2025年モデルの新型トレーサー9シリーズが発表されました。ヘッドライトがごつくてかっこいい。
2025年モデルの新型TRACER 9(トレーサー9)のリリース
2025年モデルの新型TRACER 9(トレーサー9)のリリース
GTの公式ページこちら。イギリス。
2025年モデルの新型TRACER 9(トレーサー9)の価格
ヨーロッパでは結構な値上げです。詳しくはこちら。恐らくは15万円ぐらいの値上げでは?
2025年モデルの新型TRACER 9(トレーサー9)のカラーラインアップ
TRACER 9(トレーサー9)のカラーラインアップ
レッドライン
ミッドナイトブラック
TRACER 9 GT(トレーサー9GT)のカラーラインアップ
セラミックアイス
テックブラック
2025年モデルの新型TRACER 9 Y-AMT(トレーサー9 Y-AMT)のカラーラインアップ
TRACER 9 GT Y-AMT(トレーサー9GT Y-AMT)のカラーラインアップ
セラミックアイス
テックブラック
TRACER 9 GT+ Y-AMT(トレーサー9GT+ Y-AMT)のカラーラインアップ
コバルトブルー
アイコンパフォーマンス
どういうグレード?
- 無印:STD、Y-AMT
- GT:STD、Y-AMT
- GT+:Y-AMT
GTは両方ある。
→無印にも国によってはY-AMTモデルがあります。イギリスには存在しません。イタリアにはあります。
日本はそもそも無印売ってない。新型はどうなるかは謎。
2025年モデルの新型TRACER 9(トレーサー9)の画像
TRACER 9 GT(トレーサー9GT)の画像
ヨーロッパではGT系はサイドパニアが標準装備です。日本ではオプションです。
TRACER 9 GT+ Y-AMT(トレーサー9GT+ Y-AMT)の画像
初期のトレーサー9はシュッとしてましたけど、新型はどんどんごつくなってきてますね。強そう。
個人的にはツアラー感とハイテク感とタフ感があって好みです。レーダーとかカメラとかも違和感なく収まってて流石ヤマハって感じる。
2025年モデルの新型TRACER 9(トレーサー9)のスペック
TRACER 9(トレーサー9)のスペック
全長:2,175mm
全幅:900mm
全高:1,460mm~1,505mm
ホイールベース:1,500mm
シート高:845mm~860mm
重量:219kg
燃料タンク:19L
最低地上高:135mm
エンジン:DOHC水冷3気筒4バルブ
排気量:890cc
ボア×ストローク:78mm×62.1mm
圧縮比:11.5
ミッション:6速
馬力:87.5kW(119PS)/10,000rpm
トルク:93Nm/7,000rpm
燃費:20km/L
排ガス規制:euro5+
フロントサスペンション:倒立
フロントトラベル:130mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:131mm
キャスター:24°25'
トレール:106mm
フロントブレーキ:298mm/4pot
リアブレーキ:267mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:180/55ZR17
TRACER 9 GT(トレーサー9GT)のスペック
- 全高:1,440mm~1,530mm
- 重量:227kg
TRACER 9 GT+ Y-AMT(トレーサー9GT+ Y-AMT)のスペック
- 全高:1,440mm~1,530mm
- 重量:232kg
2025年モデルの新型TRACER 9(トレーサー9)の装備
TRACER 9GT(トレーサー9GT)の装備
アダプティブマトリックスLEDヘッドライト
カメラ連動のヘッドライト。周囲の状況に合わせて個々のLEDを最適な照射範囲に自動制御する。
上の段は普通で、下の段がアダプティブマトリックスヘッドライトなのかな?いや、なんか上も動きそうに見える。
オートハイビームやコーナリングランプの進化版って感じでしょうか?これすごい便利そう。でも壊れた時の修理費が怖い。
7インチフルカラー液晶メーター。現行GT+のメーターとは形が違う。
スマートフォン連携や、全画面ナビ対応。
スマートフォン用の収納スペース内にはUSB A電源あり
第3世代クイックシフター
KYBセミアクティブサスペンション。電子制御サスです。
スマートキー:メインキー、ハンドルロック、燃料タンクキャップ、サイドパニア、リアボックス(オプション)の開閉可能。
電動スクリーン。調整範囲は無段階で100mm
ライディングモード:スポーツ/ストリート/レイン/カスタム×2
クルーズコントロール。3速から使用可能。旧型は4速からだった。
