新型パニガーレV4ベースの新型ストリートファイターV4が発表されました。
2025年モデルのストリートファイターV4のリリース
公式ページこちら。日本。
2025年モデルのストリートファイターV4のカラーラインアップ
ストリートファイターV4
DUCATI RED
ストリートファイターV4S
DUCATI RED
2025年モデルのストリートファイターV4の画像
あ、でかい羽が付いている。旧型より目立ちますね。上の方に付いたからかな?
2025年モデルのストリートファイターV4のスペック
ストリートファイターV4のスペック
ホイールベース:1,496mm
シート高:845mm
重量(燃料除く):192kg
燃料タンク:16L
エンジン:DOHC水冷V型4気筒4バルブ
排気量:1,103cc
ボア×ストローク:81mm×53.5mm
圧縮比:14.0
ミッション:6速
馬力:157.4kW(214PS)/13,500rpm
トルク:120.0Nm/11,250rpm
燃費:14.1km/L
排ガス規制:euro5+
フロントサスペンション:43mm倒立
フロントトラベル:125mm
リアサスペンション:モノショック
リアトラベル:130mm
キャスター:24.5°
トレール:99mm
フロントブレーキ:330mm/4pot
リアブレーキ:245mm/2pot
フロントタイヤ:120/70ZR17
リアタイヤ:200/60ZR17
ストリートファイターV4Sのスペック
- 重量(燃料除く):190kg
ガソリンを1Lが0.75kgとしますと、無印は約204kg、V4Sは約202kgですかね。
2025年モデルのストリートファイターV4の装備
公式機能解説動画
2025年モデルの新型ストリートファイターV4のエンジン
- 排ガス規制:EURO5+適合
- エンジン重量:1kg軽量化
- 新型カムシャフト:リフト量増加。インテークカム+0.75mm、エクゾーストカム+0.45mm。軽量化。
- 新型可変高インテークファンネル:長い方は+5mm、短い方は-10mm。ストリートファイターV4は初採用
- 新型排気系:マニホールド、サイレンサー変更
- 新型ラジエーター:冷却面積17%増加
- 新型オイルクーラー
- 新型スロットルコントロール(スロットルコーンの事だと思う):パニガーレV4Rと同じ。遊びが最小限。
- 二次減速比変更:15/42(パニガーレは16/41)
2025年モデルの新型ストリートファイターV4の電子制御
- ライディングモード:レース/スポーツ/ロード/ウェット
- パワーモード:フル/ハイ/ミディアム/ロー
- ドゥカティ・ビークル・オブザーバー(DVO):70個のセンサーによりトラコン、ウィリーコントロール、ローンチコントロールの介入レベルを推定。
- DTC:トラコン
- DWC:ウィリーコントロール
- DSC:スライドコントロール
- DPL:ローンチコントロール
- EBC:エンジンブレーキコントロール。
- レースeCBS:コーナリングコンバインドブレーキ
- DQS2.0:上下クイックシフター。マイクロスイッチ付きロッドから機械式ロッドに変更。
- ピットリミッター
- クルーズコントロール:オプション
DQS 2.0では、クラッチを使用せずにシフトアップとシフトダウンが可能で、従来のマイクロスイッチ付きロッドを廃止し、ダイレクトな機械式ロッドを採用することで、以前のシステムよりも進化しています。 このシステムは、ギアが噛み合っているかどうかを識別するギアドラム上のポジショニング・センサーからの情報に基づいて作動します。
最先端のエレクトロニクス、- Ducati Streetfighter V4
クイックシフターのモデルってシャフトにそれなりの大きさの筒(スイッチ)がついてますけどそれが無くなって、他の部分のセンサーで判断してるようです。そういえば最近他社でもそういうの見るね。
2025年モデルの新型ストリートファイターV4の車体
- 新型フロントフレーム:横方向の剛性40%低下。17%軽量化
- 新型タンク:形状変更
- 新型ウイングレット:270km/hでのダウンフォースが17kg増加
- 新型シート:長く、分厚くなった
- 熱的快適性改善:リアフレーム下にエアダクトあり、ラジエーター周辺カウル、サイドカウルにダクト
- ハンドル:10mm後方(ライダー側)
パニガーレV4はウイングレットが目立ちにくくなりましたが、ストリートファイターV4は目立つタイプになりました。
フロントフレームも新型になりました。横方向剛性が低下し、より優れたハンドリングになったそうです。
リアフレームも新型ですね。
