新型MT-07が日本でも発表されました。ヨーロッパと比べて大体1年遅れです。
2024年モデルの新型MT-07のリリース
ヤマハ発動機販売株式会社は、ロードスポーツ「MT-07 ABS」をマイナーチェンジし、3月22日に発売します。
主な変更点は、1)着信通知や燃費管理などが可能なスマートフォン連携機能の搭載、2)表示テーマを2種類(ストリート/ツーリング)から切り替え可能な5インチTFTメーター、3)ホイールスイッチを採用したハンドルスイッチ、4)グリップ位置を変更した新ハンドルバー、5)クラッチ操作なしに滑らかなシフトアップ操作を可能にするクイックシフターのアクセサリー設定、などです。
マイナーチェンジしたロードスポーツ「MT-07 ABS」を発売~専用アプリで"つながる"機能、5インチTFTメーター、新ハンドルバー採用~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
MT-07のカラーラインアップ
2023年モデルのMT-07のカラーラインアップ
【廃盤】パステルダークグレー
【一応継続】ディープパープリッシュブルーメタリックC
【一応継続】マットダークグレーメタリック6
2024年モデルのMT-07のカラーラインアップ
【新色】ダークブルーイッシュグレーメタリック8
【一応新色】ディープパープリッシュブルーメタリックC
【一応新色】マットダークグレーメタリック6
2024年モデルの新型MT-07のスペック
全長:2,085mm
全幅:780mm
全高:1,115mm
ホイールベース:1,400mm
シート高:805mm
重量:184kg
燃料タンク:13L
最低地上高:140mm
エンジン:DOHC水冷2気筒4バルブ
排気量:688cc
ボア×ストローク:80.0mm×68.5mm
圧縮比:11.5
ミッション:6速
馬力:54kW(73.4PS)/8,750rpm
トルク:67Nm/6,500rpm
燃費:24.6km/L
フロントサスペンション:正立41mm
フロントトラベル:130mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:130mm
キャスター:24°50'
トレール:90mm
フロントブレーキ:298mm/4POT
リアブレーキ:245mm/1POT
フロントタイヤ:120/70 ZR 17M/C(58W)
リアタイヤ:180/55 ZR 17M/C(73W)
海外仕様は燃料タンク容量が14Lですので、恐らくは日本国内仕様も14Lに近い13Lなんだと思います。13L台後半なんだと思う。
2024年モデルの新型MT-07の装備
- 5インチフルカラー液晶メーター:表示切替可能
- スマートフォン連携
- ハンドルスイッチ変更
- 左右15mmずつ幅広になったハンドル:グリップ位置が10mm上がった
- クイックシフター対応
- チェーンカバー変更
フルカラー液晶メーターになりました。5インチなのでそれなりに大きいというか、スタンダードな大きさです。
クイックシフトキット MT-07
18,700円(税込)
クイックシフトキット MT-07 | ヤマハ発動機グループ ワイズギア
クイックシフターは純正アクセサリーでして、1万8,700円です。
右ハンドルスイッチボックスが新しくなりました。ホイールスイッチついてる。
2024年モデルの新型MT-07の価格
2024年モデルの新型MT-07の価格
- 2022:81万4,000円
- 2023:83万6,000円
- 2024:88万円
4万4,000円の値上げです。ここ数年で結構な値上げです。各社そんな感じですしね。そういう時代って事で。
海外発表からどれぐらい?
新型は2022年10月25日発表です。
日本での正式発表は2024年2月22日ですので、大体1年と4ヶ月ですね。
大体1年遅れって感じの認識で良いと思う。ヨーロッパでは2023年モデルの時点で新型になってましたし。
新旧MT-07の比較・変更点まとめ
新旧MT-07のスペックの比較
- 全高:1,115mm / 1,105mm
ハンドルの分で全高が10mm高くなりました。
他は変わらず。
新旧MT-07の装備の比較
- メーター:フルカラー / モノクロ
- スマートフォン連携:あり / なし
- クイックシフター:オプション / なし
- ハンドル変更
- ハンドルスイッチ変更
- チェーンカバー変更
新旧MT-07のデザインの比較(海外仕様の画像)
あ、ハンドル高くもなってるし、部分的に色も変わってる。
なんか違うと思ってたけど、ウィンカーも変わってる。
メーターの角度とか高さが変わってる。見やすくなってそう。
ハンドルスイッチボックス類も新しくなってる。機能追加されましたしね。
新旧MT-07のデザインの比較(日本国内仕様の画像)
- 左右ハンドルスイッチ
- ハンドルバー
- チェーンカバー
- ウィンカー
- メーター
ヘルメットホルダーがなくなって見えたり、シートが変更されてるように見えますが
写真はCG合成によるイメージで、国内モデルとカラーおよび仕様が一部異なる場合があります
とありますので、そういう事なんだと思います。実際はヘルメットホルダーついてると思うし、シートもそのままだと思う。
大体そんな感じです。
結構な値上げですが、装備がいい感じになりましたので納得でしょうか。今時な装備が良いね。
昔ながらで安価なミドルネイキッドが買いたいって方はスズキのSV650をどうぞ。税込80万3,000円と一昔前の価格のままだよ。