クルーズコントロールにはスピードリミッター機能もある。
新型リアフレームとシート:旧型より50mm長いリアフレーム。よりフラットでクッションの量が増えたシート。
TRACER 9GT Y-AMT(トレーサー9GT Y-AMT)の装備
Y-AMT
前後アシストUnified Brake System
ヒルホールドコントロール
バックライト付ハンドルスイッチボックス
TRACER 9GT+ Y-AMT(トレーサー9GT+ Y-AMT)の装備
Y-AMTや電子制御サスペンション連動のアダプティブクルーズコントロール。
ブラインドスポットモニター:死角の車両を検知して教えてくれるやつ。ミラー端のインジケーターが点滅する。
レーダー連携Unified Brake System:特に記載無いけど旧型GT+にあるので。
DIDのエンデュランスチェーン。メンテナンスの手間が少なく、耐久性が高く、摩擦も小さい。
TPMS:タイヤ空気圧監視してくれるやつ。
10段階調整可能なグリップヒーター:3つのメモリー機能あり。
純正アクセサリーのシートヒーターと連動。
その他共通装備
- スピンフォージドホイール
- ハンドル変更
- ブリヂストンT32
- USB C電源
- エマージェンシーストップランプ
2025年モデルの新型トレーサー9GT+と旧型の比較・変更点まとめ
新旧トレーサー9GT+のスペックの比較
新型GT+ Y-AMT/旧型GT+
- 全幅:900mm / 885mm
- 全高:1,440mm~1,530mm / 1,430mm~1,470mm
- シート高:845mm~860mm / 820mm~835mm
- 重量:232kg / 223kg
- 排ガス規制:euro5+ / euro5
- リアトラベル:131mm / 137mm
- キャスター:24°25' / 25°00'
- トレール:106mm / 108mm
新型はY-AMTモデルなので旧型より9kg重いよ。ちなみにMT-09の場合はY-AMTは3kgです。なのでY-AMTを抜いて考えると新型は6kgの重量増って感じでしょうか。
新旧トレーサー9GT+の電子制御の比較
- ヒルホールドコントロール:あり / なし
- クルーズコントロール(GT):3速から / 4速から
新旧トレーサー9GT+の電子機器の比較
- ヘッドライト:アダプティブ / 普通
- コーナリングランプ:アダプティブヘッドライト統合 / あり
- ブラインドスポットモニター:あり / 無し
- エマージェンシーストップランプ:あり / 無し
- メーター変更
- 鍵:スマートキー / 普通
- ハンドルスイッチ変更
- TPMS:あり / 無し
- カメラ(センサー):あり / 無し
新旧トレーサー9GT+の装備の比較
- スクリーン:電動 / 手動
- リアフレーム変更
- シート変更
- ハンドル変更
- チェーン:DID耐久 / 普通
- スマートフォン収納スペース:あり / 無し
- パニア類:スマートキー対応 / 普通
その他変更点あるかもしれません。わかりましたら追記します。
新旧トレーサー9GT+のデザインの比較
新旧トレーサー9GT+のデザインの比較
- タンク
- リアフレーム
- シート
- ハンドル
- センタースタンド
- リアサスペンション
- カウル類(フロントフェンダー除く)
- ミラー
- スクリーン、スクリーン機構
- ヘッドライト
- メーター
- ハンドルスイッチボックス
- 排気系センサー追加
- 恐らくグラブバー
思った以上に変更点が多いですね。外観はほぼ全部変わってる。
やっぱ新型は顔とかその周辺がごつくてかっこいいですね。ロボット感が強い。
新旧トレーサー9のデザインの比較
日本人だとパニア無い姿の方が馴染みあるでしょうから、ヨーロッパでもついてない無印での新旧比較も追加しました。
リアフェンダーの角度がなんか微妙な感じになってますが、GT+がリアフェンダーにレーダーが付いていまして、下位グレードもリアフェンダーをGT+に合わせた弊害でしょうか。
それともリアフレームが伸びましたので、それに合わせたリアフェンダーの角度変更によるものでしょうか。どっちだろう。どちらかといえば後者かな?
大体そんな感じです。
スーパーハイテクマシンになりました。カワサキのNinja H2 SX SEとかと似た感じですね。最新のハイテク装備盛々タイプ。
トレーサー9系は他社のリッターツアラーと比べて軽量で安価ですけど、新型はどうなるんでしょうね。ある程度安価だとは思うけども。
Y-AMTも採用されましたし、ツアラーとしては完璧な装備になりましたね。新型もヨーロッパで人気でそう。