トレーサー9GT+が正式発表されました。ハイテクちゃんだよ。
2024年モデルのTRACER9GT+(トレーサー9GT+)のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、高いスポーツ性能と実用機能を備えたスポーツツーリングモデルの新製品「TRACER9 GT+(トレーサーナイン ジーティープラス)」を10月6日
「TRACER9 GT+」の特徴は、1)"ミリ波レーダー"を活用したアダプティブクルーズコントロール(当社モーターサイクル初*1)、2)前走車との車間に対しブレーキ入力が不足していると車両が判断した時にブレーキ力をアシストする新型ユニファイドブレーキシステム(ミリ波レーダー連携UBS)、3)加/減速時いずれもシフトアップ&ダウンに対応する新型クイックシフター(第3世代)、4)イルミネーションライト装備の新ハンドルスイッチ、5)スマートフォンとの接続でツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター(ナビ機能対応)*²などです。
スポーツツアラー「TRACER9 GT+」を新発売~アダプティブクルーズコントロール、世界初*¹のミリ波レーダー連携UBSなどを搭載~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
2024年モデルのTRACER9GT+(トレーサー9GT+)のカラーラインアップ
ブルーイッシュホワイトメタリック2
パステルグレー
ついでにサイドパニアついてるお姿
パワーグレー(パステルグレー)
アイコンパフォーマンス(ブルーイッシュホワイトメタリック2)
どちらも日本と同じカラーです。
2024年モデルのTRACER9GT+(トレーサー9GT+)のスペック
全長:2,175mm
全幅:885mm
全高:1,430mm
ホイールベース:1,500mm
シート高:820mm/835mm
重量:223kg
燃料タンク:18L
最低地上高:135mm
エンジン:DOHC水冷3気筒4バルブ
排気量:888cc
ボア×ストローク:78.0mm×62.0mm
圧縮比:11.5
ミッション:6速
馬力:88kW(120PS)/10,000rpm
トルク:93Nm/7,000rpm
燃費:20.2km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:130mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:137mm
キャスター:25°
トレール:108mm
フロントブレーキ:298mm/4POT
リアブレーキ:267mm/1POT
フロントタイヤ:120/70ZR17M/C (58W)
リアタイヤ:180/55ZR17M/C (73W)
燃料タンクですけどヨーロッパでトレーサー9GTは18.7Lでトレーサー9GT+は19Lですので、日本国内モデルの実際のタンク容量は18.7Lだと思います。日本は125cc以上は切り捨て表記だったと思うので。
2024年モデルのTRACER9GT+(トレーサー9GT+)の装備
機能解説動画。
TRACER9GT+(トレーサー9GT+)の車体
- 新型シート:形状、ウレタンの密度変更。レザー調のシート表皮、エンボス加工、ステッチにより、機能性と高級感を演出。
- KYB製セミアクティブサスペンション:前後フルアジャスタブル
- タイヤ:ブリヂストンT32
- センタースタンド
- ダンパー内蔵サイドパニアステー
- ハンドガード
- スクリーン:10段階調整
- 調整可能なシート高、フットレスト位置、ハンドルバー位置
シート以外は現行と同じかな?詳しくは下の方で比較するね。
仰る通りに高級感が凄いシート。
タイヤに関してはヨーロッパ公式ページにS22って書いてあったのですが、今はT32に修正してある(国によっては現状でもS22って書いてある)し、写真のタイヤもT32なので正しくはT32だと思います。
TRACER9GT+(トレーサー9GT+)の電子機器
- 7インチフルカラー液晶メーター:3パターンのメーター表示
- USB Type-A電源:メーター下
- スマートフォン連携:MyRide Link
- ナビ:Garmin Motorize(有料)
- コーナリングライト
- グリップヒーター
- ハンドルスイッチ:バックライトある
NIKENと同じでかいフルカラー液晶メーターになりました。
ナビ対応です。サブスクリプションサービスですが。
メーターすぐ下にUSB A電源が付いてます。Cじゃないよ。
スイッチボックス内部にライトついてるらしい。親切ねぇ。
TRACER9GT+(トレーサー9GT+)のレーダー系
- ACC(アダプティブクルーズコントロール):4モード。前方の車両に合わせて加減速する。
- レーダー連動ユニファイドブレーキシステム
アダプティブクルースコントロール採用です。しかもレーダー連動ブレーキもあります。
レーダーと連動してブレーキとかサスの制御やってる。すごいねー
TRACER9GT+(トレーサー9GT+)の電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:スポーツ/ストリート/レイン/カスタム
- コーナリングトラコン
- スライドコントロール
- リフトコントロール
- ブレーキコントロール
- コーナリングABS
- 6軸IMU
- 第3世代クイックシフター
ライディングモードも変更されています。
新しい第3世代クイックシフターって記載がありますが…
加速時のシフトアップ、および減速時のシフトダウン操作をサポートする現行クイックシフターに対し、今回の新型では加/減速時などの状況を問わず、シフトアップ/ダウンいずれの操作もサポートします。
スポーツツアラー「TRACER9 GT+」を新発売~アダプティブクルーズコントロール、世界初*¹のミリ波レーダー連携UBSなどを搭載~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
だそうです。普通の9GTは第3世代じゃなさげです。
2024年モデルのTRACER9GT+(トレーサー9GT+)の価格
- TRACER9GT:149万6,000円
- TRACER9GT+:182万6,000円
差額は33万円です。
2024年モデルのTRACER9GT+(トレーサー9GT+)の販売計画台数
- TRACER9GT:1,500台
- TRACER9GT+:1,000台
結構多めです。装備からすればお買い得感ありますし、最新ハイテク機能は気になりますよね。
2024年モデルのTRACER9GT+とTRACER9GTの比較
GT+/GT
TRACER9GT+とTRACER9GTのスペックの比較
- 重量:223kg / 220kg
- 燃費:20.2km/L / 20.4km/L
- リアブレーキ:267mm / 245mm
TRACER9GT+とTRACER9GTの車体の比較
- リアキャリパー
- 大径リアディスク
- マスターシリンダーのガワ
- 新型シート
- ステッププレート
- フレーム穴のカバー:ついてる / ついてない
TRACER9GT+とTRACER9GTの電子機器の比較
- メーター:7インチフルカラー / 3.5インチフルカラー×2
- スマートフォン連携:ナビ対応 / ナビ不可
- 電源:メーター下USB A / メーター奥12V
- ハンドルスイッチボックス
TRACER9GT+とTRACER9GTの電子制御の比較
- ミリ波レーダー:あり / 無し
- ACC:あり / 普通のクルコン
- レーダー連動ブレーキ:あり / なし
- クイックシフター:第3世代 / 第2世代
- ライディングモード:スポーツ/ストリート/レイン/カスタム / 1/2/3/4(カスタムが無い)
TRACER9GT+とTRACER9GTのデザインの比較
日本国内モデルのGT+とGTの比較
- シート
- リアブレーキ類
- マスターシリンダーのガワ
- ステッププレート
- スクリーン調整機構まわりの見た目
- ヘッドライトの間にミリ波レーダー
- 左右ハンドルスイッチ
- メーター
- フレームの穴のカバー
ついでに海外仕様のGT+とGTの比較
こちら海外仕様なので日本仕様と違いがそれなりにあるよ。サイドパニアも付いてるし。
大体そんな感じです。
電子制御モリモリで最新のレーダー装備等ついてます。スペックもいい感じです。パワーあってそれなりに軽いし。
販売計画台数は1,000台ですし、こういう時代ですので気になる方はお早めに。