日本国内モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sが正式発表されました。今日まで長かったねー
2026年モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sのリリース
【製品リリース情報:DR-Z4SM】
クイックかつスポーティなハンドリングを持つスーパーモトモデル。DR-Z4SM新登場。
発売日:10月8日(水)https://t.co/JXYh9fhUEx pic.twitter.com/AprlOXKyVj— スズキ株式会社・ 国内二輪公式アカウント (@suzukicojpmotor) October 1, 2025
公式ページこちら。
【製品リリース情報:DR-Z4S】
オフロードに限らず、オンロードも楽しめるデュアルパーパスモデル。DR-Z4S新登場。
発売日:10月8日(水)https://t.co/heL48HT9rG pic.twitter.com/Fmi9LxpOkw— スズキ株式会社・ 国内二輪公式アカウント (@suzukicojpmotor) October 1, 2025
2026年モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sのカラーラインアップ
DR-Z4SMのカラーラインアップ
スカイグレー
ソリッドスペシャルホワイトNo.2
DR-Z4Sのカラーラインアップ
チャンピオンイエローNo.2/ソリッドスペシャルホワイトNo.2
ソリッドアイアングレー
2026年モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sのスペック
DR-Z4SMのスペック
全長:2,195mm
全幅:885mm
全高:1,190mm
ホイールベース:1,465mm
シート高:890mm
重量:154kg
燃料タンク:8.7L
最低地上高:260mm
エンジン:DOHC水冷単気筒4バルブ
排気量:398cc
ボア×ストローク:90.0mm×62.6mm
圧縮比:11.1
ミッション:5速
馬力:28kW(38PS)/8,000rpm
トルク:37Nm/6,500rpm
燃費:28.8km/L
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:260mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:277mm
キャスター:26.5°
トレール:95mm
フロントブレーキ:310mm/2pot
リアブレーキ:240mm/1pot
フロントタイヤ:120/70R17
リアタイヤ:140/70R17
DR-Z4Sのスペック
全長:2,270mm
全幅:885mm
全高:1,230mm
ホイールベース:1,490mm
シート高:890mm
重量:151kg
燃料タンク:8.7L
最低地上高:300mm
エンジン:DOHC水冷単気筒4バルブ
排気量:398cc
ボア×ストローク:90.0mm×62.6mm
圧縮比:11.1
ミッション:5速
馬力:28kW(38PS)/8,000rpm
トルク:37Nm/6,500rpm
燃費:27.7km/L
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:280mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:296mm
キャスター:27.5°
トレール:109mm
フロントブレーキ:270mm/2pot
リアブレーキ:240mm/1pot
フロントタイヤ:80/100-21
リアタイヤ:120/80-18
ちなみに欧米仕様のDR-Z4Sは全高1,235mm、ホイールベース1,495mm、シート高920mmです。
シート高に関しては事前の噂通りにDR-Z4Sはローシートが標準装備になったってことですね。
ホイールベースと全高の5mmは謎です。最低地上高は300mmで変更ないし。うーん、計測誤差とかですかね?