2025年モデルの新型ストリートファイターV4の足回り
- 中空スイングアーム:両持ち。横方向の剛性43%低下
- ドゥカティ・エレクトロニック・サスペンション(DES)3.0:オーリンズスマートEC3.0。4モード。
- 新型リアサスペンション:リアショック短縮化により600g軽量化。スライドブッシュからベアリングに変更。
- ブレンボHypureキャリパー:Stylemaより30g軽量化。
- ブレーキマスター変更
- 鍛造ホイール(S):鋳造ホイールに比べて2.17kgの軽量化
- ステップ位置変更:10mm内側
両持ちスイングアーム
ブレンボの新型キャリパーのHypureです。
V4Sの鍛造ホイール。
2025年モデルの新型ストリートファイターV4の電子機器
- 6.9インチフルカラー液晶メーター:1,280×480。アスペクト比8:3。オプティカルボンディング(視認性向上)
- スマートフォン連携(オプション):簡易ナビ対応
- 新型ドゥカティ・データロガー(DDL):オプション。
- オートキャンセルウィンカー
- 新型ヘッドライト:DRL
オプティカルボンディングって液晶モニターとかペンタブとかで聞く単語ですよね。
表面のガラスと液晶の間を接着剤で埋めて反射を軽減するとかそんな感じだと思う。
ストリートファイターV4SとV4の装備の比較
ストリートファイターV4SとV4の装備の比較
- ホイール:鋳造 / 鍛造
- フロントサスペンション:SHOWA BPF / オーリンズ NPX25/30
- リアサスペンション:ザックス / オーリンズ TTX36
- サスペンション:普通 / オーリンズスマートec3.0
- ステアリングダンパー:恐らくザックス / オーリンズ電子制御
- バッテリー:鉛 / リチウムイオン
2025年モデルのストリートファイターV4の日本国内価格
- ストリートファイターV4:税込293万円
- ストリートファイターV4S:税込326万9,000円
あら、なんかパニガーレV4と比べると割安ですかね。
- パニガーレV4:税込323万9,000円
- パニガーレV4S:税込414万1,000円
どっちかの価格が間違ってるんじゃないかってぐらい価格差があるよ。
新型ストリートファイターV4Sと旧型の比較・変更点まとめ
新旧ストリートファイターV4Sのスペックの比較
- ホイールベース:1,496mm / 1,488mm
- 重量:約202kg / 199kg
- 馬力:157.4kW(214PS)/13,500rpm / 153kW(208PS)/13,000rpm
- トルク:120.0Nm/11,250rpm / 123Nm/9,500rpm
- 燃費:14.1km/L / 13.2km/L
- 排ガス規制:euro5+ / euro5
- フロントトラベル:125mm / 120mm
- トレール:99mm / 100mm
新旧ストリートファイターV4Sのエンジンの比較
- カムシャフト変更
- インテークファンネル変更
- 排気系変更
- ラジエーター変更
- スロットルコーン変更
新旧ストリートファイターV4Sの電子制御の比較
- ライディングモード:レース/スポーツ/ロード/ウェット / レース/スポーツ/ストリート
- ドゥカティ・ビークル・オブザーバー(DVO):あり / なし
- トラコン改良
- ウィリーコントロール改良
- ローンチコントロール改良
- クイックシフター改良
- レースeCBS:あり / なし
- ピットリミッター:あり / なし?
- クルーズコントロール:OP / なし
新旧ストリートファイターV4Sの車体の比較
- フレーム変更
- リアフレーム変更
- カウル類変更
- シート変更
- 熱的快適性改善
- ハンドル変更
- ステップ変更
新旧ストリートファイターV4Sの足回りの比較
- スイングアーム:両持 / 片持
- 電子制御サス:スマートEC3.0 / スマートEC2.0
- リアサス改良
- フロントキャリパー:Hypure / Stylema
- マスター変更
- ステップ位置変更
新旧ストリートファイターV4Sの電子機器の比較
- メーター:6.9インチ / 5インチ
- オプティカルボンディング:あり / なし
- ナビ:OP / なし
- ヘッドライト変更
- テールランプ変更
新旧ストリートファイターV4Sのデザインの比較
キープコンセプトではありますが、結構デザイン変更されていますね。というか全部違うかな?フロントフェンダーは同じかな?
大体そんな感じです。
日本語公式ページができてますので、詳細は公式ページで確認してください。