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2021年モデルの新型VERSYS1000SEはショーワスカイフックテクノロジー採用

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2021年モデルの新型VERSYS1000SEはショーワスカイフックテクノロジー採用

2021年モデルの新型VERSYS1000SEが発表されました。

現状公式ページはありませんが、後ほど海外や日本でも出来るのでは。

スカイフックテクノロジーってなんやねんって感じすけど…

  • 9月29日追記:ソフトの改良だそうで
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2021年モデルの新型VERSYS 1000 SEのリリース

川崎重工は、高いスポーツ性と快適性を兼ね備える「VERSYS 1000 SE」にショーワのスカイフックテクノロジーを二輪車に初めて採用し、2021年モデルとして2020年10月中旬より導入国で順次発売します。

発売開始予定 2020年10月中旬(欧州)

導入国 欧州、日本、米国、その他

高いスポーツ性と快適性を兼ね備える「VERSYS 1000 SE」2021年モデルを発表 | プレスリリース | 川崎重工業株式会社

リリースこちら

現状、日本、ヨーロッパ等でも公式ページはありません。あるのはリリースぐらい。

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2021年モデルの新型VERSYS 1000 SEのカラーラインアップ

エメラルドブレイズドグリーン/メタリックディアブロブラック

パールストームグレー/メタリックディアブロブラック

ついでにパニア装着してるグリーン

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2021年モデルの新型VERSYS 1000 SEの変更点

装備

  • サスペンション:SHOWA製スカイフックテクノロジーを採用

スペック

  • 変更点はない。

電子制御サスが新しくなりました。その他部分はかわりないようで。

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スカイフックテクノロジーってなんぞ

2021年モデルでは、二輪車で初めてショーワ製のスカイフックテクノロジーを組み込んだ新しい電子制御サスペンションを採用し、走行性能と快適性をさらに高い次元に進化させました。スカイフックテクノロジーは、モーターサイクルのばね上重量がフックで支えられているかのように安定した走行を実現する技術で、サスペンションの減衰力を調整、窪みや隆起からタイヤが受けるショックを吸収して最小限に抑えます。これにより優れた路面保持力、ピッチング(特にタンデム走行時)の抑制、高速走行時の安定かつ軽快なステアリング、雨天時の接地感向上などライダーにより高い安心感と楽しいライディングを提供します。

高いスポーツ性と快適性を兼ね備える「VERSYS 1000 SE」2021年モデルを発表 | プレスリリース | 川崎重工業株式会社

良いものだとはわかるのですが、詳しいことはよくわからないです。

スカイフック理論

スカイフック理論(スカイフックりろん)とは、物体を、もしも空中を走る架空の線に宙づり(スカイフック)の状態にして移動させることができれば常に安定した姿勢を保つことができるという理論であり、アクティブサスペンションの基本となる理論である。

スカイフック理論 - Wikipedia

wikipediaにスカイフック理論なるページがあります。

ショーワのスカイフックテクノロジーがどういう仕組みかは謎ですが、スカイフック理論をより高精度で再現しようって感じのサスペンションなのかな?

ちなみにKYBもスカイフック制御について解説の記事上げてくれてるので、気になる方はそちらでどうぞ。PDFです。

ちなみにDUCATIにはDSS(ドゥカティスカイフックサスペンション)なるものがある

Multistrada Sはセミアクティブタイプのサスペンションを搭載します。このサスペンションはドゥカティ・スカイフック・サスペンション(DSS)Evolution システムによって常時制御され、車両を最適なバランスに維持するとともに、ライダーとパッセンジャーの快適な乗り心地を約束します。

Ducati Multistrada 1260 | ただのバイクではない、マルチバイク!

ちなみにムルティストラーダ1260Sのセミアクティブサスの名前はドゥカティ・スカイフック・サスペンションです。こちらザックス製です。

仕組み等は違うんでしょうけど、同じく名前にスカイフックって付いてます。みんなスカイフックを目指してるんすね。

ストロークセンサーがなかったりする…?たぶん違う。

従来の電子制御式ダンパーは、ダンパー速度を検出するストロークセンサーが必要不可欠で、これがコストアップを招いていました。ショーワは独自の推定技術により既存のCAN情報からダンパー速度を高精度に演算。センサーを不要にして低コスト化を達成するとともに軽量化を実現しました。さらにショーワ独自のS-SEES®との組み合わせが可能で、この結果、操縦安定性と乗り心地の両立、およびロードノイズ低減を高いレベルで実現しました。

本方式ではダンパー速度を高精度に検出できるため、乗り心地の大幅な改善に役立つスカイフック制御が可能となります。

IECAS(Intelligent Electronic Control Adaptive Suspension) | SHOWA CORPORATION 株式会社ショーワ

こちら車向けの技術ですが、SHOWAのIECASなる電子制御ダンパーはストロークセンサーが不要だとか。

この電子制御式ダンパーは走行状況を的確に把握する為に、ストロークセンサーを内蔵し、車体の小型・軽量化に貢献するとともに、ストロークセンサーからピストンスピードを計算するため、応答性がよく、ロードモードでの切り返しや乗り心地の領域でもライダーの違和感を解消できます

SHOWA EERA SFF-CA | SHOWA CORPORATION 株式会社ショーワ

現行のEERA(KECS)はストロークセンサーをダンパーに内蔵しています。

なのでストロークセンサーを廃したタイプでは?って思ったのですが、バイクの電子制御サスではストロークセンサーが内蔵されている事はメリットというか、アピールポイントっぽいんですよね。

それにストロークセンサーがある方が走行状況の把握が高精度になりそうですし。この辺私はわからないですけど。

結局わからん

技術情報トップ | SHOWA CORPORATION 株式会社ショーワ

私が見る限りはSHOWAのページにもスカイフックテクノロジーの詳細は載っていませんでした。

すみませんが、私もこのスカイフックテクノロジーがなんなのか全然わかってないです。

とりあえずは現行のKECSより良いものって認識でいいと思います。詳細は後ほど発表されるでしょう…

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追記:ソフトの改良っぽい

  • ソフトの改良(スカイフック制御)
  • ハードは恐らくは同じ

こちら私が聞いた噂です。確定情報ではありません。非公式の不確かな情報ですので引用等は控えて頂けると助かります。
It's not confirmed information, it's an unsubstantiated rumor.
It is not official information. It's mainly my prediction.
I am not a media person. I am a consumer.
If you want to quote my blog, please contact me.

そういう感じでして、ハードは恐らくはそのままか、ほとんど同じで、ソフトの改良によるものだそうです。スカイフック制御が新たに追加されるとかなんとか。

私が調べた限りはアクティブサブはスカイフック理論に基づいて作られているって印象でしたが、SHOWAのEERA(KECS)はそうでも無かったんですかね?

現行はスカイフック理論に基づいてなかったので、次年度からスカイフック制御も追加して、より良い電子制御になったって感じですかね?

乗り心地に関してはとてもいい感じになってるそうです。うーん、気になる。

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