特許で新型アドレス125のお姿が結構ちゃんと明らかになっています。あらー
スズキのアドレス125向けっぽい特許
給油口関連の特許その1
簡易な構成でユーザの給油作業の作業性を向上させる。
2023年6月出願の特許です。
鞍乗型車両(1)の後部構造には、燃料タンクが収容されている。鞍乗型車両の後部構造には、燃料タンクの給油口の周囲を覆うトレイ(36)と、給油口を露出させるトレイの開口を覆うリッド(41)と、が設けられている。トレイが車両後部に位置付けられ、リッドが車両後部に横開き可能に連結されている。
あ、リアの給油口のスクーターですね。アドレス125系だね。
給油口関連の特許その2
簡易な構成でロック解除時に大きな開度でリッドを半開きする。
2023年6月出願の特許です。
鞍乗型車両(1)には燃料タンク(31)が収容されている。この鞍乗型車両のリッド構造には、燃料タンクの給油口(33)の周囲を覆うトレイ(36)と、給油口を露出したトレイの開口を開閉するリッド(41)と、リッドを開方向に2段階で押し上げる第1の操作(68)部及び第2の操作部(72)と、が設けられている。リッドがロック状態から解除されると、第1の操作部によってリッドが第1の開度まで押し上げられた後、第2の操作部によってリッドが第1の開度から第2の開度まで押し上げられる。
あ、そういえばこれ関連の特許が以前に出願されてましたね。へー
給油口関連の特許その3
キャップ置き場に溜まった燃料の周辺部品への付着を抑える。
2023年6月出願の特許です。
リッド構造には、燃料タンクの給油口の周囲で燃料を受け止めるフューエルトレイ(36)と、フューエルトレイの内側で給油口に装着されたタンクキャップ(34)と、フューエルトレイの内側を露出させる開口を覆うフューエルリッド(41)と、が設けられている。フューエルリッドの内面には、タンクキャップが置かれる凹状のキャップ置き場(45)と、当該キャップ置き場からフューエルトレイに延びるガイド面(49)と、が形成されている。フューエルリッドが開状態から閉方向に傾けられると、ガイド面はキャップ置き場の下方に位置し、ガイド面によってキャップ置き場からフューエルトレイに燃料の通り路が形成される。
あ、燃料タンクキャップ置き場が用意されてる。いいですね。
どういう特許?
1つ目の特許
本発明の一態様の鞍乗型車両の後部構造によれば、車両後部に給油口又は充電口が位置しているため、ライダーが鞍乗型車両から降りることなく第三者が給油作業又は充電作業を実施することができる。リッドが横開きであるため、リッドの開き角度が広く取り易くなり、キャップ、給油口、充電口が視認し易くなって、キャップの着脱性、給油作業、充電作業の作業性が向上する。また、下開きのリッドとは異なり、給油ノズルや充電コネクタが開状態のリッドに乗せられることがなくリッドの強度を高める必要がない。
あーなるほど。今までリアの給油口って結構謎だったんですけど、乗ったままで給油出来るってわけですね。インドとかだとそういうのが求められるのかな?速攻入れてもらって速攻出る的な。
そういえばインドだと3人以上で乗ったりすることもあるだろうし、過積載の事もあるだろうから、その辺考えると確かに乗ったまま給油できるメリットって大きいですね。はえー賢くなった。
ちなみに電動バイクにも応用できるような特許になってますね。
2つ目の特許
本発明の一態様のリッド構造によれば、リッドのロックが解除されると、第1の操作部によってリッドが第1の開度に押し上げられ、第2の操作部によってリッドが第1の開度から第2の開度まで押し上げられて、リッドが半開き状態で第2の操作部に支持される。リッドの開き方向に関わらず、リッドの開度が十分に確保されて指が掛けやすくなる。リッドに指を掛けるための窪み等が不要になってデザインの自由度が向上される。また、リッドが自重等によって再びロックされることがない。
ロック解除したら蓋が開いてくれるので便利って感じ。あとは横開きによるメリットって感じすかね。
3つ目の特許
本発明の一態様のリッド構造によれば、フューエルリッドが閉じられることでキャップ置き場から燃料がガイド面を伝ってフューエルトレイに導かれる。フューエルリッドの周辺部品への燃料の付着が抑えられ、周辺部品の耐油性を高める必要がない。外装部品に燃料が付着し難くなるので、外装部品から燃料を拭き取る手間が省かれて利便性が向上されている。
燃料タンクキャップ置き場が良い感じの形してるので、ガソリンが本体に付着しづらいようになってるんですね。
それから今のアドレス125は給油口が外部に露出してるので、給油ミスるとテールカウルにモロにかかるよ。この特許の構造だとそれになりにくいね。
どういう車両向け?新型アドレス125
アドレス125系
こちら特許の車両の図
こちらアドレス125です。インド仕様なのでアクセス125ですが。
カウル類が変更されていますが、アドレス125系なのは間違いなさそう。基本的に似た形してますし。
テールとか変更されてる
こちら特許の図。おー詳細な図のパターンです。
恐らくは市販モデルそのままのパターンだと思います。これがそのまま新型アドレス125として市販されるだろうって事です。
リッド周辺の図。あーこれ見たことあるやつじゃん。スパイショットのモデルがこんな感じのテールでしたね。
EXCLUSIVE: Upcoming Suzuki Access 125 Scooter Spied Testing || Price, Design, Features - YouTube
こちら結構前のインドのスパイショット。カモフラージュされてますけど、テール同じですね。
フロント周りに関してもスパイショットと似てると思う。特許の図の奴とスパイショットの奴は同じ形だと思う。
ちなみに蓋
ちなみに45がタンクキャップ置き場です。
44がリッドアームでして、タンクキャップ置き場に付着したガソリンがこのリッドアームを伝って、36のフューエルトレイに流れ着くよ。
給油口33の周りのフューエルトレイ36、タンクキャップ34から燃料が垂れるリッド本体42やリッドアーム44等は比較的耐油性が高いPP樹脂で形成されている。
だそうです。PPはポリプロピレンです。あのちょっと透明感がある白っぽい樹脂。
大体そんな感じです。
新型アドレス125は日本でも販売するであろう車種ですが、お姿が大体明らかになりました。
基本的にキープコンセプトですが、なんか高級感あるというか、今っぽい感じになりそうかな?