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新型V-Strom250(Vストローム250)/GSX250R向け排気系の特許

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新型V-Strom250(Vストローム250)/GSX250R向け排気系の特許

以前に出願されていた特許と似た感じです。排ガス規制適合するんですかねぇ。

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スズキの排気系の特許

排気系の特許その1

エンジンの下方に消音室を確保して、マフラの小型化を図る。

2021年1月出願の特許です。

排気装置(50)は、エンジン(30)の前方の排気管(51L)から当該エンジンの後方のマフラに排気ガスを導いている。排気装置には、排気管を通過した排気ガスの浄化用の触媒(62)が収容された触媒ケース(61)と、触媒ケースの下流に排気音の低減用の消音室が形成されたチャンバ(71)と、が設けられている。触媒ケースがエンジンの前方空間から下方空間の前側までの範囲に配置され、チャンバが少なくともエンジンの下方空間の後側を占有可能に配置されている。

触媒ケースとサブサイレンサーとかその辺の特許です。

排気系の特許その2

飛来物からガスセンサを保護しつつ、ガスセンサの検出性能を向上させる。

2021年1月出願の特許です。

排気装置(50)の排気通路がエンジン(30)の前方から下方に回り込んで後方に延びている。排気装置には、エンジンの前方にて排気通路内の排気ガスを浄化する触媒(54)と、触媒よりも上流の排気通路の壁面に配置されたガスセンサ(83)と、が設けられている。エンジンの前方にてガスセンサがエンジン側を向くように配置されている。

ガスセンサーがエキパイに隠れるので飛び石等から保護されますし、エンジンに近いので暖められて早期に活性化する事が出来るとか。

排気系の特許その3

エンジンの下方に消音室を確保してマフラの小型化を図る。

2021年1月出願の特許です。

排気装置(50)は、エンジン(30)の前方の排気管(51L)から当該エンジンの後方のマフラに排気ガスを導いる。排気装置には、排気管の下流で排気ガスを浄化する一次触媒(54)が収容された一次触媒ケース(53)と、一次触媒の下流で排気ガスを浄化する二次触媒(62)が収容された二次触媒ケース(61)と、二次触媒の下流で排気音を低減する消音室が形成されたチャンバ(71)と、が設けられている。一次触媒ケースがエンジンの前方空間に配置され、二次触媒ケースがエンジンの下方空間の前側に配置され、チャンバが少なくともエンジンの下方空間の後側を占有可能に配置されている。

こちらもメインのサイレンサーの小型化とかその辺の特許です。

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V-Strom250/GSX250R向けの特許です

車両の図はGSR250

車両の図はGSR250です。GSR250は中国では現役だよ。

皆さんご存知の通りにV-Strom250とGSX250RはGSR250系のエンジンです。なのでそれら向けの特許です。スズキは結構車両の図はカモフラージュを使ったりするよ。

2連触媒

こちら正面の図です。あ、似た感じの特許は以前にも出願されていますね。

ちなみにこちらは2018年7月出願の特許です。似た系統ですね。

こちらは現行V-Strom250のエンジンです。

触媒は1つですね。それからエキパイは触媒ケース部分でつながってます。特許の奴はフロントパイプの時点で繋がってる。

54が最初の触媒で、62は2番目の触媒です。最近多い2連触媒タイプです。

ちなみに図が比較的丁寧なタイプです。このまま市販されても違和感ないぐらいですね。

サブサイレンサーがついてる

エンジン30の下方空間には、触媒が配置されずに消音機能のみを持ったチャンバ71(図3参照)が配置されて、チャンバ71によってマフラ82の上流に十分な容積の消音室が確保されている。

チャンバー付近を真下から見た図です。

61が触媒ケース、62が触媒です。その後方に別にチャンバーが繋がってます。こちらサブサイレンサー的な。

これによってメインのサイレンサーを小型化出来るぞー的な。

消音性とか早期活性とかありますんで、恐らくはEURO5とかその辺向けでしょうね。

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V-Strom250とGSX250RはEURO5適合していない

V-strom250とGSX250RはEURO5に適合していませんので、現在は販売していません。

日本だと平成28年規制のままで平成32年規制に適合していませんので、2022年10月までしか生産出来ません。

ちなみに2022年5月に中国でニューカラーが発表されました。

GSX250Rに関しても同時にニューカラーが発表されています。

これらは排気系のアップデート等はされていません。カラーチェンジだけですね。中国は排ガス規制はゆるいですしね。

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排ガス規制適合するの?よくわからん…

日本でも令和6年規制がある

中国の2022年モデルがそのままでしたので、恐らくはEURO5というか平成32年規制には適合しないのでは?って個人的には思います。

その次のEURO5+が2024年からですので、適合するならそっちかなーって思います。平成32年規制に適合しても、日本でも2024年から令和6年規制がありますし。

モーターサイクルショーでも微妙だった

  • V-Strom250/GSX250Rは今後も売るとは思うけど…
  • 必ず規制適合するとは聞いていない
  • 売るとしても価格やスペックが変わると思う

こちら東京モーターサイクルショー2022で聞いた話です。確定情報ではありません。非公式の不確かな情報ですので引用等は控えて頂けると助かります。
It's not confirmed information, it's an unsubstantiated rumor.
It is not official information. It's mainly my prediction.
I am not a media person. I am a consumer.
If you want to quote my blog, please contact me.

上記の通りにどっちなのかよくわからない感じのお話聞けました。

大体各社250ccグローバルエンジンは1種類

ちなみにジクサー250系のV-Strom SXは日本国内販売するとの販売店さん情報もあります。

基本的に各社250ccクラスのグローバルモデルのMTエンジンは1種類です。

  • ホンダ:CBR250R系
  • カワサキ:Ninja 250系
  • ヤマハ:MT-25系
  • スズキ:ジクサー250系

ジクサー250系は現状インドとか東南アジアとか日本で売ってまして、ヨーロッパでは売ってません。ただヨーロッパでも売ると思います。そういう話を以前に聞いたので。

GSR250系のエンジンもEURO5+適合させると2種類の250ccエンジンを同時にラインアップする事になります。ホンダがやってないことをスズキがやりますかねぇ…

まぁカワサキはZX-25R、ホンダはCBR250RRをアジアの一部の国で売ってますので、スズキもそういう一部の国でのみ売るパターンかな?それなら有り得そう。

大体そんな感じです。

2021年1月出願の特許ですので結構最近の特許です。ちなみに特許は出願から1年半後に公開されるよ。

少なくとも2021年1月の時点では排ガス規制適合させようとしてたって事ですよね?特許出願してるわけですし…

となるとEURO5またはEURO5+なりに適合する可能性はまだあると思います。

2023年3月に平成32年規制適合のモデルが発表または発売なりされるそうですので、それに期待ですね。たぶんジクサー250系だと思いますが…

GSR250系はどうなるんでしょうね。本当によくわからない。

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