2024年モデルのGSX-S1000GXが正式発表されました。価格は200万円切ったよ。
2024年モデルのGSX-S1000GXのリリース
【製品リリース情報:GSX-S1000GX】
スポーツライディングからコンフォートな走りにも対応するグランドクロスオーバーが登場。
発売日:1月25日(木)https://t.co/JgfAfxJtYC pic.twitter.com/FvvBcNl1O5— スズキ株式会社・ 国内二輪公式アカウント (@suzukicojpmotor) January 18, 2024
公式ページこちら。
公式PV
お披露目の時の動画。
2024年モデルのGSX-S1000GXのカラーラインアップ
日本のGSX-S1000GXのカラーラインアップ
トリトンブルーメタリック
パールマットシャドーグリーン
グラススパークルブラック
ヨーロッパののGSX-S1000GXのカラーラインアップ
メタリックトリトンブルー(トリトンブルーメタリック)
パールマットシャドウグリーン
グラススパークルブラック
日本と同じだよ。
2024年モデルのGSX-S1000GXの画像
2024年モデルのGSX-S1000GXの画像
なんかかっこいいんですけど、どちらかといえばかわいいような。なんか燕に見えるんですよね。形とか色分けが。なんか鳥っぽいよね。
2024年モデルのGSX-S1000GXの人が乗ってる画像
スズキの新世代系のデザインですね。スズキ特有のなんともいえない癖っぽいのを感じません。新興メーカーっぽさもあるよね。
最初見た時は世間受けは良さそうだけど、自分の好みじゃないかなーって印象でしたが、よく見ると個人的にも結構好きな形だと思いました。
角度によって結構印象変わるタイプっぽいので、実物見て確認したほうが良さそうですね。モーターサイクルショーには来てくれるかな?
小鳥が集まっておしゃべりしてるよ。かわいいね。
でかくて鋭い目してるけど、なんか可愛げがある顔してるよね。不思議。
2024年モデルのGSX-S1000GXのスペック
日本仕様のGSX-S1000GXのスペック
全長:2,150mm
全幅:925mm
全高:1,350mm
ホイールベース:1,470mm
シート高:830mm
重量:232kg
燃料タンク:19.0L
最低地上高:155mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:998cc
ボア×ストローク:73.4mm×59.0mm
圧縮比:12.2
ミッション:6速
馬力:110kW(150PS)/11,000rpm
トルク:105Nm/9,250rpm
燃費:17.0km/L
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:150mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:150mm
キャスター:25.5°
トレール:97mm
フロントブレーキ:310mm/4POT
リアブレーキ:250mm/1POT
フロントタイヤ:120/70ZR17M/C (58W)
リアタイヤ:190/50ZR17M/C (73W)
タイヤ:ダンロップ スポーツマックス ロードスポーツ2
ヨーロッパ仕様のGSX-S1000GXのスペック
- シート高:845mm
- 排気量:999cc
- 馬力:112kW(152PS)/11,000rpm
- トルク:106Nm/9,250rpm
- 燃費:16.1km/L
馬力とかトルクとか燃費に関しては計測誤差かなーって思います。スズキは何故かヨーロッパ仕様のほうがパワーある事が多いよ。
シート高に関してはどうやら海外では純正アクセサリーで用意されているローダウンシートが日本では標準装着のようです。へー
#GSXS1000GX
グランドクロスオーバー
この手の車種は車高が高い車種が多かったですが、日本仕様はローシートで足付きも良かったですよ🙌
フルフェイスも入るサイドパニア付きの車両もありました
1/25発売 お問い合わせお待ちしております🏍️ pic.twitter.com/3iyrleP4Jp— 大谷 匡紀@馬似駆屋・バイク屋🏍️ (@mc8198) January 18, 2024
こちら群馬県前橋市の馬似駆屋さんのツイートです。日本仕様はローシートと記載があります。
確かにちょっと低くなってるね。15mmだよ。形状的にも側面の傾斜が緩くなってるように見えるので、それなりに足つき良くなってそう。これだったら私でもいけそう。
2024年モデルのGSX-S1000GXの装備
GSX-S1000GXのエンジン
- GSX-S1000系エンジン
- アシスト&スリッパークラッチ
GSX-S1000GXの電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:A/B/Cの3モード。パワー、トラコン、減衰量を統合管理
- パワーモード:3レベル
- トラクションコントロール:7レベル、オフ
- スマートTLR:トラクション、リフト、ロールトルクコントロール
- SAES:電子制御サス減衰量:4モード
- 上下クイックシフター
- スマートクルーズコントロール
- モーショントラックブレーキ:コーナリングABS
- スロープディペンデントコントロール:下りでのブレーキ時にリアリフト抑制
- スズキイージースタート
- ローRPMアシスト
スマートTLR
- スズキトラクションコントロール:7モード、オフ
- リフトリミッター:フロントリフトコントロール。トラコンのレベルに依存
- ロールトルクコントロール:カーブでのトルク制御により横滑りを防ぐ。トラコンのレベルに依存
トラコンの追加機能的な。統合されてる。
SAES
- SAES:スズキアドバンスドエレクトロニックサスペンション。電子制御サス。SHOWAのEERAがベース。
- アクティブダンピングコントロール:ハード/ミディアム/ソフト/ユーザー。減衰力の自動調整。ユーザーは各モードをベースに前後を±3段階に調整可能。
- SRAS:スズキロードアダプティブスタビライゼーション。凸凹の路面(石畳)を検出するとサスの減衰力とスロットルの制御を変更する。