2026年モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sの装備
DR-Z4SM/DR-Z4Sのエンジン
- DR-Z400SM/DR-Z400S系エンジン:大幅改良
- アシスト&スリッパークラッチ
エンジンは旧型ベースですが、変更点が多いです。
DR-Z4SM/DR-Z4Sの電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード:3モード
- トラクションコントロール:3モード/オフ
- ABS(SM):リアオフ可能
- ABS(S):前後オフ可能
- スズキイージースタート
トラクションコントロールのセッティングがSMとSで違います。
DR-Z4SM/DR-Z4Sの車体
- 新型フレーム:鋼管セミダブルクレードル。リアフレームはアルミ。
- 新型アルミスイングアーム
- KYB倒立フォーク:カートリッジ式。伸/圧
- KYBリアサスペンション:伸/高速圧/低速圧/プリロード
- アルミアンダーガード
- 新型シート
- ヘルメットホルダー
日本公式ページだとフレームはツインスパーではなく、セミダブルクレードルと記載されています。ツインスパーもセミダブルクレードルだからどっちでもいいのかな。
海外レビュー見た感じは新型シートもお尻に優しくないらしい。とはいえ快適性を求めるモデルじゃないですからね。
SMは標準シートですが、Sは海外の純正アクセサリーのローシートを標準装備しているようです。これ。かなり薄い。
鋼管セミダルブクレードル。リアフレームとスイングアームはアルミです。
Sの方
SM。基本的に車体は同じですね。サスとホイールは違うけど。
ヘルメットホルダー標準装備です。地味にありがたい。
DR-Z4SM/DR-Z4Sの電子機器
- 新型液晶メーター:燃料計もある
- LEDヘッドライト:プロジェクタータイプ
- LEDテールランプ
- LEDウィンカー
ポジションランプはウィンカー兼用タイプです。スズキだと珍しいような。
灯火器類は全てLEDです。
メーターはGSX-R125等と同じタイプですね。表示は違いますが。
DR-Z4SM/DR-Z4Sの装備のまとめ
共通装備
- 新型フレーム
- 新型エンジン
- アシスト&スリッパークラッチ
- インジェクション:旧型はキャブ
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード
- トラクションコントロール
- LED灯火器類
DR-Z4SMの装備
- ダンロップスポーツマックスQ5A:チューブタイヤ
- リアABSオフ可能
- フロントフローティングディスク
- 標準シート
- サストラベル:260mm/270mm
DR-Z4Sの装備
- IRC GP-410:チューブタイヤ
- 前後ABSオフ可能、リアABSオフ可能
- ローシート
- サストラベル:280mm/296mm
2025年モデルの新型DR-Z4SM/DR-Z4Sの比較
- 前後サスペンション
- フロントディスク
- 前後ホイール
- シート
- タイヤ
- ABS:リアオフ可能 / 前後オフ可能
- トラクションコントロールセッティング
2026年モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sの価格
2026年モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sの価格
- DR-Z4SM:税込119万9,000円
- DR-Z4S:税込119万9,000円
コメントで教えて頂いた通りですね。ありがとうございました。
新規フレーム、エンジン大幅改良、EURO5+適合、スロットルバイワイヤ&電子制御、良い足回り、妙に良い質感、日本生産、恐らく専用車体で専用エンジンなので、この価格も致し方ないって感じでしょうか。
2026年モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sの販売計画台数
- DR-Z4SM:800台
- DR-Z4S:400台
控えめな数字ですね。日本ではそんなに数出ないだろうってスズキも判断してるんですね。
オフモタはアメリカとかがメインの市場でして、あちら向けに作ってありますし、あちらではいい感じの価格設定になってたりします。
EURO5+適合させて、日本でも売ってくれることを感謝しなきゃですね。価格も納得できる範囲ですし。
2026年モデルのDR-Z4SM/DR-Z4Sの発売日
- 2026年モデル:2025年10月1日発表、2025年10月8日発売
以前に書いた通りにスズキは基本的に発表の1週間後が発売日です。今回もそうなりましたね。
新型DR-Z4SMと旧型DR-Z400SMの比較・変更点まとめ
DR-Z4SMとDR-Z400SMのスペックの比較
- 全長:2,195mm / 2,225mm
- 全幅:885mm / 855mm
- 全高:1,190mm / 1,200mm
- ホイールベース:1,465mm / 1,460mm
- シート高:890mm / 870mm(?)
