以前からインドネシアでエンジンは生産してるってお話でしたが、今回まるごと生産するようです。おめでとうございます。
インドネシアでMT-07が生産開始
- インドネシアヤマハはこれまでグローバルモデルを200万台生産している
- インドネシアヤマハでヨーロッパ市場向けのMT-07のCBUモデルが生産される
- インドネシアヤマハがMTシリーズ(MT-07/MT-09系って事)のCBUモデルを生産するのはこれが初めて
- MT-07の初輸出を記念する式典が9月18日にインドネシアヤマハ本社で開催された
全文、原文はiwanbanaran.comさんでどうぞ。
私の訳は意訳ですし、はしょっています。また、間違っている可能性がありますので、情報元で確認してください。
こちらの記事ですが、インドネシアのブロガーやメディア各社が同様の情報を報じています。インドネシアヤマハがメディア向けにリリース出してるみたい。
インドネシアヤマハ生産のグローバルモデル
CBUって何
CBUっていうのは完成車です。ノックダウン生産とかじゃなくて、完成車をそのまま輸出してるって事です。
当製品は、ヤマハ海外工場PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(ヤマハインドネシア モーター マニュファクチャリング)にて、日本向け仕様として生産されたものです。
製造国:インドネシア
価格・仕様:YZF-R3/YZF-R25 - バイク・スクーター | ヤマハ発動機
例えばYZF-R25は製造国にインドネシアと記載されています。インドネシアで作って完成したYZF-R25をそのまま日本に輸出してるって事です。
ついでにCKDって何
よく聞くCKDはコンプリートノックダウンでして、部品を輸出して輸出地で組み立てるタイプです。
CBR250RRの日本国内モデルは日本生産になっていますが、インドネシアで生産した部品を日本に輸出して、日本で組み立てているノックダウン生産モデルっぽいです。
インドのGB350や、タイのCBR650R等も日本生産になってますが、ノックダウン生産だと思います。
日本で売ってるインドネシア生産モデル
- YZF-R25/YZF-R3
- MT-25/MT-03
- NMAX/NMAX155
- XMAX
上記の通りです。
インドネシア生産モデルは日本でも馴染みがありますね。これらのモデルはヨーロッパ等にも輸出されています。
インドネシア、タイ生産モデルは日本でも馴染みがありますよね。最近はインド生産モデルも増えてきました。
今回の話は日本は関係ないよ
ヨーロッパへ輸出するよ
今回のインドネシア生産のMT-07ですが、ヨーロッパ市場向けに輸出されます。
日本には輸出されません。そういう記載はありません。
現在の日本のMT-07は日本生産です。恐らくは今後もそのままだと思います。
MT-07系のエンジンに関しては今までもインドネシアで生産してヨーロッパへ輸出されていました。今回はまるごと全部インドネシア生産になります。
今回のインドネシアのCBUに関しては、恐らくは日本からの輸出やインドネシアエンジン使ってのCKDより、CBUの方がコストダウン出来るからだと思います。
あとは日本工場の生産キャパの問題とかもあるんでは?その辺詳細載ってないのでわかんない。
ちなみに各社のミドルクラス
海外工場生産モデルって当初は小排気量ばかりでしたが、最近はミドルクラスも増えてきましたね。工場の生産品質が上がってこないと排気量上めのモデルは難しいとかでしたっけ。
ちなみにカワサキのミドルは大体タイですし、ホンダのミドルも大体タイです。
ヤマハもこれからはインドネシアでミドルやるわけですが、スズキはそういうモデルありませんね。