ヨーロッパホンダ初の市販モデルの電動スクーターです。中国では既に電動スクーター売ってるよ。
ホンダがEM1 e:を発表
公式PV。公式ページはまだない。
EM1 e:です。EM le:ではない
なんか見覚えある名前ですけど、ホンダが2022年6月28日にEM le:で商標出願しています。詳しくはこちら。
今回発表されたのはEM1 e:です。ホンダの以前の商標はEM le:です。同じようで違うよ。商標の方は1じゃなくてl(エル)ですし。
なんだこの違い…謎すぎる…同じものだと認識して良いのか?謎です。
2023年モデルのEM1 e:のスペック等
- 2023年夏にヨーロッパでリリース予定
- ヨーロッパ向けの初のホンダの電動バイク
- EMはエレクトリックモペッドの略
- 若者向けの都市交通(その辺の足って意味だと思う)モデル
- Honda Mobile Power Pack e:(ホンダの着脱式バッテリー)を1つ搭載
- 航続距離は40km以上(WMTCだと思う)
- 最高速度は45km/h
公式に発表されているのはこの辺です。詳細はスペック等は未発表なんですけど、大体わかってるよ。その辺は下の方に書いてる。
2023年モデルのEM1 e:の画像
カラーラインアップ
ホワイト系
マットブラック系
マットシルバー系
EM1 e:の画像
なんか見覚えあると思った人、間違ってないよ。
EM1 e:の人が乗ってる画像
Mopedは最高速は45km/hまでのモデルでして、日本だと原付一種相当です。でも二人乗りしてますね。Mopedって二人乗り可能なんですね。知らなかった。
2023年モデルのEM1 e:の装備
モバイルパワーパックが1つ入ります。
ふたつはちょっと入れない。Benly e:やPCX ELECTRIC等は2つ入るよ。
灯火器類は全てLEDですね。このウィンカーは見覚えがない。大体ホンダはウィンカーとか共通のものを使うんですけどね。
リアキャリアついてる。標準装備の様です。
見た感じインホイールモーターですね。よくあるやつ。Benly e:等はインホイールじゃない。
このバイク、なんか見覚えあるんですよね。
中国本田のU-GOとEM1 e:は大体一緒
こちらは中国の五羊本田のU-GOです。2021年7月発表のモデル。
U-GOとEM1 e:の比較画像。あ、同じモデルです。違いはリアキャリアぐらいかな?
そういう感じでして、EM1 e:は中国本田のU-GOがベースのモデルのようです。
U-GO(EM1 e:)のスペック
全長:1,790mm
全幅:680mm
全高:1,080mm
ホイールベース:1,300mm
シート高:740mm
重量:83kg
最低地上高:130mm
最高速度:43km/h
航続距離(35km定速):65km以上
定格出力:0.8kW
バッテリー容量:48V/30Ah
フロントブレーキ:ディスク
リアブレーキ:ドラム
フロントタイヤ:90/90-12
リアタイヤ:100/90-10
こちらはモペッドバージョンのスペックです。2バージョンある。
EVバージョン(中国の規格はよくわかんないのですが)だと最高速度が53km/hで、定格出力が1.2kWです。
U-GO(EM1 e:)の装備
多分EM1 e:と共通の装備
反転液晶メーター
LEDテールランプ
フロントポケット左にUSB A電源がついてる。コンビニフックもありますね。
EV版は定格出力が1.2kWで、最大出力は1.8kWだそうです。
U-GOの独自装備
車体に繋ぐタイプの充電器。
バッテリーがモバイルパワーパックではありません。どうやら足元スペースの下にはいってるみたい。
メットインは26Lもあります。Lサイズのジェットヘルメットが入る。EM1 e:はメットインにバッテリーが入ってるよ。
U-GOはメットインに追加でバッテリーを載せられるバージョンかオプションなりも開発中ですって。つまりバッテリーが2つ載せられる。
そういう感じで、U-GOとEM1 e:はバッテリーの規格とバッテリーの搭載場所が違います。その他は大体おなじに見える。
大体そんな感じです。
そういう感じで謎が多かったEM1 e:ですけど、U-GOくんのお陰である程度どういうモデルかわかりました。バッテリー関連以外はだいたい同じ物だと思います。
個人的には日本で売るとしてもヨーロッパの2023年夏より遅れると思う。日本はインフラが整っていませんし。
中国生産ですので価格はある程度期待できそう。ただまぁバッテリーが高いので、バッテリーはサブスクリプションで借りるタイプも用意されると思う。