- 重量:154kg / 146kg
- 燃料タンク:8.7L / 10.0L
- 圧縮比:11.1 / 11.3
- フロントディスク:310mm/2pot / 300mm/2pot
- 馬力:38PS / 40PS
- トルク:37Nm / 39Nm
DR-Z400SMはEURO3でしたっけ?EURO4には適合してません。そこからEURO5+適合です。それでいてパワーダウンは最小限です。すごいね。
重量増は排ガス規制とABSによるところが大きいと思います。
DR-Z4SMとDR-Z400SMのエンジンの比較
- シリンダーヘッド変更
- 吸気バルブ変更
- 排気バルブ変更
- カムプロファイル変更
- バルブスプリングレート変更
- ピストン変更
- クランクケース変更
- スロットルボディ:42Φインジェクション / 36Φキャブ
- スパークプラグ:2本 / 1本
- セル変更
- ミッション改良
- クラッチ:アシスト&スリッパー / 普通
- ラジエーターファン変更
DR-Z4SMとDR-Z400SMの吸排気系の比較
- エアクリーナーボックス変更
- インレットパイプ変更
- 排気系変更
DR-Z4SMとDR-Z400SMの電子制御の比較
- スロットル:電子制御 / 機械式
- ライディングモード:3モード / 無し
- トラクションコントロール:3モード/オフ / 無し
- ABS:リアオフ可能 / そもそもない
DR-Z4SMとDR-Z400SMの車体の比較
- フレーム変更
- リアフレーム変更
- スイングアーム変更
- タンク変更
- サスペンション:KYB / SHOWA
- リアリンク変更
- ハンドル変更
- シート変更
- ポーチ:ない / ある
- アクスルスライダー:無し / あり
- フロントディスク変更
- リアディスク変更
DR-Z4SMとDR-Z400SMの電子機器の比較
- メーター変更
- ヘッドライト:LED / ハロゲン
- テールランプ:LED / バルブ
- ウィンカー:LED / バルブ
- スズキイージースタート:あり / 無し
ヘッドライトがLEDになりました。これで車検に通ります。
DR-Z4SMとDR-Z400SMのデザインの比較
基本的に同じ部分ってないのかな?
ホイールは同じかな?あとエンジンは旧型ベースです。それ以外は別物では?すごいね。
DR-Z4SとDR-Z400Sの比較・変更点まとめ
DR-Z4SとDR-Z400Sのスペックの比較
- 全長:2,270mm / 2,310mm
- 全幅:885mm / 875mm
- 全高:1,230mm / 1,230mm
- ホイールベース:1,490mm / 1,485mm
- シート高:890mm / 895mm(?)
- 重量:151kg / 144kg
- 燃料タンク:8.7L / 10.0L
- 圧縮比:11.1 / 11.3
- フロントトラベル:280mm / 287mm
- フロントブレーキ:270mm/2pot / 250mm/2pot
- リアブレーキ:240mm/1pot / 220mm/1pot
- リアタイヤ:120/80-18 / 120/90-18
- 馬力:38PS / 40PS
- トルク:37Nm / 39Nm
リアタイヤのサイズ変わってます。
シート高に関しては旧型の海外公式ページには935mmって書いてあるんですけど、新型の海外公式ページには旧型は895mmと記載があります。多分正しいのは旧型は895mmかな。
DR-Z4SとDR-Z400Sの装備の比較
- フロントフォーク:倒立 / 正立
- ABS:前後オフ可能、リアオフ可能 / そもそもない
他の部分はDR-Z4SMとDR-Z400SMの変更点と大体同じです。
DR-Z4SとDR-Z400Sのデザインの比較
新型は真横から見ると、顔が小さいのでレーサーっぽさがありますね。シュッとしてる。
それから倒立フォークなのでスマートな感じですね。旧型は極太正立フォークでしたので。あれはあれでかっこいいけど。
大体そんな感じです。
私がブログやってる理由の一つが発表されました。今日まで長かったです。めでたい。
ちなみに予約してる方々からご報告頂いているのですが、割当台数がかなり少ないようです。詳しくはこちら。
それに販売計画台数が少ないです。なので狙ってる方は可能な限り早くに販売店さんで予約なりした方が良いと思います。