台数限定モデルです。日本に入ってくるかは現状不明。
V100 Mandello Aviazione Navale
公式ページこちら。イタリア
- 台数限定モデル(1,913台)
- イタリア海軍のF-35Bインスパイアのグラフィック
- ハンドルバークランプにシリアルナンバーがレーザーで刻印されている
- 記念プレートと専用のバイクカバーもついてる
- カヴール航空母艦でお披露目&撮影してる
お姿こちら。グレー系。マットっぽい。
MARINAとありますが、海軍って意味ですね。
こちらのホワイトな部分がジェットインテークをイメージしたストライプだそうです。
テールの狼っぽいのはAerei Imbarcati Group(イタリアの航空母艦のグループ)のロゴです。
タンクの丸はイタリアの三色花飾りだとか。
Coccarda italiana tricolore - Wikipedia
コレ。イタリアの国章ですって。イタリア空軍のシンボルの1つでもあるんだとか。
1913台限定モデル。1913って何?って感じですが、イタリア海軍航空隊が1913年に発足されたからそうで。
なんで軍とのコラボレーション
現存するイタリア最古参のモーターサイクルブランド、MOTO GUZZI。その始まりは無類のモーターサイクル好きであったカルロ・グッツィが、第1次世界大戦の勃発によりイタリア陸軍に召集された事であった。
まもなく、創設されたばかりのイタリア空軍に配属となり、2人の青年と運命的な出会いを果たす。オートバイレーサーとして名の知れていたジョバンニ・ラベッリと、ジェノバの資産家の御曹司であったジョルジオ・パローディ。
戦前からオートバイの製造修理工場であった鍛冶屋に出入りしていたカルロ・グッツィは、革新的なモーターサイクル作りについてアイデアを練っており、3人は戦火の合間にバイク作りについて語り合い、戦争が終わったらモーターサイクルメーカーを興そうと誓いあったのだ。
しかし、3人の夢であったモーターサイクル作りだが、この時にはカルロとジョルジオの2人だけになっていた。ジョバンニは、大戦終結の数日後、戦闘機のテストフライト中の事故で亡くなっていたのだ。
プロトタイプのモーターサイクルの開発は成功し、「MOTO GUZZI」が誕生した。そのエンブレムには、イタリア空軍の紋章でもある、翼を広げた鷲が描かれた。これは、夢半ばにして世を去ったラベッリとの友情に捧げられたものである。
そういう感じでモトグッツィのロゴの鷲のマークですけど、そもそもがイタリア空軍由来だそうな。へー知らなかった。
そんでモトグッツィはイタリア海軍との結びつきが以前からあったので、そのモトグッツィの起源を祝うためのモデルだとか。モトグッツィ100周年ぐらいですしね。
V100マンデッロのPV自体がそもそも飛行機とか出てくるよ。
ちなみにモデル名のAviazioneは航空で、Navaleは海軍を意味するよ。
日本で売る?現状アナウンスはない
現状日本ではアナウンスされていません。
そもそも通常のV100マンデッロも日本ではアナウンスされていません。
ちなみにヨーロッパでは通常のV100マンデッロは2022年11月発売みたい。なので発売日直前に今回の特別仕様車を発表したってことになります。困ってる人もいそう。
通常のV100マンデッロに関しては後ほど日本国内導入されると思いますが、今回のAviazione Navaleに関しては謎です。
1913台ありますのである程度は余裕があるとは思いますが、そもそもイタリア軍インスパイアモデルですので、他の地域で売らなさそうな気もする。現状はイタリア以外ではアナウンスされていませんし。
個人的には日本で売らないと思うよ。気になる方はこれからの日本のモトグッツィのアナウンスを確認してね。