エンジンがVersys 650と同じになりますので、トラコンが採用されそうです。Z650RSは…
2023年モデルのNinja 650に関して
Motocycle.comさんが2023年モデルのNinja 650やZ650の排ガスの値に関して記事書いてましたんで、私も調べてみました。
2022年モデルのNinja 650系の排ガスの値
2022年モデルのNinja 650系の排ガスの値とか
こちらは2022年モデルのNinja 650系の排ガスの値。ER650MNはZ650RSです。
Z650とNinja 650とZ650RSは皆さん同系エンジンです。
2022年モデルのVersys 650の排ガスの値とか
こちらは2022年モデルのVersys 650の排ガスの値です。
上記の通りにNinja 650系とVersys 650は排ガスの値とか違います。
2023年モデルのNinja 650系とVersys 650の排ガスの値とか
EPAの表
こちらはCARBじゃなくてEPAのやつです。CARBもEPAも気になる部分だけ切り貼りしてます。
Versys 650とNinja 650、Z650が同系統のエンジンになってる
- ER650NP/ER650PP:Z650のABS/ABS無
- EX650PP/EX650RP:Ninja 650のABS/ABS無
- VERSYS 650 ABS
これらのモデルが同じエンジンコード(LE650HE)になっています。同じエンジン積んでるってこと。
2022年モデルと2023年モデルのエンジンスペック
- Ninja 650/Z650(2022):50kW/8,000rpm
- Versys 650(2022):49kW/8,500rpm
- Ninja 650/Z650/Versys 650(2023):49kW/8,500rpm
上記の通りに2023年モデルのNinja 650/Z650は2022年モデルのVersys 650とエンジンスペックが同じになりました。
2023年モデルの新型Ninja 650とZ650はトラクションコントロールが採用されそう
こちらは新型のVersys 650ですが…
トラコンが採用されています。
EPAの文書を見る限りは2023年モデルのVersys 650とNinja 650、Z650は同じエンジンになるってことです。
となると2023年モデルのNinja 650とZ650にはVersys 650と同じくトラクションコントロールが採用される可能性が高いです。
2020年モデルでビッグマイナーチェンジしたばかりですので、恐らくはその他の部分の変更はまだないと思う。現行で既にEURO5適合してますし。
でもトラコンついた事をアピールするなら見た目変えたほうが良いですよね。見た目そのままだとインパクト薄いし。カウル類の変更はありえそう。3年なので微妙なラインですが。
Z650RSやバルカンSは別
EPAの表の通りにZ650RSやバルカンS系と、Ninja 650/Z650/Versys 650のエンジンコードは別です。
こちらは2022年モデルのZ650RSの表です。
モデル名、エンジンコード、馬力や発生回転数等が2022年モデルと2023年モデルで同じです。
つまりは2023年モデルのZ650RSにはトラクションコントロールは採用されないと思われます。現行と全く同じエンジンがそのまま継続っぽいので。
ついでにヨーロッパのNinja 650系とVersys 650のエンジンスペックの比較
現行Ninja 650系/現行Versys 650
- 馬力:50.2kW(68PS)/8,000rpm / 49kW(67PS)/8,500rpm
- トルク:64Nm/6,700rpm / 61Nm/7,000rpm
- トラコン:無し / あり
2023年モデルのNinja 650とZ650に関しては上記の現行(2022年モデル)Versys 650と同じエンジンスペックになると思うよ。
同じEURO5モデルですけど、結構馬力とトルク下がってます。もしかしたらEURO6見越してるのかな?その辺は謎です。
大体そんな感じです。
そういう感じでして、2023年モデルのNinja 650とZ650に関してはトラクションコントロールが採用されそうです。その他の変更に関しては恐らくはあまりないと個人的には思います。あっても小規模でしょうね。
2023年モデルのZ650RSに関してはトラクションコントロールが採用されないと思われます。なので現行買えるなら買っておいていいと思うよ。トラコンつくなら2024年のEURO6のタイミングだと思います。