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新型V-Strom250(Vストローム250)とGSX250R向けの排気系の特許

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新型V-Strom250(Vストローム250)とGSX250R向けの排気系の特許

これっぽい特許は複数出願されていますが、今回はレゾネーターが付いてます。ほぇー

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スズキの排気系の特許

排気レゾネータによって触媒の暖機性能向上に伴うエンジン出力の低下を抑える。

2021年5月21日出願の特許です。

排気装置(40)は、エンジン(20)の排気ポート(31L、31R)から排出された排気ガスを浄化している。排気装置には、前記エンジンの排気ポートから排気ガスが流れ込む排気管(41L、41R)と、前記排気管の下流にて前記エンジンの前方に配置された触媒(45)と、前記触媒の上流にて前記排気管に接続された排気レゾネータ(42)と、が設けられている。

大体は以前の特許に似ていますが、レゾネーターがついてます。バイクだと見ないような?車では見ますよね。

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2023年モデルの新型V-Strom250やGSX250R向けっぽい

V-strom250系のエンジンだよ

製品概要 | Vストローム250 ABS | 二輪車 | スズキ

こちらは現行V-Strom250のエンジンです。GSX250Rも同じだよ。

現行V-strom250

今回の特許のエンジンです。

そういう感じでV-Strom250系向けの特許ですね。

レゾネーターがついてる

こちらは2021年1月出願の特許です。

こちらは今回の2021年5月出願の特許です。

かなり似てますけど、エキパイが地味に違いますね。

こちら今回の特許のエキパイです。42はレゾネーターです。

本発明の一態様の排気装置は、エンジンの排気ポートから排出された排気ガスを浄化する。排気装置は、エンジンの排気ポートから排気管に排気ガスが流れ込んでおり、排気管の下流にてエンジンの前方に触媒が配置され、触媒の上流にて排気管に排気レゾネータが接続されている。触媒の暖機性能向上のために排気ポートに触媒を近づけて排気管が短くなっても、排気管に接続された排気レゾネータによって排気脈動を調整することができる。よって、排気管長を変更することなく、触媒の暖機性能向上に伴うエンジン出力の低下を抑えることができる。

排ガス規制対策(始動直後の排ガスの値)のために2つある触媒のうちの1つを上の方(排気ポート側)に持ってくると、排気の流れが悪くなって出力が低下しちゃう可能性があるので、その辺をレゾネーターで対策するぞって感じすね。

市販モデル関係ある?たぶん

V-Strom250やGSX250Rは平成32年規制に適合します。詳しくはこちら。つまりは継続販売するってことです。

なので今回の特許が新型のV-Strom250やGSX250Rに実際に採用されるエキパイの可能性もあります。

図的にも比較的詳細タイプです。ちゃんと実物がありそうと思える。

ただスズキは新型V-Strom250/GSX250R系向けの排気系の特許は以前からいろんなパターンを出願しています。なので今回のも案の中の一つってだけの可能性がある。

2018年7月出願の特許です。詳しくはこちら

2021年1月出願の特許です。詳しくはこちら

上記の通りに。どれも上の方に1つと下の方に1つに触媒があるタイプって事は変わらないので、そういう形になるのはほぼ確定かなと思います。

とはいえV-Strom250/GSX250R系の最新の特許ですので、一番可能性は高いとは思う。でもレゾネーター追加するとコスト上がりますしねぇ。どうなるんだろうね。

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