワイヤは相性よさそう。
追記：スマートキーも採用されてる
MT-09SPと同じくスマートキーが採用されています。無印MT-09には採用されていません。
2025年モデルのMT-09 Y-AMTの価格・発売日
2025年モデルのMT-09 Y-AMTの価格
- MT-09：1万106ポンド
- MT-09 Y-AMT：未発表
現状未発表です。他の国も確認したけど未発表。
ちなみにホンダのCBR650Rのe-clutchは税込5万5,000円増しです。
なのでY-AMTに関しても近いか、それ以下ぐらいの値上げだと思います。仕組み的に。
→スマートキーも採用されてるのでもっと上がるかも。
2024年8月20日：イギリスで価格が発表されました
イギリスで価格が発表されてました。詳しくはこちら。日本国内モデルは+5万円前後だと思います。
2025年モデルのMT-09 Y-AMTの日本国内発売日
年内に国内発売予定の新製品「MT-09 Y-AMT」
人機一体感を向上する自動変速機構 「Y-AMT」 を開発～クラッチ操作からの解放で、直感的かつ意のままに二輪車を操る楽しさを創出～ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
日本国内発売日は2024年内です。へー日本でも2024年内に売ってくれるんですね。ありがたい。
MT-09 Y-AMTとMT-09の比較・変更点まとめ
MT-09 Y-AMTとMT-09のスペックの比較
- 重量：196kg / 193kg
重量は+3kgです。ホンダのe-clutchは+2kgです。
MT-09 Y-AMTとMT-09の装備
- Y-AMT：あり / なし
- クラッチレバー：なし / あり
- シフトペダル：なし / あり
- ハンドルスイッチボックス変更
- 鍵：スマートキー / 普通のキー
MT-09 Y-AMTとMT-09のデザインの比較
ハンドルスイッチボックスが変わってたり、クラッチレバーがなくなってたり。
それとエンジン周辺に何かしらがついてますね。あんまりでっぱってないよ。
エンジン上に隙間がありますので、そこにいい感じにY-AMTの機構が収まってますね。いいね。
左側もいい感じに収まってます。すごいね。流石ヤマハって感じですね。違和感ない。
あ、フレームに小さい箱ついてますね。これは結構そのままついてる。でも場所的にあんまり目立たないね。
大体そんな感じです。
デザイン的に綺麗におさまっててすごいなーって思いました。
現状価格はわかりませんが、そこまで大きくは上がらないと思う。多分。BMWのASAとかも据置ですし。(オプションに含むからだけども)
私DCTとかAMTとかクイックシフターとかついてる車両を所有した事がないのですが、なんだか最近結構興味があります。
AMTとかってツアラー向けってイメージでしたが、ホンダもヤマハもミドルスポーツに採用してるのが結構意外です。スポーツ用途でも大丈夫な様にできてるんでしょうね。へー