2026年モデルの新型Ninja ZX-10Rが発表されました。アメリカでもエンジンスペックが公開されました。
2026年モデルのNinja ZX-10Rのリリース
公式PV
【Ninja ZX-10R 国内導入予定のご案内】
2025年11月4日 午前1時(日本時間)に海外で発表された本モデルにつきましては、現在、2026年夏頃国内導入に向けて準備を進めております。
発売時期や販売価格、諸元等の詳細情報は、決まり次第お知らせいたします。#ZX10R #カワサキ pic.twitter.com/k9MHZOrh1a
— カワサキモータースジャパン (@Kawasaki_JPN) November 4, 2025
2026年モデルのNinja ZX-10Rの価格
カナダで発表されました。詳しくはこちら。
イギリスでも発表されました。詳しくはこちら。
イギリスでもカナダでも大幅な値下げです。日本では据え置きかなと思いますけど…どうなんでしょうね。
2026年モデルのNinja ZX-10Rの発売日
- アメリカ:2026年初頭
- ヨーロッパ:2026年5月
- 日本:2026年夏頃
2026年モデルのNinja ZX-10Rのカラーラインアップ
Ninja ZX-10Rのカラーラインアップ
ライムグリーン×ブルー24
メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックスパークブラック
Ninja ZX-10RRのカラーラインアップ
ライムグリーン
2026年モデルのNinja ZX-10Rの画像
最新世代のNinja顔になりました。それからでかいウイングレットはZX-◯◯R系では初でしょうか?
初代Ninja 250(Rじゃない方)の頃はNinja 250とZX-6RとZX-10Rが同系統の顔でしたっけ。その頃に戻った感じですね。
普通にかっこいいって感じのデザインですね。ウイングレットも悪目立ちしませんし。
個人的には好きな系統のデザインですね。
このヘッドライト使ったNinjaは大体好きな感じです。
2026年モデルのNinja ZX-10Rのスペック
2026年モデルのNinja ZX-10Rのスペック(アメリカ)
全長:2,085mm
全幅:750mm
全高:1,180mm
ホイールベース:1,450mm
シート高:825mm
重量:210kg
燃料タンク:17.0L
最低地上高:130mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:998cc
ボア×ストローク:76.0mm×55.0mm
圧縮比:13.0
ミッション:6速
馬力:192.6PS/11,500rpm
トルク:112Nm/11,300rpm
排ガス規制:euro5+
フロントサスペンション:43mm倒立
フロントトラベル:120mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:107mm
キャスター:25.0°
トレール:105mm
フロントブレーキ:330mm/4pot
リアブレーキ:220mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:190/55ZR17
2026年モデルのNinja ZX-10Rのスペック(カナダ)
- 馬力:135kW(184PS)/11,500rpm
- 馬力(ラムエア加圧時):142kW(193PS)/11,500rpm
北米仕様(カナダ)はモデルによって馬力が低い
馬力に関してはカナダ仕様だとカリフォルニア規制の影響で大幅に落ちるのでここまで多くは下がらないと思います。200PSの頃の10Rもカナダだと187PSだったみたいですし。なので日本仕様だと197〜200PSと予想しておきます。
2025年11月25日のコメントです。ありがとうございます。
そういうのあるんですね…全然知りませんでした。ありがとうございます。
確認しましたが、現行ZX-4RRとかもカナダだと57PSですね。日本は77PSです。高回転型のモデルの回転数が下がってて、馬力が下がってるようです。
そういう感じでして、実際は新型の馬力は現行とあんまり変わらないのかもしれませんね。この辺私の確認不足でした。すみません。
日本やヨーロッパの現行モデルは203PSです。カナダでは3PS下がってますので、新型の日本国内モデルは200PSぐらいでしょうか?→196PSになりそう。
2026年モデルのNinja ZX-10Rのスペック(ヨーロッパ)
全長:2,085mm
全幅:750mm
全高:1,180mm
ホイールベース:1,450mm
シート高:825mm
重量:209kg
燃料タンク:17.0L
最低地上高:130mm
エンジン:DOHC水冷4気筒4バルブ
排気量:998cc
ボア×ストローク:76.0mm×55.0mm
圧縮比:13.0
ミッション:6速
馬力:144.0kW(196PS)/13,000rpm
馬力(ラムエア加圧時):151.2kW(206PS)/13,000rpm
トルク:110Nm/11,400rpm
燃費:16.1km/L
排ガス規制:euro5+
フロントサスペンション:43mm倒立
フロントトラベル:【120mm】
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:【107mm】
キャスター:25.0°
トレール:105mm
フロントブレーキ:330mm/4pot
リアブレーキ:220mm/1pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:190/55ZR17
【】はアメリカ仕様の値入れてますが、基本的には同じだと思います。リアトラベルは切りの良い数字になってるかもしれませんが。
