YZF-R3も新型にモデルチェンジしましたので、変更点等まとめました。
2023年モデルのYZF-R3のリリース
ヤマハ発動機株式会社は、スーパースポーツ「YZF-R3 ABS」をマイナーチェンジし、5月10日に発売します。
このたびの変更では、エンジン性能を維持しながら、平成32年排出ガス規制に適合し、前後フラッシャーランプには新たにLEDを採用しました。また、別売アクセサリーとして機敏で滑らかなシフトアップ操作を可能にするクイックシフターを新たに設定しました。
スーパースポーツ「YZF-R3 ABS」2023年モデルを発売~エンジン性能を維持しながら平成32年排出ガス規制に適合~ - ニュースリリース | ヤマハ発動機株式会社
YZF-R3のカラーラインアップ
2021年モデルのYZF-R3のカラーラインアップ
【一応継続】ディープパープリッシュブルーメタリックC
【廃盤】マットダークグレーメタリック8
【廃盤】シアンメタリック6
2023年モデルのYZF-R3のカラーラインアップ
【新色】ダークブルーイッシュパープルメタリック3
【一応継続】ディープパープリッシュブルーメタリックC
【新色】ブラックメタリック12
2023年モデルのYZF-R3のスペック
全長:2,090mm
全幅:730mm
全高:1,140mm
ホイールベース:1,380mm
シート高:780mm
重量:169kg
燃料タンク:14L
最低地上高:160mm
エンジン:DOHC水冷2気筒4バルブ
排気量:320cc
ボア×ストローク:68.0mm×44.1mm
圧縮比:11.2
ミッション:6速
馬力:31kW(42PS)/10,750rpm
トルク:30Nm/9,000rpm
燃費:25.4km/L
排ガス規制:平成32年規制
フロントサスペンション:37mm倒立
リアサスペンション:モノショック
キャスター:25°
トレール:95mm
フロントブレーキ:298mm/2pot
リアブレーキ:220mm/1pot
フロントタイヤ:110/70R17M/C(54H)
リアタイヤ:140/70R17M/C(66H)
2023年モデルのYZF-R3の価格
- 2021:68万7,500円
- 2023:72万6,000円
3万8,500円の値上げです。結構な値上げです。ちなみにYZF-R25はモデルチェンジで1万4,300円の値上げでした。
とはいえ2021年モデルと現行モデルのYZF-R25の価格差は3万6,300円ですので、YZF-R25もYZF-R3も同じぐらい値上げしてます。間に2022年モデルを挟んで小刻みに値上げしてるか否かの話です。
販売計画台数
- 2021(R25/R3):3,700台
- 2023(R25):5,000台
- 2023(R3):1,200台
販売計画台数は減ったのか、増えたのかはわかりません。たぶん増えてると思うけど。
2023年モデルの新型YZF-R3と2021年モデルの旧型の比較
新型/旧型
新旧YZF-R3のスペックの比較
- 重量:169kg / 170kg
- トルク:30Nm/9,000rpm / 29Nm/9,000rpm
- 燃費:25.4km/L / 27.6km/L
- 排ガス規制:平成32年規制 / 平成28年規制
重量は1kg軽くなり、トルクは1Nm増え、燃費は2.2km/L悪くなりました。
でも軽くてトルクあった方が嬉しいので、スペック的には良い感じになりましたね。
新旧YZF-R3の装備の比較
- ウィンカー:LED / バルブ
- クイックシフター:オプション / なし
新旧YZF-R3のデザインの比較
- ウィンカー:バルブ→LED
- サイレンサーとエキパイの間のヒートカバー:でかい→ちいさい
- クラッチカバー:デザイン変更
- エキパイ:変更
軽くなったのは排気系の変更と、ヒートカバーがなくなったまたは小型になったからでしょうか?
やっぱりスポーツモデルはLEDウィンカーが似合いますね。かっこいい。
大体そんな感じです。
価格は結構上がりましたが、スペックや装備は良い感じになりました。
ちなみにYZF-R25は現在インドネシアではインドネシア国内モデルの生産が止まっていて、大きなモーターショーでも展示されなかったそうです。詳しくはこちら。
私が聞いた話ですとそろそろモデルチェンジっぽい感じでしたので、生産終了の可能性は低そう。後ほど記事にしますね。
恐らくは2024年モデルでモデルチェンジあると思いますので、購入予定の方はその辺気をつけてね。たぶんマイナーチェンジだと思うけども。