- オートマチックリヤサスペンションモード:オート/シングルライダー/シングルライダー+ギア/タンデム(ギア有りまたは無し)。リアサスのプリロードのレベル。オートだと減衰力も自動調整する。
- SVDC:スズキヴェロシティディペンデントコントロール。車速を検知してサスのセッティングを最適化。
- SFRC:スズキフローティングライドコントロール。スカイフック制御。
- SDDC:スズキディセレレーションダンピングコントロール。ブレーキによる車両姿勢変化に合わせて減衰力を制御
GSX-S1000GXの車体
- アルミツインスパーフレーム
- アルミスイングアーム
- フロントサスペンション:SFF-CA
- リアサスペンション:BFRC-lite
フレームやスイングアームは変更なさげ。
前後サスペンション。SHOWAのEERAの奴ですね。
GSX-S1000GXの装備
- GTより55mmハンドルが近い
- GTより50mmハンドル長く、グリップの範囲が14mm広い
- 尻の位置からステップまでが15mm長くなった
- GSX-S1000GTより15mm厚いシート。GTより左右にフラットになってる。→日本国内仕様は15mm低いローシート
- リアシートもGTより10mm厚い。硬さが見直され、26mm広くなってる。
- ナックルガード標準装備
- 高さ調整可能なスクリーン:3段階
- フローティングハンドルバー
- フローティングミラーマウント
- アルミリアキャリア:耐荷重6kg
- サイドパニア取り付け可
ポジションが直立になって楽になったよ。
エアロダイナミクスの図。防風性高いが、各所のホールによりフロントリフトを低減してる。
厚くフラットになったシート。前の方は絞ってる。
耐荷重6kgのリアキャリア
GSX-S1000GXの電子機器
- 6.5インチフルカラー液晶メーター
- スマートフォン連携:SUZUKI mySPIN。ナビ対応
- USB電源:メーター左
- LED灯火器類
- 6軸IMU
- ETC2.0:標準装備
LED灯火器類です。ポジションランプだけ新規っぽい。
6.5インチメーター。GTと同じ。スマートフォン連携あり。
純正アクセサリーのプレミアムシート様
こちらプレミアムシート様。シート高+15mm
2層構造のクッション。太陽光の下で普通のシートより14%涼しい。昇温抑制機能ってなんなんだろう?
シートの表面温度上昇が少ない素材
だそうです。車でもこういうのあるらしい。
2024年モデルのGSX-S1000GXの価格・発売日
2024年モデルのGSX-S1000GXの価格
税込199万1,000円です。
海外価格から180万円~190万円あたりだろうと予想してましたけど、ローシートになってたり、ETC2.0が標準装備されたのでその分かな?
2024年モデルのGSX-S1000GXの発売日
2024年1月25日です。
ヨーロッパでは2023年12月でした。
GSX-S1000GXは完全にヨーロッパメインのモデルなので、やっぱりヨーロッパ優先でしたね。
GSX-S1000GXとGSX-S1000GTの比較・変更点まとめ
GX/GT
GSX-S1000GXとGSX-S1000GTのスペックの比較
- 全長:2,150mm / 2,140mm
- 全幅:925mm / 825mm
- 全高:1,350mm / 1,215mm
- ホイールベース:1,470mm / 1,460mm
- シート高:830mm / 810mm
- 重量:232kg / 226kg
- 最低地上高:155mm / 140mm
- フロントトラベル:150mm / 120mm
- リアトラベル:150mm / 130mm
- キャスター:25.5° / 25°
- トレール:97mm / 100mm
GSX-S1000GXとGSX-S1000GTの電子制御の比較
- トラクションコントロール:7レベル / 5レベル
- ロールトルクコントロール:あり / なし
- リフトリミッター:あり / なし
- 電子制御サス:あり / なし
- コーナリングABS:あり / なし
- スロープディペンデントコントロール:あり / なし
GSX-S1000GXとGSX-S1000GTの装備の比較
- フロントサスペンション:SHOWA SFF-CA / KYBフルアジャスタブル
- リアサスペンション:BFRC-lite / モノショック(プリロード/伸)
- ハンドル変更
- シート変更
- リアキャリア:標準装備 / なし
- ナックルガード:標準装備 / なし
- スクリーン:3段階 / 調整不可
- フローティングマウントミラー:されてる / たぶんされてない
- ロアブラケットカバー:たぶんない / ある
装備的には上級モデルってぐらいあるね。電子制御サスだしね。
GSX-S1000GXとGSX-S1000GTのデザインの比較
GSX-S1000GXとGSX-S1000GTのデザインの比較
- ホイール
- タイヤ
- ブレーキ類
- フレーム
- テールカウル
- テールランプ
- 前後フェンダー
- タンク
- タンク下カウル
- エンジン
- メーター
- ステップ類
この辺が同じ部分。他は別物って感じ。意外と別物です。
GSX-S1000GXとGSX-S1000GTのポジションの比較
GSX-S1000GTもツアラーなのでハンドルはそんなに低くないよ。
GSX-S1000GXはアドベンチャーツアラーなのでもっとハンドルが高い。
GSX-S1000GXの方がシートが多少厚いのでステップが遠くなってる。ステップ位置自体は変わらないと思う。
ハンドルは高く近くなってるので、たぶんGXの方が楽だと思う。この辺好みとか体格によるけど。意外とセパハンのバイクって疲れなかったりするし。よくわからんよね。
大体そんな感じです。
主戦場のヨーロッパではかなり安価な感じでしたが、日本だと多少お買い得って感じでしょうか。
ちなライバルになるであろうヴェルシス1000SEは204万6,000円、アフリカツインAS ESは194万7,000円です。ついでにトレーサー9GT+は182万6,000円。
気になる方はお近くのスズキのお店でどうぞ。