アメリカとかカナダ仕様とはスペックが違いますね。馬力は高いし、1kg軽いよ。トルクは下がってるね。日本でもほぼこのままのスペックになると思います。
2026年モデルのNinja ZX-10Rの装備
Ninja ZX-10Rのエンジン
- 現行ベースエンジン
- EURO5+適合
- ラムエアインテーク位置変更
Ninja ZX-10Rの電子制御
- スロットルバイワイヤ
- ライディングモード
- パワーモード
- コーナリングトラクションコントロール
- コーナリングABS
- ローンチコントロール
- エンジンブレーキコントロール
- クイックシフター
- クルーズコントロール
見た感じ変更なさそうです。現行と同じパッケージっぽいです。
Ninja ZX-10Rの車体
- 大型ウイングレット:ダウンフォース25%増加
- シャーシジオメトリ改良
- フロントフォーク:ダンピングセッティング変更
- フロントフォーク突き出し量変更:3mm→1mm
- リアサスペンション:スプリングレート95N/mm→92.5N/mm、ダンピングセッティング変更
- リアリンク変更
- タイヤ:RS12
- スイングアームピボット変更:高さ+2mm
- ステアリングダンパー変更
シャーシジオメトリが変更されています。
新しいシャーシとの記載はありますが、フレーム自体は変更なさそう。
大型ウイングレットが採用されました。
ダウンフォースが25%増加しています。
足回りは基本的には変更なさそうですが、サスペンションのセッティングは変更されているようです。
ステアリングダンパーは変更されていますね。
Ninja ZX-10Rの電子機器
- 新型ヘッドライト:新型Ninja系の奴
- 5インチフルカラー液晶メーター:シフトアップインジケーターあり
- 燃料計採用
- スマートフォン連携:簡易ナビ
ヘッドライトが新型Ninjaファミリーの奴になりました。
これが新型の正面のハンサム顔だ
メーターはZ900と同系ですが…
シフトアップインジケーターが追加されています。なので新型ですね。
スマートフォン連携は簡易ナビも対応してるタイプ。
Ninja ZX-10RRの装備
- Pankl社製軽量ピストン
- Pankl社製チタンコネクティングロッド
- フォークインナーにチタンコーティング
- フロントメッシュホース
- リアサスペンションセッティング変更:ZX-10RR専用セッティング
- タイヤ:ピレリディアブロスーパーコルサSP V3
- 普通のホイール:旧型はマルケジーニ鍛造ホイールだった
- 吸気ファンネルの除去(?)
赤いラインは2026年モデルからの新たな装備です。他は旧型からキャリーオーバーですね。
フロントフォークインナーが黒くなってますね。チタンコーティングだそうで。
2026年モデルの新型Ninja ZX-10Rと旧型の比較・変更点まとめ
新旧Ninja ZX-10Rのエンジンスペックの比較
- 馬力:144.0kW(196PS)/13,000rpm / 149.3kW(203PS)/13,200rpm
- 馬力(ラムエア加圧時):151.2kW(206PS)/13,000rpm / 156.8kW(213PS)/13,200rpm
- トルク:110Nm/11,400rpm / 114.9Nm/11,400rpm
- 燃費:16.1km/L / 16.7km/L
- 排ガス規制:euro5+ / euro5
馬力は-7PS、トルクは-4.9Nm、燃費は-0.6km/Lですね。排ガス規制によるものだと思われます。
インド仕様が参考になりそうって書いてましたけど、実際馬力は同じですね。その他ちょいちょい違いますが。
新旧Ninja ZX-10Rのスペックの比較
- 全高:1,180mm / 1,185mm
- シート高:825mm / 835mm
- 重量:209kg / 207kg
- 最低地上高:130mm / 135mm
- リアトラベル:107mm / 115mm
重量は2kg重くなってます。シート高とか最低地上高とかはサスペンション周りによるものでしょうね。
新旧Ninja ZX-10Rの車体の比較
- ウイングレット:でかい / 控えめ
- フロントフォーク:ダンピングセッティング変更
- フロントフォーク高さ(突き出し量?):1mm / 3mm
- リアサスペンション:スプリングレート95N/mm→92.5N/mm、ダンピングセッティング変更
- リアリンク変更
- スイングアームピボット高さ変更:+2mm
- ステアリングダンパー:機械式 / 電子制御
- タイヤ:RS12 / RS11
新旧Ninja ZX-10Rの電子機器の比較
- メーター:5インチ / 4.3インチ
- 燃料計:あり / 無し
- ナビ:簡易ナビ / 無し
- ヘッドライト:汎用 / ほぼ専用
新旧Ninja ZX-10RRの装備の比較
- フォークインナーにチタンコーティング
- タイヤ:ピレリディアブロスーパーコルサSP V3
- ホイール:ZX-10Rと同じ / マルケジーニ鍛造
- 吸気ファンネルの除去(?)
新旧Ninja ZX-10Rのデザインの比較
- ヘッドライト変更
- アッパーカウル変更
- サイドカウル変更
- エキゾーストパイプ変更
- ステアリングダンパー変更
- リムストライプ無し
主な見た目の違いはこの辺ですね。
大体そんな感じです。
ヨーロッパでスペックが発表されましたので、あとは気になるのは価格ぐらいでしょうか。
欧米では値下げされてますけど流石に日本では値下げする可能性はあまり高くなさそう。
ホンダ、スズキに続いて、カワサキもリッターSSをEURO5+適合してくれました。ありがたいね。これでしばらくは安泰ですね。





































